14話 ハルトは道中魔法を覚えた
最近早く起きてもすぐに寝てしまう・・・(´・ω・`)
「さて、これで全員かな」
自分らはアリアンナをリーダーに決め、ここに7人と一本の神剣が集まった。
「私もつれていくんですかー?、わぬしがそこまで苦戦できる相手がその目的地にいるのかな?」
ゼルは剣として腰に装備している、7人だしヒューマノイド状態はついてからだな。
「まぁ、念のため、保険的なものをかねてだな、まぁそこまでのやつがいることを自分は望んでいるんだが、強いやつと戦えばくるであろう七聖天との戦いを有利に進められるからな」
「ふーむ・・・ま、私も期待しときますねー」
「おい、なに無駄話をしている」
アリアンナさんに怒られた、まぁ無駄ではあったかもな。
「さて、君らと私、そして他学院でアルス・パウロナの撲滅にあたる、もしかしたら死ぬかもしれない相手だ、皆今からなら辞退はできる、辞退する者は挙手を」
―――まぁ、誰も手を挙げるような腑抜けはここにはいないわけだが。
「だろうか、挙手した者がいたならそいつの手を切り落とすつもりではあったが・・・」
その言葉を聞いて、自分以外の六人の血の気がひいた、自分はまぁ反撃するしそもそも挙げるつもりもなかったが。
「ジョークだ、それでは皆、レリクス君の魔方陣の中に」
レリクス・バロンゾ 生徒会 書記の魔法の鉱石でできている人の姿のジュエルゴーレムだ、魔法に長けているため、このような小規模ではあるが7人入れる魔方陣を描ける。
「それでは、転移魔方陣を発動させます、少しふわっとします」
そう言ったレリクスは杖を掲げると、魔方陣が輝き、自分らを飲み込む。
・
そして輝きがおさまると、そこは森の中だった、そしてすぐに獣のうなり声が響き始める。
「さて、ここから南東に進めば30分で鬼の里リフラスだ、地上の魔物程度にやられないでくださいよ、君たち」
自分らが歩を南東に進めると、すぐに通常の2倍ほどの体躯の狼が何十頭も現れる、が、その程度は雑魚であり、皆片手間に火で焼いたり凍らせたり 石にしたりとしている。
そんな時、自分はファイリーに話しかけた、狼を倒しながら。
「なぁファイリー、1つ頼まれて欲しいんだが」
「なに?、貴方ほどの人が。私に?」
「あぁ、魔法を教えてほしい、火の魔法を」
「それって上級?」
「いや初級だ」
その言葉を聞いて、ファイリーも他のやつらも驚いた様子だった、まぁこんなに強いのにそんなことを知らないとは思わんだろうな。
「いやなに、魔族になって最近だから人間だった頃はあまり魔法なんて回復とかにしか使わんから攻撃魔法はからっきしなんだ、一応火の魔法は覚えておいて損はないはずだろう?」
「・・・はぁ、いいですよ、教えてあげます、私」
「ありがとうな、まぁ的はたくさん来てるわけだし・・狼以外もきたみたいだな」
今度は目の前に五匹ほど赤い毛の巨大な熊が現れる、確かレッドベアというそのままな名前だったか、火を吹くタイプの。
「それじゃあ・・・説明するね、まぁ初歩だから簡単だけど、魔力を回復魔法を容量で手に集めて、火をイメージすればそれで完了だよ」
「ほうほう・・・じゃあこんな感じで・・」
自分は右手をレッドベアに向けて、魔力を集め、そして火をイメージ・・・するとそれはレッドベアを飲み込むほどの火炎放射となって五匹まとめて飲み込み、消し炭にした、森を巻き込んで。
その様子を皆口をあけて驚いた、自分自身驚いたわ、すぐにアイシャーが森の炎を鎮火してくれたが、鬼の里まで届いてないといいんだが。
「―――これはさすがに予想外、魔力量が凄かったんですねハルト、初歩でこれって・・びっくりだよ。私」
「すまんな、何時もの量でやるもんじゃなかったわ」
「人間の頃のままやったんですね・・何十倍まで膨れ上がっていますね貴方の魔力量」
「はは、それな、まぁ火の魔法はこの辺りでいいな、あまり自分の容量、いいとはいえんからな」
「大丈夫です、こらくらいしか教えられる言葉がないので。私」
「まじで?」
心も・・マジで言ってるようだな、才能っていうのもあるだろうが鬼で魔法が長けているやつは自分がみるからには珍しいな。
「独学で魔法をここまでのものにしましたから。私達」
「才能って怖いな・・・」
それから30分たつと、自分達の目の前に大きな木の門が姿を見せる。
「ついたか、さて・・・」
アリアンナが門を開くと――わかってはいたが鬼達が襲いかかってくる。




