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きみと青いそらを永遠に見られますように〜本名を名乗れない迷宮で、私は大切な人を失うたびに時を遡る〜  作者: 福サーモン


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ep15 作戦決行

『グウ?』


 私たちはゴブリンキングを遠距離で囲う配置をした、こうすることにより巻き込みを防ぎ逃げる隙も与えずに倒せる。


「ルディア、準備は大丈夫?」


「準備大丈夫、いつでもいいよ!」


ルディアはゴブリンキングの正面に配置した、理由は妨害しやすいからだ。フレアはルディアからみて左、私は右だ。この配置に理由は特にない。


「スタート!」


私は右手を思いっきり高く上げ、二人に開始の合図を出した。


『円光操!』


ルディアの体から丸い光が五つ湧き出る、丸い光はゴブリンキングに向かって一気に加速した。


一つの丸い光がゴブリンキングの顔面に直撃、ゴブリンキングは悲鳴を上げ、両手で顔を隠した。


「凄い! 目を潰した!」


残り四つの丸い光は、空中に浮いて待機していた、相手が回復したらいつでも放てるという感じかな? 名前に『操る』ってあったし。


「フレア、畳み掛けるよ!」


「了解!」


『大竜巻!』


『ファイアボール!』


フレアの『大竜巻』と私の『ファイアボール』が同時に当たることで炎の竜巻と化してゴブリンキングを襲った。


『グォオオ!』


「よっし、流石に倒しかな!」


フレアが勝ち誇った顔で言う。


「ちょっとフレア、フラグ立てないで?!」


「あ、ごめ」


『グォガオオ!』


これでもまだ生きてるの、勝てる未来見えないんだけど……、流石ゴブリンキング。

キングって付いてるだけはある。


「ルディア、四つのうち二つをゴブリンキングに当てて!」


「了解!」


ルディアは私の指示通り丸い光二つをゴブリンキングの顔目掛けて操った。


『ガァアア!』


「よし、フレア、もう一度行くよ」


「わかったよ」


私たちは息を合わせて攻撃を出すタイミングを計る。


『嵐氷飛礫!』


フレアが魔法を放ったタイミングで私も魔法を放つ。


『炎雷!』


私は火と光属性の魔法を使える、試しに統合させて合体魔法を想像してみたら成功した。これ強いかも?


『ガァアア!』


炎が混じった雷と、フレアの氷魔法がゴブリンキングに直撃し、視界が見えない程の砂が発生した。


「ゲッホ、ゴホ、砂が口に入ったよ」


「ルディア、安心して、私も入ってるから」


「同じく」


そんな会話をしていると、文字が浮き上がってきた。


【ルミナスエリーゼ・ゴブリンキング討伐・レベル二〇にアップ・体力二〇〇・知力二〇〇・魔力二〇〇】


この表示が出たということは、つまりゴブリンキングを倒したということ……。


「倒、……した?」


私は嬉しすぎて言葉が出てこなかった。とにかくホッとした。


フレアとルディアは、私のそばに駆け足で寄ってきた。みんな生きてて良かった。


するとルディアがホッとした表情を浮かべて口を開いた。


「エリーゼやったよ! 本当に死ななくてよかった! 私一人だったら絶対生きて帰れなかったよ」

「そうだね、皆のおかげで勝てたよ」


私はフレアとルディアを強く抱きしめた。


「え!? エリーゼどうしたの、いつもこんな大胆なことやらないじゃん、なんか変だよ?」


「温かい、気持ちいい」


「お疲れ様、ルディア、フレア」


「もしかして、ゴブリンキングに呪われたの?」


「ゲホッ、ゴホッ!」


不意にルディアが変なことを言うので思いっきり咳が出た。


「というか、闘ったらお腹本当に空いてきちゃった、食べ物探さない?」


ルディアはお腹に手を当てて言う。


確かにかなり動いたのでお腹が結構減っていることに今気づいた。


「確かにお腹空いたね、食べ物があるか探そうか」


「じゃあ探索再開だねー」


フレアはニコニコしながら言った。


「フレアちゃん可愛いー」

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