表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
14/16

難しい、我が家には無縁な、部落の話

 Cくんは典型的なイジメられっ子である。

 理由は、机の中とか汚いから、と次女が言っている。



 ちなみに、次女はこれっぽっちもCくんの汚さは気にしていない。普通に接している。



 後部座席に山積みになるCくんの一年分の荷物。こうなる前に、学校で指導しろよ、と思ったけど、これは仕方がない。



 長女の頃と次女の頃では、教育の質が違った。



 長女の頃はとても手厚い教育と指導だ。こういう学期末の荷物の持ち帰りも、低学年の頃は、担任から指示があったのだ。

 だけど、次女の頃にはなく、最初は、とんでもない荷物をまとめて持って帰ってきた。

 それを学習したのは、私が声かけをするようになってからだ。学期末の一週間頃には荷物を持ち帰るように、と注意するようになった。

 それからは、次女は学習して、カレンダーを見て、少しずつ持ち帰るようになった。



 だけど、そういう親がいない所は、気づいたら、まとめて持ち帰ることとなるのだ。

 その最終形態がCくんだ。

 おお、なんて恐ろしい子!!



 とんでもない荷物なので、自宅へ運ぶのも、総出でしか出来ないよ。



「えーと、Cくんのところから行こうか。道案内して」

「ありがとうございます」



 お礼言える子かー。でも、とても恐縮してる。まともな子だな。

 Cくんの案内で最初に言われた場所は、どこかの駐車場だ。



「家、近いの?」

「もっと先だけど、ここから歩いて行きます」

「いやいや、無理だから!!」



 この荷物、一人で運べないよ。

 というわけで、本当に家の近くまで行って、Cくんの荷物を運んだ。



 最初、とんでもない豪邸の敷地に入った。だけど、Cくんが行ったのは、その豪邸の隣りに立つ荒屋である。



 あー、そういう子かー。



 Cくんの立場をなんとなく理解した。この子は、人にイジメられても仕方ないと思うしかない、そういう生まれだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ