60話 ウルロアは第四最強を圧倒する
60話も続くとはなぁ、(´・ω・`)土日だけなのが良かった感じっすね、あ、誤字脱字報告できれば何時でもお願いします。
「さて、戻ってきたわけだが」
確か、あの紙には他のやつらには言ってなかったが、人質をとっているとかあったな、いろいろと聞きたいことが第四に多いが、まずは目の前のことに集中するか。
「あー、ウルロア、心配事ならたぶんもう無くなっているぞ」
「・・・バレていたか、手が早いな」
「ウルロア、拙者が来たぞ、て・・お前顔どうした?、凄い人族っぽいぞ」
突然、ハルトさんの隣にカナが現れる、その背中にはリュカが寝息をたてて眠っている。
「おっと、これは・・・」
「青筋たてて怖いでござるぞ、それよりも試合に集中」
「おっと、そうだったな、さて・・・お前名前なんだ、第四の生徒」
俺は試合相手のほうを向く、ドラゴニュートではあるが、力はハルトさんやアリアンナさんほどの気配は感じられない、普通のドラゴニュートだろう。
「ふふふ、我こそは第四最強のドラゴニュート!、炎撃拳のイワシだ!」
・・・なんかよくわからないが凄く弱そうな名前だ、俺は第四のレベルの低さに呆れつつ、とりあえず構える。
「あー、どっからでもこい、卑怯なてでもなんでもな」
「く、そんな減らず口がいつまでつづくかな!、てかお前ウルロアだよな?、顔ちがくねぇか?、替え玉?」
「安心しろ、安心しなさい、このルシファーがそいつがウルロア・ヴェアローで間違いないと断言します」
「ちぃ」
柄悪いなぁ、それで失格にでもしようとしたんだろうな。
「さて、おいエムシー、試合開始の合図」
「あ、はい、それではレディ・ゴー!」
「ははは!、くらえ!、炎撃拳!」
うん、拳にただ炎を纏わせただけだな、それに火力はランドリ兄さん以下だ、俺はその拳の連撃を目視だけで紙一重で避ける、そこそこ熱いがまぁこのくらいでは焼けんよ。
「ちぃ、しかし!」
ん、何か口に含んで?、次の瞬間、イワシは拳に地面に叩きつけて、砂ぼこりを起こす、目眩ましか、だがそれだけでは無いらしい、イワシは口から何か針のようなものを飛ばしてくる、普通に今なら避けれるが、まぁ後ろのハルトさんに回避させる手間をとらせたくないから真正面から受けてやるが。
「む、これは・・毒か、刺さった瞬間、針は粉々になって証拠も残らないと」
「くく、これで勝負は・・」
「つかないんだなこれが」
俺はカンガルーの百獣魔法を足にかけて、一気にイワシに接近、しようとしてそのまま地面が抉れるほどの脚力で高速で壁にぶつかり、おもいっきり刺さる。
「おっとぉ!、ウルロア選手、体当たりが失敗したかぁ!」
うん、思った以上の力だ、さてもうこんな失敗はせんぞ、俺はすぐに壁から抜け出して、軽く準備体操をする。
「ウルロア選手、急に準備体操を始めた!、これは相手をなかなかなめているのでは?」
チムシー結構やかましいな、聴覚にかなり刺さる。
「さて、イワシなるやつ、降参をしてくれないか、殺したくない」
「ふふふ、負け惜しみを、貴様はもう戦えんはずだ」
「・・・うん、そう言ってくれると信じていた、だからな、全治一年は覚悟をしておけ」
俺は今出せる全力の攻撃その1の準備をする、拳にカンガルー、足に象の百獣魔法をかける、そのままゆっくりと地面を砕きながら、イワシに近づいていく。
「な、なんだ!?、くっ、だが満身創痍の貴様にこの第四最強が負けるはずがない!」
相手が勝手に近づいてくれる、うん、手間がはぶけるな、俺はイワシの左の拳を首を右に動かして避け、音速に達するカンガルーの百獣魔法がかかった一撃をイワシのボディにいれる。
「がっ!?──」
「さすが頑丈にできているな、さて、まだまだ行くぞ」
そのまま身体が浮いたイワシにさっきイワシがやっていた連撃をこちらが行う、パパパパという小気味良いソニックブームの音が響く、あとイワシの骨が砕ける音。
「アバババババ」
「ほらほらほらほらほらぁ!、ラスト!」
俺は最後に象の百獣魔法がのった超重量のキックをイワシにぶつけ、イワシは空高く飛んでいく、何かにぶつかり、跳ねて、凄い勢いで地面に落下していき、そのまま地面に激突した、うん、完全に気絶してるなイワシ。
「ルシファー様、さっきのは?」
「一応張っておいたまずあなた達レベルでは破壊不可能の結界、良かったよ、あのままだとイワシ君、世界──じゃなくて宇宙までいっちゃうところだったよ」
宇宙か、空気のない世界だったか、そこまで飛ぶのか、怖いな。
「さて、チムシー」
「あ、し、試合終了!、勝者はウルロア・ヴェアロー!
わかってはいたがかなり俺は強くなったな、ただこれでもハクやハルトさんには勝てないと思えてくる、まだまだだな俺も」
「さて、帰るか、愛しの妹と」




