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スポーツマンシップに最も遠い男

 GW明けに運動会の練習が始まった。色々と試したけど、GW明けは、それなりに休んでしまい、次女の練習は遅れる一方だった。



「せめて、この一週間は頑張ろう」

「うん!!」



 その週の土曜日が運動会本番である。

 いつもだったら、次女の友達が放課後、遊びに来るのだけど、さすがに運動会の練習で、それどころではなく、次女も疲れて倒れていた。



 四月までは、習い事は塾、能力開発、ペン習字と三つあった。塾は週三回、能力開発は週一回、ペン習字は週一回と週の五日間が習い事に費やされた。

 次女が、友達と遊びたい、という希望が強かったので、時間帯も調整したりしたけど、体調不良が続いたため、塾は半分も消化しないまま退会、能力開発の時間帯だけずらして、遊べない日が週一回となった。



 それも、学校休んでるから、気を利かせて、友達は週末だけ遊びに来るけどね。



 運動会前日くらいに、運動会のプログラムを受け取った。



「ギャグか」



 なんと、応援団団長にBの名前があった。

 男二人がかりで、薬飲んでる持病持ちの女の子イジメたやつがスポーツマンシップを選手宣誓するって。



 ちなみに、Bが団長しているチームは負けました。

 やっぱり、スポーツマンシップからかけ離れた奴が選手宣誓しちゃいけなかったんだなー。



 運動会は無事、終わり、後片付けも手伝って、六年生は記念写真できゃいきゃいしてました。

 あんなに学校休んでる次女ですが、友達がわざわざ呼びに来て、一緒に記念撮影をしていました。



 正直、泣きそうになった。



 学校にはほとんど行けてない。体調悪すぎて、外で遊ぶことも満足には出来ない。学校に行けても、ストレスの元であるAくんとBくんがいて、と大変な状態だけど、友達関係は良好に続いていた。

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