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勇者は冒険の書を消して魔王を目指しました  作者: 赤コーラ
1章 武練科魔王学院編
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49話 ハルトは十王祭を楽しむことにした

あえていうなら十王祭編スタートです(´・ω・`)


そしてなんやかんや・・・メイド喫茶用の服 看板などを作ったりして、10月の1日、十王祭初日が開始した、なかなかの距離を早朝から走らされて、8時 十王祭会場、十王学院都市までたどり着く、都市とはいったが人は警備や管理するものなど最低限だが10の学院の全生徒が住めるんだ、広さは小国以上大国以下、あえていうなら中国だな──いろいろと危ないなうん。


大きな11の扉の内の一と書かれた扉を開く、既にメイド喫茶は完成しており、華やかな内装など、植物、一応自分の記憶のメイド喫茶から提案したが、なかなかいいな。


「さて、あと30分で開始らしいな、自分 ハク ウルロア カナ シエルは3日午後から、まぁ手は抜かないで楽しんでやるといいさ、皆、頑張ろう」


おー!、という声の後、二年 三年のほうを見る、ガンダロスさんは特注の執事服、アリアンナさんもまた執事服を着ている。


「それで行くんですね、アリアンナさん」


「あぁ、メイド服などというフリフリとしたもの、着るのは・・・その、はずいのだ」


「そういう服似合いそうですけどね」


「お世辞はよい、さて準備に取りかかる、君らは初めての十王祭を楽しんでくれ、前座でもな」


「えぇ、楽しむことにします」


自分はハク達と共に、第一学院のエリアから出ていく、構造はまわりに十学院のエリア、真ん中に大型コロシアムと他の学院のエリアを繋ぐ道となっている、自分が最初に向かったのは第八、無法者の集まりらしいが、さて、歩いていき、文化祭が始まる時刻となる、十王祭の開始と同時に、11番目の扉、一般の扉が開き、人が流れ込む。


「ぬぉぉぉ!?」


あまりの魔族の濁流に自分は翼を生やして、ハクを抱えて飛んだ、他の三人が飲まれていくのを眺めていると、もう一人、飛んでいるやつを見つける。


「・・・なんだ、お前は」


「──某のことか?」


黒い翼、江戸の武士のような和服、顔をカラスのような仮面を付けた、体つきから女であろう、そして黒い翼にあからさまなカラスの仮面、彼女は天狗で間違いないだろう。その少女は一礼の後、腰の刀を鞘を付けたまま、握る。


「・・・ハク、離れていろ、飛べるか?」


「えぇ、飛べるよー」


ハクは背中から翼を生やして、自分から距離をとる、やはりこういうやつはいるよな、だって魔族だし、強者をわかるやつほどにこんな戦闘したがりが多い。


「切り捨て・・・ごめん!」


天狗の少女は一瞬で間合いを詰めて、鞘のままの刀を振るう、普通なら打撃程度だが、普通なんてないのは百も承知、それを身体を反らして避ける、振るわれた場所から空気の刃が放たれて、一学院の扉に切り傷がつく、オリハルコンのはずなんだがなぁ。


「はは、やるな、これなら・・・こっちだな」


自分はゼルセーマ、神剣を抜き、握る、デュランダルでもいいが、一番使い慣れたやつのほうがいいと判断した、なんせあの少女から・・・リッカと同じ匂いがするんだから。


「それが噂にきく神剣、ではこちらも全力でなければ無作法というものです!」


天狗の少女は鞘から刀を抜く、それを見たハクは驚く。


「え!?、あれって・・嘘、神剣?」


「否である、これは我がテンカイジ家に伝わる魔刀 星斬り(まとう ほしきり)なり、神の持っていたものと伝わっているがな」


なるほど、そんなものが・・・テンカイジ、天廻寺?、どういうわけか、元の世界のあの宗教と同じか、これはまた転生者の匂いがしてくるな、あの少女からはゲスな心は感じられないから、ほとんど別物、同名の別物だろう。


「いいね、それなら自分のゼルセーマの一撃も耐えられるだろう」


あぁ、よかった、魔族になってかはうずいていたんだ、こういう全力勝負を、やはりきたかいはあったな!。


「「はぁぁぁ!!」」


自分と少女は己の武器をぶつけ合う、リッカと同じく、少女の刀を振るう速度は見えない、ギリギリ魔族だからと、この眼だから見えるが、人間だったら無理だったな、自分達は魔力、余計なものなしの技術だけの勝負を、1時間続けた、そして、その武器を首筋まで近づけたのは・・・両者、つまり引き分けであった。


「はぁはぁ・・・やりますな、初見ではない剣さばきでした」


武器を鞘にしまい、両者握手をかわす。


「これほどの刀術、自分が知る限り、一人だけだったな」


「え!?、もしかして()と同じレベルの速度のかたがもう一人いらっしゃるんですか!?、合わせて、やらせてもらいたいです!」


「残念ながらそいつは、人間側だし、知っているとは思うが七聖天の最強さんだ」


「人間ですか・・・なるほど、なるほどですね、今度人間のところにいってみるのも悪くないですね」


「やめておいたほうが良いぞ、魔王の方々に殺される、まだまだ強くなりたいなら生きたいだろ」


少女はひとしきり考え込むと、ため息をはく。


「そうですね・・・」


「わかればいい、そういえば和服でわからなかったが、何処の生徒だ?」


「あ!、自己紹介がまだでした、某はクラ・テンカイジ、第八学院の一年で、剣道部をやっています!」


第八学院・・・マジかぁ。










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