魔王様。ボクは恋敵?ライバル出現!?ぬるぬるの触手の魔の手が魔王様を襲う!!10
門の前にゴリラを放置すると、ルシアは魔王城の中に入った。
返り血に塗れたルシアを見るとセシルはため息を漏らす。
「はぁー、ルシアちゃん。またですか? こんなに汚して……お風呂に入って来て下さい」
「これ……おみやげ……クレープだって」
ルシアはそう言って手に持っていたラッピングされた袋をセシルに渡した。
中を見るとクレープは形を保ったままの状態だった。
「ありがとうございます。全然クレープが崩れていませんね。てっきりぐちゃぐちゃになっているものかと……」
「ふふーん。クレープ守って戦うの大変だった……でも、たのしかった……ルー。お風呂入ってくる!」
ルシアは笑顔でそうセシルに言うと、そのまま走ってお風呂へと向かった。
お風呂を上がるとルシアは体から湯気を立てながらぼーっとしている。
夕食をテーブルで待っているとセシルがシチューを持ってやってきた。
「今日はお野菜とお肉たっぷりのホワイトシチューですよぉ~」
「やったー! ルー。シチュー好きぃ……いただきます」
ルシアがガツガツとシチューを食べ始めると、そこに匂いにつられてルナもやってきた。
「今日はシチューにゃ!? おいしそうだにゃー」
「ルナも早く食べちゃってください。冷めちゃいますよ」
「はーい! にゃ? ところで魔王様はいないのかにゃ?」
ルナはきょろきょろと辺りを見ながらたずねる。
「そう言えばそうですね……ルシアちゃん。ソアラ様と一緒じゃなかったんですか?」
「……あっ、わすれてた」
その言葉にルシアは思い出したようにシチューを食べる手を止めるとセシルの顔を見上げた。
洞窟の中でぬるぬるの触手に痛ぶられ続けて5時間。
もうボクもリゼも限界を超えていた。
「……んっ……んっ……」
「……んっ……んっ……」
ボクとリゼはお腹の中を触手に痛ぶられながら口に触手を捩じ込まれ、手足を脱力させて抵抗する素振りもなく、虚な瞳で時折ビクッと反応する。
口の中に入っていた触手からプシャッと甘い液体が噴き出して、それが喉の奥に無理やり流し込まれる。
植物は少しでも長くボク達から体液を搾り出す為に脱水症状にならない程度の水分を返すのだ。
しかも、その液体には発情させ脳に作用する成分が含まれているのか頭がぼーっとして体の奥が熱く疼いてくる。




