10話 ハルトはカナを仲間に迎えた
最近雨が多いなぁ・・・(´・ω・`)
「━━ぐ・・」
翌日、カナは首筋に痛みで目が覚める。
「・・・ここは」
まずカナはまわりを見渡す、天井が近いことと布団、ここは二段ベッドから把握する。
「私は・・・寝ていたのか」
次に武器の確認、手元はなく、しかし袖の下に張り付けていたナイフはあることを確認し、ベッドから静かに降りる。
ドアを開き、右、左と目視する、誰もいないことを確認し今度は気配を探る・・・右のほうに人の気配を3人し、カナは左のほうに進んだ、そして曲がり角で誰かとぶつかった。
「ぬぅ!?」
「あいたっ!」
突然のことでぶつかった相手もカナも尻餅をついた、カナは気配がしなかったことに驚きつつも相手を見る、それは黒いドレスの少女だった、少女は立ち上がり、手をさしだす。
「ワタシはゼルセーマ、わぬしからはゼルって呼ばれている者だよ」
「・・・何者なんだおぬしは」
「?・・あぁ、気配でも探ったんだねきみ、残念ながらワタシはこんな美しい姿だけど人間とかではなく武器、神剣だよ」
神剣という言葉を聞いてカナは驚きの表情を見せる、どうやら神剣持ちのことは知っていたみたいだな。
「なっ!?・・神剣って・・・まさかハルトというやつは・・」
「知っていたかー、そうだよ、ハルトは元勇者」
「・・・どおりで勝てないわけだよ」
カナは1つの気配が近づいてくるのを察知するも、諦めた様子でゼルの手を掴み、立ち上がる、それと同じタイミングにハルトが姿を見せる。
「どうやら元気になったみたいだな、首筋が赤くなっているようだが、どうやら致命的な一撃以外は回復しないエコな身体でできてるんだなお前は」
「ハルト━━いや、ライガル」
自分は眉をひそめるもすぐに笑みを浮かべる、悪気がないのはわかっているからな。
「その名前はもう忘れた、今は魔族のラインハルトだ」
「・・・拙者をどうするつもりだ」
「んー、そうだな、お前これからどうするつもりでいる?、教団なら滅んだが」
「・・・拙者は違法ホムンクルスだ、行き場など・・・傭兵として世界を転々とでもするつもりだが」
「あー、一応聞いただけだ、お前はもう最初のあった時から学院に編入させることにしたから」
「━━は?」
再びカナは驚きの表情を見せる、まぁつまりお前の意見は関係ないというやつだな。
「よろしくね、お前で四人目のパーティーメンバーだ、とりあえず飯用意したから食べろ、違法ホムンクルスなんだから食事しないと体力回復しないんだろ?」
「・・・はぁ、もうどうにでもなれ」
そうカナはため息をもらして言った、正直悪いとは思うが変えるつもりはない。
・
「━━で、編入試験は免除なわけだ、次席のウルロアを倒しているわけだからな」
自分 ウルロア 反対にカナとシエルが座って食事をしていた、まぁシエルはもう4杯目突入しているわけだが、もうおかわりなくなったことを告げたらがっかりしていたな、あと自分の後ろにはゼルが浮いている、そしてさっきからご飯を掻き込みながらカナを睨んでいるが何もする気は今はない様子だ、何かしたら自分が止めるつもりでいるがな。
「・・・ごちそう様」
「あ、ちゃんと制服に着替えておけよ」
「・・・・」
何も言わずリビングから出ると、自分の言うことは聞いたのか恥ずかしそうに制服を着て戻ってきた、ちなみに自分達は既に制服だ。
「うむ、似合っているな」
「顔は良いからな、顔は」
「また潰してやろうか いぬっころ」
ウルロアは青筋をたてて唸りながらも、ご飯を食べ終えると、すぐに玄関から出ていった。
「なんだアイツ、拙者に勝てないからってな」
「はたして現在はどうかな?」
襲ったり
「ほう?、今なら犬っころごときに拙者が負けるとでも?」
「さぁ、ただ強さを求めるウルロアが何もしないとは思っていないからな」
「・・・まぁ、何をしようと拙者が勝ちますが」
「それは頼もしいな、それじゃあいくぞ学院に、カナ シエル」
自分は立ち上がり、片付けをゼルを任せて二人をつれて学院に
向かった




