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勇者は冒険の書を消して魔王を目指しました  作者: 赤コーラ
1章 武練科魔王学院編
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61話 バアルは第四の制裁に向かった

(´・ω・`)古戦場楽しい・・タノシイ


「・・・で、ルシファー、この一件は()に一任すると」


「うん、するよ、全て任せちゃうよ、さすがにあそこまで腐っているとは思わなかったよ、1万年前は強者していたと思ったんだがねぇ」


十王都市VIP室、そこには十二の席が長テーブルに六つずつある配置だ、しかしその席には二人しかいない、ルシファーとバアル二人だけだ。


「・・・さて、ルシファー、ベリアル、お前さんの右腕だったやつの所在地はわかったか?、こちらとしては四天王全員動かしたがまるで駄目だ、アルス・ノヴァの大司教であることはわかってはきたが」


「やっぱりかぁ、やっぱりだよね、わたしにもさっぱりだよ、ミューラっていうシュラアくんの生徒もご不明だよ」


「そうか・・・まぁ剣奪われた程度では我は弱くならんが、あれ結構愛用していたんだがな、魔神様からの貰い物だしな」


「魔神剣ベルゼブブだったか、あれって普通のやつには使いこなせないはずなんだがな」


「知らんな、で、我はべレスの制裁に向かう、既に四天王を向かわせている、なに、逃がさんさ、蝿竜(ベルゼビュート)の名にかけてな」


「蝿関係ない魔法使うがな」


「それは言うもんではない」


バアルは全身の蝿の大群に変えて、この場から去った。


「相変わらず汚い移動方法だな」



「くっそぉ、何時、何時ばれた・・・この十王祭に勝って()()()に認めてもらうのだ!」


四天王に襲われ、べレスは逃走し、外に出ようと、長い廊下を走りきり、扉を開く、すぐに異変に気付く、扉を開けた瞬間、強風がくる、そして大量の蝿が入り込み、べレスの視界を覆い、次にべレスが見たのは、コロシアムの中央、戦闘場だった。


「こ、ここはいったいなんだ!?」


「ずっと見てきただろう、十王都市のコロシアムだ」


空から蝿の羽を生やしたバアルが降りてくる、その顔からは怒気を感じとれる。


「き、貴様!、なんの真似だ!」


「こちらの台詞だよ、お前こんなやつではなかったはずだよな、何があった、べレス」


「ぐっ・・・」


「・・・精液の匂い、貴様からなぜそんな匂いがするべレスよ」


「──く、ククク、言うつもりはないな!」


べレスは巨大な火の玉を多数作り出して、放出、それをバアルは指を弾くと全て空からの黒い雷で消滅させる。


「・・・弱くなってないか、べレスよ」


「ちぃ!、くそが!」


今度は多数の隠れていた生徒がバアルを囲う。


「・・・他者に頼ることを弱いとは言わんが、弱者に頼るのはどうなんだ、はぁ・・・」


バアルは両手を合わせる。


「かかれー!」


一斉に生徒が襲いかかる、次の瞬間、


「・・・暴食(グラトニー)魔力解放」


黄土色の魔力がコロシアムを覆う、それに触れた生徒達は気絶していき、更にはべレスさえ、白目になり、痙攣しながら気絶する、何か紫の煙がべレスから上がり、バアルの魔力によって消えていく。


「・・・これは・・・アスモダイに聞くことができたな」


「そのようだね、バアルさま」


その黄土色の魔力の中を平然と歩いてくる、者がいる。

バアルが後ろを振り返ると、そこにはサタナキアが立っていた。


「サタナキアか、お前は本当に強くなったな」


「はは、本当にそう思うよん、バアルさま、ちょっとお話しようかぁ」




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