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耐えられない腹痛

 一日、登校したら、その後三日は休む、ということが続いている頃、次女の腹痛は悶絶のところまできた。

 痛み止めを飲んでいるけど、気休めになっていた。



 実は、私も胃カメラの予約をしていて、それが次の日となっていた。次女を病院に連れて行くには、今日しかなかった。



 学校を休んで、小児科でいっか、と予約をとったのだけど、そこがダメだった。



「ここが痛いとなると、婦人科ですね」

「小児科で出来ないんですか」

「薬の処方が出来ません。まず、検査が出来ないですね。触っていい?」



 痛い所を触診したりとしてもらいました。



「ここが痛いとなると、婦人科です」

「婦人科かー」



 総合病院の受付時間は午前11時までである。時計を見れば、その時間を過ぎていた。

 会計を終わらせて、迷った。もう一カ所、個人病院の産婦人科がある。だけど、あそこは、ちょーと敷居が高い。



 近くには、産婦人科は二か所ある。

 一つは総合病院だ。もともと、この病院は産婦人科が発祥である。だから、採算がとれなくても、この病院は、産婦人科をなくさない。

 もう一つは、産婦人科専門の個人病院だ。ここは、とても綺麗なところなんだけど、敷居が高くて、近寄りがたい。



 迷っていても、次女の腹痛はおさまらない。仕方なく、電話で問い合わせて、午後、受診となった。



「何か食べたいものある?」

「食べたくないー」

「そうだよねー」



 体調不良のせいで、次女の食欲も減退していた。このままではまずいことになる。

 イジメが原因とは思いたくないけど、それが原因だと、次女は、たぶん、学校にも通えなくなる。



 私の友達は、中学で酷いイジメにあい、病気となり、自宅療養となった。



 髪の毛が全て抜けたという話だ。

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