入団試験。
感想と評価を私に下さい!
俺が闘技場内に入ると同時に殺気立っていた空気に触れる。
無理も無いだろう…これから始まるのは試験という名の殺し合いだ。俺の第一目標はまず、試験に合格する事だ。
俺は片手に握っている木剣を強く握りしめながら思う。全く大帝国は血を見るのが好き過ぎると俺は思いながらも試験官の合図まで精神統一をする為に息を整える。
「それでは次の受験者に第一試験を開始する!何度も言うが勝ち方は自由!それでは始めぇええ!」
試験官の掛け声により、試験が開始される。
「そこのガキは俺が貰ったぁああ!」
始まって早々に俺はすぐに狙われた。
襲って来る男は俺よりもはるかに身長が高く、持っている武器の形状も大剣だ。
俺は男の振り下ろしてきた大剣を交わして顔面に木剣で叩きつける。
男は俺に叩きつけられ地面に倒れ込んで気絶するが俺はすぐに横から襲って来る相手に対応する。
「マジかよ!あのガキ、あの大柄の男を一撃で!」
「油断できねぇな」
周りの声は気にせずに俺は先程襲ってきた相手をいなして他の相手に取らせる。
この試験はおそらく強い戦果を残した者を合格者と入れている筈だ。つまり、より多くの相手をなぎ倒した者がこの試験の合格者となる。
俺の様な子供などは点稼ぎに丁度いい存在だ。ゲームではボーナスポイントと、言うのだったかは忘れたが今はどうでもいい事だ。
現状は最悪だと、言っていいだろうが逆に考えれば俺にとってはポイント稼ぎにはいい的になっている為、此処は我慢して倒させてもらう。
それ故に俺の戦法はカウンターの一択だ。
相手の攻撃を交わしてその隙を突いて倒すの繰り返しだ。俺はこの戦法で戦い方で戦うしか無いと決めていた。
side 試験官達
闘技場内に設置された試験官だけの観客席に多くの試験官達が見ていた。
「今回の試験では優秀な人材が多いですな」
「そうであるな…第一試験の受験生からは二人…そして、現在受けている受験生は三人だな」
「三人?」
一人の試験官が反応する。
「あぁ、どうやら勝ち方の自由に気付いたものもいるようだよ…」
白い髭が特徴な試験官は懐から小さなメモ帳を出して若い試験官に渡す。
「これは?」
「現在試験を受けている受験者達の戦力分析表だよ…また、この中の合格候補者も私たちが予想している者達も入っている」
「なっ!?それは本当ですか!」
若い試験官は白髭が特徴の試験官の発言に驚き、すぐに渡されたメモ帳を開いて見る。
「これは凄い…一体どこで?」
「試験開始直前に私にぶつかった者がいてね…その時に手に持たされたよ…」
「…!」
白髭の試験官は髭をさすりながら現在受けている受験者達を見ながら言う。
「まずは合格者一人と言ったところかね…」
「そうですね…これだけの情報技術は欲しいですね」
若い試験官も頷きながら読み終えたメモ帳を白髭の試験官に渡すと同じように受験者達を見る。
「おや?そう来たかい…これは面白そうだ」
sideデザール
「ありゃあ!」
「死ねやオラ!」
俺は向かってくる敵に木剣で叩きつけて、なぎ倒すの繰り返しのを続けていた。
「ぐぺっ!?」
「うがっ!?」
俺に挑もうと見ていた受験者たちも倒せない事がわかると俺を狙うのをやめて、違う相手に向かって行くのを見て、俺は立ち止まり息を整えながら少し休む。
俺が何人かを倒してもまだ止める合図が無いあたりまだ続ける様だと、わかった。
「――っ!?」
俺は背後から殺気を感じて、すぐに木剣を振るって俺に向けて突いてきた棒の先端を弾いてズラす。
「ッチ…惜しいな…」
「…」
俺に棒を突いてきたのは俺と同じぐらいの茶髪の青年だった。
「不意打ちか…」
「卑怯とは言わせないじぜ。ぼっとしてるやつが悪いんだよ」
「…そうだな」
俺は少しの気の緩みを恥じた。確かに挑んで来る相手が少なくなったとはいえ、油断をしていた。
「不意打ちは失敗したがどちらにせよ、勝たせてもらう――ぞ!」
「ッ」
茶髪の青年は俺に棒を先程よりも早い棒の突きで攻めてくる。
必死で足返し、避けるが全てを避けれずに何箇所か突きを受けてしまう。
俺が距離を取ろうとするもそれをさせまいと攻めに攻めてきて、間合いが取れなくなる。
「そらそら!どうした!やられてばっかだそ!」
「ッ…」
「悔しかったら、攻めてこいよ!」
茶髪の青年は棒の突きを交わすことしか、出来ない俺を煽って来るが、煽りにならない様に冷静を保つ。
俺は向かって来る青年を少し分析しながらも攻撃をいなして交わす。
「チッ…いい加減に――ッ!?」
「……ッ!惜しかったか…」
攻め方に少し慣れた俺は交わして木剣で畳み掛けようとしたが棒の突きで距離が足りずに空振りになってしまう。
「テメェ…!」
「…」
流石に不味いと思った矢先に試験官が現れる。
「そこまでぇええええ!」
試験官の止めの合図により。俺はギリギリのところで試験は終了した。
「チッ――良いところで!」
「ふー…」
俺は息を整えて、他の受験者達を見るとかなりの数が減っていた。
おそらくたが、この青年と他の受験者が圧倒したのだろう。
見た感じだか、残ったのは大人十数名と茶髪の青年と同じぐらいの奴が俺を含めて数名残ったようだ。
最初の受験者達よりも減っている事に気が付いたが、今はそれは置いておこうと思い。
俺はそのまま、木剣を片手に持ち直すと闘技場内から去っていった。
side試験官達
時間は代わって、夜になり、闘技場内に残った試験官達は受験者達の後片付けをしていた。
「いやはや、今回の受験者達は優秀ですね」
白髭の試験官は黒い服で身を纏った男に話しかける。
「そうだな…特に今回の受験者達の中には将来有望な人材が五人出たからな…」
男も試験官達が分析した資料を読み終えると資料を置き、白髭の男の言葉に賛同しながら、話を続ける。
「試験合格はしたとは、いえ今回の入団試験合格者達には厳しい特訓と実力をつけてもらわねばな…話はそれからだと上に報告しておいてくれ」
「御意」
黒で纏った男はそれだけ言うと部屋から出て行く。
「頑張ってもらいますよ…合格者諸君」
白髭の男も髭をさすりながら部屋から見える月を見ながら呟くのだった。
そろそろ、活動が遅くなるかもしれませんが頑張らせてもらいます!




