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勇者は冒険の書を消して魔王を目指しました  作者: 赤コーラ
1章 武練科魔王学院編
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69話 ハルトは●●●と対峙する 後編

(´・ω・`) 十天イベント楽しみっす


「さて、ソレガシは味見にきたわけだけどね、さて今はどの程度なのかな?」


アルファは袖から木刀を取り出して、握りしめる、その立ち姿はどこかクラに似ている。


「シエル、お前は下がっていろ」


「は、はい」


シエルが十分下がるのを見た後、アルファをほうを向く。


「ずいぶんとヨユウシャクシャクだね、ソレガシが攻撃してくる可能性があったのにさぁ」


「そんな無作法なやつではないだろう」


「へー、心が見えてないのによくわかるね」


こいつ、自分の眼ことがわかってるのか、確かに妙なくらい見えないな、人の形をしてるのにまるで無生物だ、魔物でも少しは見えるのにな。


「さーて、そっちから来たらいいよ、ほらほら」


「そうか、じゃあやらせてもらうよ」


自分はムーンロードを投擲、それはアルファに刺さらずすり抜けていく、地面に刺さり、自分はその剣のところまで転移する。

そのまま今度はアルファの背後から神剣を振るう、それをなんの変哲もない木刀で防いだ。


「いいねー、ムーンロード、でもその程度のものではないだろう」


コイツ、自分のことどこまで知ってるんだ、だが防いだということは神剣は有効と見て良いんだろうな。

そのまま神剣の連撃を加えていくが、こいつ、欠伸をしながら自分の攻撃を難なく捌いていくな、何者だ本当に、あの剣バカの父親でもこうはいかんぞ。


「うーん、やっぱりまだまだ弱いね」


「自分が弱いとは・・・ふふ、言ってくれるな」


「本当だよ・・・さて、こっちもちょっと攻撃しようかなぁ!」


自分の攻撃を捌きながら、徐々にこっちに攻撃をいれていってる、やっぱりクラに似た攻撃をしてくるな、揺れない体躯でのまるで本気を感じさせない攻撃、だが十分痛いな、本当にただの木刀のはずなのにな、どうなってるんだ。


「ちぃ、なめてやがるな、お前ほんと」


「あはは、ソレガシこっちでは命かけた勝負以外は本気は見せないんだよ、でも余裕は人生の潤滑油だよ・・・さて、時間か」


戦闘から10分ほど経った、その時、アルファの身体が崩れ始める。


「なっ!?・・お前それは・・」


「神みたいだって?、()()()()と同じだと思われるのはシンガイだなぁ、ふふ、攻撃止めちゃったね」


「・・・何者なんだよ、本当にお前は」


「うーん、お礼程度なら、ベータとガンマに怒られそうだなぁ、オメガやシグマなら許してくれそうだけどさ」


一気に名前が出てきたな、それがアルファの仲間か。


「おっと、この程度ならうん、ダメだ怒られる未来しかないな、さてもう時間がないな、一つ言っておこう──1月、ソナタらはチョウヤバい試練にぶち当たることになるだろう、あぁそれと一応組織名言っておくね、メビウス、そううちのリーダーが名付けたよ」


「メビウスか・・いつか越えてやるよ、アルファ」


「越えられるよ、ソレガシ程度なら、じゃあね、別に死ぬわけではなくて、この世界に顕現できる時間が無くなっただけだか──」


最後まで言い終わらず、アルファは白い粉となって消えた。


「・・・メビウス、進化・・・か」







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