学校でのボランティア
血液検査の結果を待っている間に、薬を飲んで、どうにか落ち付かせました。最初は、薬の副作用で吐き気が酷く出て、となったので、再び、学校を休むこととなりました。
そんなある日、学校から電話がありました。
「体調はどうですか?」
「病院の薬が効いて、今は調子が良い感じです」
「水泳の授業なんですが」
「えーと、保護者四人以上はいる、というやつですね」
プールを私営の水泳教室で借りることとなったのですが、見守りのために保護者四人のボランティアを募っていた。
昨年度もあったのだけど、長女が受験生であることから、私は行けなかった。
今年は、長女は浪人生、ということで、ボランティアに長女を道連れにすれば、とりあえず二人はいるな、ということで、名乗り上げていた。
でも、今、次女は体調不良で学校を休んでいる。
原因不明の病気で、現在、治療をするために検査をしている。薬を飲んでいるのも、一時しのぎのものだ。
「ちなみに、現在、人数はどうなっていますか?」
「えーと、Aくんのご両親と、あとは、隣りのクラスの子のお母さんがー」
「一人足りないんですね。大丈夫ですよ。来週からは学校に行きます」
一時しのぎの薬が効いて、次女の体調は落ち着いていた。
次女も、水泳の授業だけは行きたい、とはりきっていた。女の子は、月のものがあるけど、それもちょうど終わったし、大丈夫だ。
「私の長女も一緒に参加します。たぶん、長女が入水すると思いますよ。私は外で見張りですね」
「助かります!!」
でも、Aくんの両親が来るのかー。
知ってた。次女がたまたま学校に行った時に、担任がわざわざ、皆の前で発表したのだ。その時に、次女は聞いていて、私に教えてくれた。
Aくんの両親が来るなら、名乗り上げなかったなー。
だけど、体調が激悪い次女のお願いである。そうだとしても、いないと出来ないんだよ、というので、私は仕方なく、ボランティアとして参加した。




