表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
9/17

登校中の痴漢行為

 長女は大学受験で大変な時だった。12月って、もう追い込みだけど、学校もある。

 ちょっと、登校拒否ぎみな長女。1月からは自由登校になるから頑張れ!! と応援しつつ、12月からは車での送迎となった。ほら、受験前に交通事故にあったら、その時点で浪人決定だから。



 そんな時に、次女から世間話ついでの相談である。



「Aくんね、ちょっと歩くのが遅いと、はやく歩いてって、いうの」

「まあ、あなたはちょっとトロいところがあるからね」

「靴、踏まれて、脱げそうになるの」

「履き直せばいいでしょう」

「置いてかれちゃう!!」

「………そうかー」



 待ってくれないんだな。



「靴、いつも踏まれるの」

「いつも!!」

「横見ると、影がくっついてるの」

「気持ち悪っ!!」



 それは、かなりまずいことになってるなー、と思った。影がくっついて、息がかかるほど近いところから声もかけられて、としてるのだろう。



 この頃は、嫌がらせ、という認識だったけど、これ、立派な痴漢だと、後で気づかされた。

 一度二度であれば、偶然、仕方なく、だろう。だけど、もう、毎日のように近づいて靴を踏まれる行為は、痴漢である。



 もう、Aくんという子どもが気持ち悪い子になる瞬間だった。



 たぶん、それが次女の限界だったのだろう。その日から、体調を崩し、学校を休むようになった。

 それでも、冬休み前の一週間だけは、荷物を持ち帰る、ということから、そこだけは、頑張って登校した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ