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キャッチフレーズ

佐々木による講評は直中にしてみれば思いもしてなかったほどの絶賛で、気分はただ事ではなかった。


直中は気付けば綻んでいた頬を引き締めて「ありがとうございます」と受け取った。


「じゃあこれはsumomoの方にDMしてそっちから発信するっていう感じ、であってますか」


「はい、完成次第こちらにイラストを送ってください。それとキャッチコピーについては今話しましょう。イラストを作り終えてもそれに合うキャッチコピーを当てれなければ広告ではありません。」


直中は半分納得しつつもそれではこちら側がキャッチコピーに合わせるから責任を押し付けてるだけでは…?と疑念を抱きつつも取り敢えずもう半分納得することにした。


「sumomoさんの言ってる事って綿菓子さんにに無茶振ってるだけじゃないですか」


間島がチェアーを回転させてこちら側に体を向けて来た。


「しかもその綿菓子さんの広告に惹かれる人って大抵文字なんて見ませんよ」


「そういうもんなんですか、そういうもんなんですか?」


そう直中にふる。


「あ…、どっちも大事かもしれないっていうのがかなって…」


「ですからキャッチコピーを作るんです、間島さん」


佐々木は顔には出さないも気持ち勝ち誇った雰囲気で間島に言い返した。


「…うーん、そうですかね」


間島はキノコの後頭部をわさわさとして「んー…」と低く唸る。


「じゃあ僕もキャッチコピー制作手伝っていいですか?」


佐々木は「はい」と、直中は「ああ、勿論です」とどちらも承諾した。


そうしてキャッチフレーズ制作は始まったのだった。

これあらすじAIに頼んだやつなんだけどかっこよすぎてぼつにした。


欲望は、どこまで人を動かせるのか。

直中イサム、18歳。

乙女ゲームだけを愛して生きてきた男は、現実の世界に居場所を見つけられずにいた。

現実の恋愛も、人間関係も、どこか作り物に思えてしまう。

画面の中の“理想”だけが、彼にとっての真実だった。

そんな彼が、ある日足を踏み入れたのは――

広告業界。

きらびやかに見えて、その実態は、

人の欲望を刺激し、操り、数字に変える世界。

与えられた仕事は一つ。

「売れる広告を作れ」

経験なし。

常識なし。

センスも未知数。

だが彼には、ただ一つだけ武器があった。

乙女ゲームで培った、

“人を惹きつける感情の設計”。

ときに過激に。

ときに露骨に。

ときに巧妙に。

「エッチな広告なら私に任せてください」

常識外れの発想は、

やがて業界の常識を壊していく。

炎上。批判。嫉妬。

それでも止まらない数字。

人はなぜ惹かれるのか。

欲望とは何か。

作り続ける中で、彼は気づき始める。

広告はただの嘘ではない。

人間そのものを映す鏡だということに。

やがて彼の作る広告は、

単なる“売るためのもの”を超えていく。

それは、人の本能に触れる“何か”。

そして問われる。

それは創造か、

それとも搾取か。

欲望を武器にのし上がる男が、

最後に選ぶ答えとは──

これは、

乙女ゲームしか知らなかった男が、

現実の欲望を支配していく物語。

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