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★146 チラシ配り

よろしくお願いします。


5月2日


桐生、南館、船見、網中、和家佐、量山の6人を呼び出した。

「来てもらって悪いな。

俺たちがダンジョンを制覇したとき、黄金のリンゴを手に入れたんだ。

12個あって、六人で1個ずつ食べたら、みんなスキルがメチャクチャ強化された。

あと6個ある。お前らにと持って来たんだ。」


黄金のリンゴを6個、机の上に並べた。


「いらないなら、俺のクランの連中に食べさせるけど・・・」

「美味いのか?どうやって食べるんだ?」

「そのまま食べたけど、サイコーに美味かった。」


美味かったという言葉を聞いて、桐生が1個手に取りすぐにかぶりついた。

「うん、美味い!なんだこれ、なんでこんな美味いんだ!」

他の5人はそれでも固唾を飲んで桐生を見守っている。


「ホントだ、力が湧いてきたよ。

おお、剣技が凄くなった気がするよ。」


それを聞いて、他の5人も黄金のリンゴを口にした。

美味いと喜びの声をあげ、能力が強化されまた喜びの声をあげた。


「ありがとう、これで100階もますます楽に戦えるよ。」

桐生が代表して俺たちに礼を言ってくれた。

「100階か、すごいな。」


「そっちはクランを率いているんだろ。パーティはいくつあるんだ?」

「今は6つだな。でも、2つのパーティがスプートにいるままで、1年以上会っていないな。」


「意外だな?お前がそんなリーダーシップがあるって知らなかったよ。」

「俺も意外だったよ。ところで、ドゥラメンテの連中とはどんな感じなんだ?」

「冷戦状態だね。みんな、悪性のかぜを引いたから来られないんだってさ!

まあ、ドゥラメンテのダンジョンを攻略しているみたいだから問題ないんじゃないの!」



今日の宴会が終わって愛海の部屋に行くと、チラシが1000枚作製されていた。


「じゃあ、こっそりと行ってくるよ。

もし明日の朝までに帰っていなかったら、誤魔化しておいて。」

「わかったわ、気を付けてね。」

「うん、戦ったりせず、逃げ出すよ。」


「隠密」「夜目」「地獄耳」「嗅覚」「跳躍」「変装」・・・

持っているスキルを総動員して、チラシをばらまいていった。


結菜に書いてもらった地図を見て、次の貴族の邸宅を目指して走っていると、

遠くからなにやら物騒な台詞が聞こえてきた!


「私はどうなってもいいから、この子には手を出さないで!」

「この子が目当てなんだよ、ババア。

死にたくなければ、おとなしくしていろ!」


「お金なら払うから、許して!」

・・・500メートルくらい先だな、急がねば!


「・・・たったこれだけじゃあ、足りないなあ。」

「この子に手を出さないで!」

「死ね、ババア!」

「きゃあ、お母さん!」


俺がその家のドアを開けると女の人が血まみれで倒れていて、

大柄な男が女の子に迫っていた!


俺に気づくと男は振り返った!

「なんだ、てめえ!」

「蛇縛!」


男を縛り上げ、血まみれの女の人に非常用の回復薬を使用した。

俺を心配する愛海が作製した特別なやつだ。流石だ、すぐ回復したよ!

ふう、今回はどうにか間に合ったよ!


「があ!」

男の叫び声に振り向くと女の子が男を短剣で刺していた!

そして女の子は泣き出した!

・・・最悪だ。


急いで最後の非常用回復薬を使用すると男は回復した。

「くっ、てめら、ワ、ワシを殺そうとしやがったな!

ワシが、誰か知らないのか?ワシの名前を言ってみろ!」


うるさいのでぶん殴って気絶させた。

俺の憧れの10のセリフの一つを言いやがって!



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