★151 報告
よろしくお願いします。
5月26日
ようやくプレドナに帰って来た。
フォーバルにカレンとデイジーを紹介するとその境遇に同情し、歓迎してくれた。
愛海が鑑定するとカレンは家事のスキルがそろっていたので、
フォーバルのお手伝いをしてもらうことになった。
「皆さん、助けていただき、本当にありがとうございます。
全く関係のない私たちにこんなにしていただいて・・・」
「カレン、しばらくはこの家で働いてこの街に慣れてくれ。
もし他にやりたいことがあったら、いつでも、誰にでも言ってくれ。
なるべく協力するからね。」
トレニアとメリッサがスプートに残り、
マーガレットがフリッツと結婚して一緒に暮らしている。
だから、俺たち6人の面倒をフォーバルが1人で見てくれていて、
俺たちの遠征前は大変そうだった。
フォーバルが、アルエと一杯遊べるようになるといいな。
半日もしたらアルエがもうデイジーに、「お姉ちゃん!」といって懐いていたよ。
次の日の夕方、クラン全体で、結菜の誕生日祝いとセットの宴会だ。
王都へはポラリスの6人で行ったので、みんなとは40日ぶりに会う。
まずはクロエたちの店の報告だ。
「えへへー、牛丼は絶好調だよ。
お持ち帰りが予想よりかなり多くて、最初より2倍作っているけど、売り切ればかりだよ!
クレープはまあまあだね。
だけど、夜は失敗だね。お酒を出さないからあんまり来てくれない・・・
でも、牛丼で儲かっているから、ちゃんとお金は返せるからね!」
店員、みんな笑顔だ!仲良くやっているようだ!
「よかったな、成功して!
ただ、牛丼を真似する奴がいるんじゃないの?」
「真似する店も出てきたけど、断然こっちの方が美味しいからね!負けないよ!」
「フォーバル先生のおかげだな!」
「夜も、フォーバル先生と相談して違うものに挑戦してみるんだ!」
次はユリシスだ。
「さすが一流の商人や、簿記のスゴさにすぐに気づいたで!
ヒロトさんの言うてたとおり、簿記を教えてくれってなったけど、
アタイは教えるんがヘタやから、ちゃーんとドミニク先生を紹介してやったで。」
「でかした!」
「もう1か月働いたら卒業するで。」
「次の店は決まっているのか?」
「オスカーさんの店や。パウルさんの親戚らしいで。
給料はパウルさんの倍っていうから、いややって言うたった!」
「ほほう、強気だな?で、どうなった?」
「ふふーん、4倍や。まあ、お試し価格が安すぎたんや!
簿記は全く新しい技術やで、商売の考え方が変るんや!」
「あんまり、あこぎに儲けるんじゃないぞ。」
「長くて2か月程やからな、このぐらいでエエやろ。」
カレンとデイジーも顔合わせのために参加していたのだが、
ベルトリーニが2人の間に座り込んで口説いている!
エルフのくせに笑顔が下品だな?
巨乳なら子どもでもいいのか!
2人とも困惑している!
「おい、ベルトリーニ、もういいだろ!2人から離れろ!」
「ヒロト、また独り占めするつもりか!」
「カレンとデイジーをみんなに紹介するための宴会だ。
お前が独り占めするな!」
ベルトリーニが元の席に戻るとふたりはホッとしていた。
なんか、ディアナと視線があうなって思っていたのに、カトレアが割り込んできた。
「お兄さん、寂しかったよ、ベッドの中が!」
「俺はおん・・・妻としか寝ない!
他の人たちと揉めなかっただろうな?」
「揉めたに決まっているでしょ!
気にくわない奴をぶっ飛ばしてやったからね!
後は任せたよ!」
カトレアが逃げ出した!
ロニーとカーラに聞くと、銀ランクパーティのセコくて意地悪な奴を殴り飛ばしたらしい。
やり過ぎだが、奴らの方が原因だったので、カノープスが仲裁してくれていた。
「プロキオンはどんな感じだ?」
「みんな仲良しだよ。なんか、ロフティがちょっと元気ないけどね。」
・・・もしかして原因はクリスティーナか?相手は誰だ?
慎重に調査を進めた結果、相手はカトレアと判明した。
クリスティーナが子ども子どもしているから、まだ大丈夫なはずだが・・・
クリスティーナは俺のことを「お兄ちゃん!」とも呼んでくれないし・・・
ちっくしょー!
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