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勇者は冒険の書を消して魔王を目指しました  作者: 赤コーラ
1章 武練科魔王学院編
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32話 学院生徒達は偽神と戦った 後編

終了検定不合格でした(´・ω・`)、注意力ががが・・・


「さて、制御装置なんだろうな、あれが」


俺、ウルロアは長い道を進んでいくと、何やら大きなよくある優勝トロフィーのカップの上に玉を乗せたようなものが見え、その下に黄色の衣を纏った男が立っている、ハスターラだったか。


「はっはー!、俺様はハスターラ!、貴様を殺す者だ!」


「ふーん・・・」


なんか少し前の自分のような感じがするな、でも強そうではあるな、これなら経験が積めそうだ。


「そういうのいいんで、早くやろうぜ、」


「ふん、そんな余裕がいつまで持つかみものだな!」


まずハスターラは、竜巻を作り出して、俺を浮かせる、次に四方八方から風の刃を作り出して、それを竜巻に。普通なら身体がズタズタになるだろうな。


「ふはは!、これこそ逃げ場のない風による処刑だ!、存分にくらっていけぇ!」


・・・その程度かぁ、まぁいい、俺は身体に象の百獣魔法をかけて、重量をあげて着地し地面にクレーターができる、そのまま床を砕きながら風の刃付きの竜巻をもろともせずにハスターラのもとまで歩いてく。


「なぁ!?、貴様なぜこの竜巻に耐えられる!」


「正直、この程度の竜巻、昔修行でやらされた台風に突っ込んで生きて帰るやつのほうが辛いわ」


「くっ、だが貴様に俺様は捕捉すること叶わん!」


今度はハスターラ自身が風を身に纏い、凄まじい速度でこの空間を飛び回る・・・あれだ、ギガモスキートに似ているな、魔物、ならこれだな。

俺は目を閉じて集中する・・・相手の気配を探り、今までしてこなかった、というより()()()に向けていた鼻と耳も使い、ハスターラがどこから来るか当てる。


「死ねぇ!」


あ、別に耳だけでわかるわ、右の死角から迫るハスターラの方向に向いて俺はゴリラの百獣魔法を腕に纏わせ、そのまま振りかぶり、思いっきりハスターラの腹にぶち当てる、吐血してそのまま制御装置の玉にぶつかり、玉にヒビが入って、ガラガラと崩れていった。


「相手を殺すなら叫んでどうする、バカなのか?」


本当に神なのか怪しいやつだな、安否確認のためにハスターラのところ、壊れた制御装置のところまでいき、ハスターラを見つける、パラパラと白く崩れていっており、そう長くなさそうなのが見てとれる。


「ぐっ・・・ゴホゴホ、くそ、やられた・・だが俺様が倒れようともアザート様がいる限り、俺様は死なん!」


「あ、なら倒されるからもうないな」


「はは・・アザート様は無敵だ、たとえ誰だろうと・・・」


「奇遇だな、ハルトさんもその無敵というやつだ」


「ほう・・・くく、それは楽しみだな、だがはたして・・・殺せるかなぁ―――はははは!」


そう言ってハスターラは白い砂のようになって死んだ・・・はず。


「ふぅ・・・こうも連続で魔法使ったのは初めてではないが疲れるな、さて、シエルは大丈夫かどうか・・・」



「・・・がは、なんでだ―――なぜ、お前は・・・!」


シエルのほうは既に勝負はついていた、相手はクトグ、炎が相手だったのに関わらず、シエルは無傷で地に伏すクトグを見下ろしていた。


「・・・ごめんね、シエルはまだ死ぬわけにはいかないの」


「ぐっ―――お前は本当に・・・化け物だな」


「そうだね、それくらいしかあなたには表現できないのでしょうね」


シエルは木の槍をクトグの胸に突き立てる、そのままクトグは白い砂となって死んだ。


「―――そうだった、制御装置を壊してかないとね」



「・・・なんだ、誰もいないみたいじゃない、うふふ、他のところから戦闘の音が聴こえるのにね・・・まぁいいわ、壊していきましょう」


メアリージェーンは難なく玉が壊れる場所を弓矢で貫き、制御装置を破壊した。



「・・・やれやれ、万事休すってやつだね」


ヨグスはそう諦めの言葉を言う。

私、ミリアはヨグスが護る制御装置のところに来ている、あれがアルス・パウロナの大司教補佐か、アザートと似た気配がするな、やはり私が来て正解だったな、他のやつらではまず倒せない相手―――いや、メアリージェーンなる者ならあるいは・・・。


「そんなに諦めている様子なら退くか自決するか選べ、私は気が短いほうなんだ」


「―――まぁ、粉骨砕身を誓ったんだ、勝てはしないがやらせてもらう」


ヨグスは両手に黒い剣を2本装備し私に向かってくる、その覚悟に呼応して、私も両手に剣を握りしめて、赤雷を纏わせる。

ヨグスが目の前まで来て、振り下ろされる黒い剣を私はヨグスの腕ごと切り落とし、心臓の辺りを一突きする、が、以前死ぬ様子はない、それどころか黒い魔力がヨグスの内側から溢れてきている、自爆だろうと私は理解する。


「くくく・・・死なばもろとも!」


「勝手に一人で死んでいけ」


私は赤雷の出力を上げていき、刺さった剣ごと、ヨグスを上に投げ飛ばして、そのまま赤雷の爆発を起こして、ヨグスを消滅させる、落ちてきた少し刃が溶けている剣を掴み、一息つく。


「・・・補佐はアザートに似ている気配とは思ったが、ダメージは通る、だがあやつには・・ニャルラウトには効かなかった、あやつは・・まぁいい、とりあえずは制御装置の破壊だ――」


「ふふふ・・・うははは!」


―――とはいかないか、私は降り注ぐ黒い剣を赤雷で破壊する。


「・・・アザートというのはこんなにいないと補佐できないのか?」


上を見上げると、そこにはさっき倒したヨグスと同じ顔のやつがいた、数は・・面倒だ、軽く50はくだらないことはわかる。


「さぁ、粉骨砕身で行ってみようか!」


「・・・()()()()()には少しきついな」




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