表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
希望を抱きし者  作者: 夜海 来火
第4章 朱谷カイ奪還作戦
PR
43/63

42話 人類最強の兵士

班員と合流しようと試みたアーテム大佐とサナにベーターエイリアンであるルヴァムが迫って来ていた。アーテム大佐はルヴァムとの戦闘を決意したのだが、ルヴァムの圧倒的な実力の前に絶体絶命になっていた。しかし、東ゲートから侵入したヴァン兵長率いる援護班の活躍により、その戦況は形成逆転する。

一方、ペルラスと交戦していたマリア、春香、ティアルも苦戦していたとき、そこに人類最強と謳われたカルラ兵長が率いる援護班が駆けつけて来たのだった。



「突入班、お前らは下がってろ。このガキの相手は俺がする」


カルラ兵長はそう言うと、ロケットランチャーを構え、ペルラスに向かって歩き出した。

しかし、ティアルはカルラ兵長に反対した。


「ダメです!あなたはエイリアンの武器を使うどころか、触ることもできない!接触すればエネルギーが過剰反応し、大火傷を起こします!」

「誰がエイリアンの武器を使うって言ったんだよ。俺が使うのは、この星の武器だけだ」


カルラ兵長はそう言うと、ペルラスに向かい走り出した。

ペルラスは向かって来るカルラ兵長に対し、何本かの触手を放ったが、カルラ兵長は難なくその触手を避け、ロケットランチャーから2発の砲弾をペルラスに向けて放った。


しかし、ペルラスは触手を自らの身体に巻きつけ、自らの周りに触手で出来た小さな壁を出現させた。


「なるほど、その触手はガードに使うことができるのか。だが、今の二発の砲弾はお前を狙ったんじゃねぇ」


カルラ兵長はそう言うと、ペルラスの周辺の床に砲弾が直撃し、ペルラスを爆風と爆煙が包み込んだ。すると、爆煙に向かってカルラ兵長は走り出した。カルラ兵長の姿は爆煙に包まれ見えなくなってしまった。


次の瞬間、爆煙ならペルラスが真上に吹っ飛ばされたように飛んでいた。ティアルとマリアにはペルラスは殴り飛ばされた様に見えていた。


そう、爆煙の中に入って行ったカルラ兵長がペルラスを真上にアッパーで殴り飛ばしたのだ。


爆煙が晴れてきて、春香たちはカルラ兵長の姿を目視することができるようになったのだが、そこにはカルラ兵長が床にロケットランチャーの銃口を向けていた。


その姿に誰もが驚いたが、カルラ兵長はそのままジャンプし、ロケットランチャーから一発の砲弾を床に向け撃った。


すると、カルラ兵長は床からの爆風で上昇し、殴り飛ばしたペルラスと同じ高さまで上昇していた。


「堕ちろ」


カルラ兵長はそう言うと、ペルラスを真下に向け殴り落とした。殴り落とされたペルラスはそのまま床に倒れ込んだが、空中にいるカルラ兵長に向けて触手を放った。


しかし、カルラ兵長は一本の触手をつかむと、触手を綱のように引っ張り、ペルラスを壁に直撃させた。

その姿を見ていたティアルたちは思わず口を開いた。


「俺たち三人でも敵わなかった奴を、たった一人で……。しかもあんなに圧倒してるなんて……」

「あれが、人類最強の兵士……」


そんなことをティアルやマリアは言っていると、壁に衝突したペルラスに向け、カルラ兵長はロケットランチャーから一発の砲弾を放った。


「こいつでKO(ノックアウト)だ」


その砲弾はペルラスに直撃し、凄まじい爆発がペルラスを包み込んだ。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ