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今までの日記。

 今日の始まり、6時半。

 これからは規則正しく生活をしよう。

 別にこれといって理由はないけれど、その方がいいと思うんだ。

 あとは、この先できる限りお金を払って行こうとも思う。

 誰も居なくても。誰も居ないから。オレはオレとして生きていきたい。やっぱりそれも、誰も見てくれていないけれど。


 今日は冬とやらを満喫してやろうと思う。

 今までは、あまり冬の感じを出せていないからな。

 …それに、日記にもしやすそうだ。

 そうと決まれば早速外に出よう。


 でも、その前に飯食って、顔洗って、と。


*************


 外は360°一面雪景色だった。

 って、まあ、昨日も一昨日も見てるんだけど。

 あまりその事について触れていなかったから。

 改めて冬だなぁ、とそう感じた。

 そうそう、ちなみにオレの住んでる地域は雪がよく積もる。だから毎年の雪かきが、想像を絶する。いや、マジで。

 雪国の人なら分かると思うが、プラスチックのスコップでは、雪に負けてしまう。

 プラスチックのスコップで事足りるのは、あまり雪が降らない地域だ。

 宮沢賢治の「アメニモマケズ」風に言うならば、

「雨には負けないが、雪には負ける。」

 と言ったところだ。

 雪は無限に降り積もる。だが、オレの体力は有限。

 つまるところ、「無理ゲー」だ。

 まぁ、それでも毎年、毎年やってくるが。

 将来は雪は降るけど、そこまで積もることがない地域に引っ越したい。もっと言えば、夏は適度に暑く、冬は適度に寒いところがいい。


 雪かきに対する愚痴はこれくらいにして、なにして冬を満喫するかを考えよう。

 雪合戦…は、1人じゃ出来ねぇか。

 かまくら…は、時間かかりそう。

 雪だるま…は、地味だな。


 これじゃダメじゃん。オレ、やる気なさすぎでしょ。


 ペチ、ペチ


 自分の頬を叩いて、鼓舞する。

 よし、やろう。


 手始めに雪だるまだ!それも特大の。オレくらいでっかいやつ。

 雪を丸めつつゴロゴロさせる。ちゃんと球体になるように気を使いながら。


 あ、意外にこれ楽しい。地味に楽しい。…どうしようもないくらいに地味だけど。

 フンコロガシって虫は、いつもこんな事をしてるのだろうか?それはそれで、大変な仕事だな。


 うん。なるほど。これはこれは。

 キツイよね。

 大きくなるにつれて、力がいる。更に寒いだろうと思って、着込んできたせいか、暑い。服の中で汗が半端じゃない事になっている。

 雪だるま先生を作るのって大変だな…。

 ええい、乗りかかった船だ。やるなら最期までキチンとやってやる。

 待て。その「最期」だとオレ死んじゃうじゃん。違う違う。いくらオレでも、雪だるまに命は賭けられない。

「最後」、こっちこっち。これが正解。


 ああ、こんな事でも考えながらやらないと心が折れそうだ。…オレに二言はないのでやるけどもね。なんだかんだで負けず嫌いなんだよなぁ、オレは。


 2時間くらいかかったよね。結局。

 でも、そのおかげで、どデカイ雪だるま先生を作ることが出来た。オレの身長と同じくらい。

 オレの身長?者共!聞いて驚け!168cmだっ!


 …………普通じゃんって思った?

 その通り、普通です。


 まぁ、つまり168cmくらいの雪だるまを作れた。

 我ながらいい出来だと思う。ちゃんと鼻も口も付けた。

 まるで、今にも喋り出しそうなくらいだ。

…実際に喋り出したら怖いけど。


 頑張りすぎたせいか、服の中が洪水を起こしている。

オレは、人目も気にせず(オレしかいないからだが)服を脱いだ。

 上半身を裸にして、新雪の上に飛び込んだ。


 身体の火照りを雪が和らげてくれる。

冷たい。

けどこうして寝転んでいると、なんとなく、ただなんとなく。


 この街は、この世界は、オレしか居ないのだと。


 そう感じた。


 それでも。だから。


 世界は廻り続ける。


 オレは、そんな世界を周る。


*************


 翌日、想像だにしていない事が起きた。


 お腹、壊したよね。

これからは後書きを書かないようにします。

その方が読みやすいかと思いまして。

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