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証言集め

 子どもの病気に、イジメも関わっているということがわかった今、夏休みに行われる二者面談に向けて、色々と準備をすることとなった。



 まずは、証言をしてくれる人だなー。



 自慢じゃないが、私は本能的に、人に嫌われる。誰にでもお付き合いできる人は大丈夫なのだが、そうではない人たちには、私は物凄く嫌われる。側にいるだけで、違和感を感じるのだろう。

 こう、波長があわない、とか、そういうことだろうね。そして、話して、「あ、やっぱり合わないな、この人」と思われて、すぐに距離を置かれる。

 だから、私は子どもの友達の母親とは距離をとるようにしている。私のせいで、子どもが友達を失うなんてこと、本当にあるからだ。



 だけど、物は試しに、と三人、LINEでお願いした。



 一人は、次女の同級生のお母さんだ。クラスが同じになってから、すっかり仲良くなって、教室でも、仲良く過ごしている姿をよく見た。



 一人は、近所の一学年下の子のお母さんだ。登校班も一緒なので、登校中にことを教えてもらいたかった。



 一人は、近所の二学年下の子のお母さんだ。登校班も一緒で、この子が二年生、次女が四年生の頃から、何故か仲良くなり、我が家に土日祝日平日と入り浸って、色々とあった。この子のお母さんは、本能的に私のことを毛嫌いしているというのに、不思議な話だ。




 断られても、これは仕方がない。イジメの証言なんて、関わりあいたくないだろうし、私という人は、地雷だ。私自身、関わっていい人間じゃない、と自覚している。

 証言は本当は必要ない。不特定多数が見ている前で行われていることだ。学校側が下手に隠したりしなければ、話はスムーズに進む。



 学校側が敵に回った時のために、保険として証言を必要としただけだ。



 正直、表に立たせるつもりはない。

 Aくんの行動には、パターンが決まっている。親に告げ口した人にだけ、やり返しているのだ。

 それも、Aくんの親との関わりが薄い人ほど、やり返すようにしている。逆に、Aくんの親の関わりが近い人には、手を出さない。

 Aくんのお父さんが、証言した人の名前を聞きたがったが、Aくんの行動を知っていたので、それを拒否した。次女の友達は、名前が出た時点で、Aくんに復讐されるだろう。



 Aくんの両親は、本当にわかっていない。時系列を並べて、書き連ねていけば、Aくんの行動はどんどんと過激になっていっている。

 我が子だから信じているのだろう。だけど、子どもは嘘をつくのだ。



 ちなみに、我が家の娘さんたちは、正直だ。小学校の頃からずっと、学校から苦情とかが出ると、正直に答える。

 それが、世間でいう悪いことだとしても、正直に答えるのだ。

 嘘つくのは、他人に迷惑をかけないことだなー。それも、自己判断だ。内容によっては、他人は見ただけで不快になる。そういうところは、逐一、注意した。

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