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きみと青いそらを永遠に見られますように〜本名を名乗れない迷宮で、私は大切な人を失うたびに時を遡る〜  作者: 福サーモン


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ep10 最後の夜の記憶 〈6〉

いやー麻衣が勝つと思ってたんだけどなー、最後の最後で負けちゃったな」


「そうだね、でもあれは勝負ありだよ、完全に」


ジェンガは崩しちゃったけど、意外と楽しかったな。


そんなことを考えていると、佐紀が「あ! あそこに里奈っぽいっ人がいるな」


佐紀が指を指している方向を見てみると、確かに里奈さんらしき人がコンビニの入口付近でスマホを見ながら立っているのがわかった。


「たしか、研究仲間に会うって言ってたよね?」


「言ってたな、どうしたんだろ」


私たちは遠くから里奈さんを観察していると、コンビニから出てきたもう一人の女性と合流しどこかに歩いて行ってしまった。


「んー? ただ買い物してただけかな?」


「たぶんそうかも、私たちも早く買い物済ませよっか、優花も待ってるし」


「そうだな」


私たちは早歩きで移動してコンビニの中に入った。


「いらっしゃいませー」


入店音とともに店員さんの声が店内に響く。


「ホットココアあった」


「またホットココア? 本当に好きだなー」


「うん、温かいのもそうだけど、なんか飲むと落ち着くんだよね」


佐紀が「へー」と興味ありげな顔で言う。


「じゃあ今の麻衣にぴったりだな!」


「ふふっ、確かにそうだね!」


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