ホルモンバランスの崩れ
午後に産婦人科を受診した。電話での予約のお陰と、問診表はネットで行ったことから、スムーズに進んだ。
産科って、今では本当に少なくて、こんな近い所で二か所って、本当に珍しい。この二か所しかなくて、わざわざ市外から来る妊婦もいるという。
総合病院の産科で切迫早産になったため、三か月入院したのだけど、とんでもない遠くから来ている人がほとんどだった。私みたいに、自転車で行けるよ、という妊婦は珍しかった。
その日も、妊婦さんに、婦人科を受診する人でいっぱいだった。
次女はすぐに呼ばれ、私は状況説明した。
「わかりました。では、お腹を超音波で診てみましょう」
相手は男性だけど、私も次女も気にしない。それどころではない。お腹が痛くて、頭痛が酷くて、それをどうにかしたいのだ。
素人の私が見ても、わからないけど、短時間で、産婦人科医は見極めてくれた。
「卵巣がぱんぱんに膨らんでいますね。これは痛い。お子さんの年頃だと、ホルモンバラスが崩れるので、こういうことが起こることがあります。
「出来ましたら、中学生になる前には、治療を終わらせたいのですけど、出来ますか?」
主人としては、次女のこの病気? を中学まで持ち込まないことを目指していた。
小学校は、通信教育や習い事でどうにかなるけど、中学校は、それでは勉強が遅れる。
万が一のことがあったら、塾に行って、勉強の補填は出来るだろう。だけど、交友関係は大事だ。
それに、出席日数によっては、高校受験が難しくなる可能性もある。実際、出席日数を理由に、県内の高校を受験出来なかった近所の子がいた。
だけど、物事は順序よく進めていかないといけない。
「まずは、血液検査ですね。ホルモンの数値を調べましょう」
「血液検査、つい最近、しました」
「それは、ホルモンは調べてませんね。今回のは、ホルモンの数値を調べるための血液検査です」
次女は、注射が泣くほど大嫌いだ。もう、泣きそうな顔になってる。
「まずは、薬を飲みましょう。この薬はしっかりと飲んでくださいね。血液検査の結果が一週間後です。その結果によって、治療を決めましょう」
「わかりました」
診察後、すぐ、血液検査のため注射することとなって、次女は大泣きした。




