表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/16

<宇宙人が地球へ来る意味>

ゴンベの言葉を聞いて、ジェムは少し顔を引き締めたように見えた。

そしておもむろに問いかけてきた。


『ところでゴンベは、なんで宇宙人が地球へ来ていると思うニャン?』


「え?なんで来ているか?」


『そうだニャン。俺もそうだが、俺以外にも、ゴンベが思っている以上に、多くの宇宙人が人類の中に紛れ込んでいるニャン』


「そんなに多くの宇宙人が居るのかい?」


『居るニャン。俺みたいに動物の姿を借りている者もいれば、人間の体を借りていたり、疑似ボディを使って、人間に化けて過ごしている者も居るニャンよ』


「ジェムは寄生獣みたいな生物なのかな?」


『寄生獣?なんニャそれは?』


「知らないか。まあ漫画の話だからな。ようは生物の体に寄生して、意識を乗っ取って自由に操れる生物の事だよ」


『ふむ。ジェム達とはちょっと違うニャ。俺達は実体を持たない、精神生命体と呼ばれる部類だからニャ。寄生とかはしないニャ。共生して体を借りている感じだからニャ』


「ふ~ん乗っ取っている訳では無いのだね」


『まあ、時々必要に応じて、思考誘導をしたり、一時的に意識を借りて行動したりする時も有るけどニャン』


「あるのかよ!ちょいと怖いな」


ゴンベは如何にも怯えた表情になった。


『局面的にはそうニャ。でも、普段は体の中から、外の情報を見ているだけだニャン』


「それじゃあ、ジェムの仲間の中には、人間の体に入って、情報収集をしていたりするのだね?」


『そうだニャン。そっちのタイプの方が多いニャン。その方が情報を得やすいからニャ』


「たしかにそうだろうね。ジェム達とは違うタイプの宇宙人も居るんだね?」


『居るニャン。彼らは実体を持っているから、疑似ボディとホログラム等を駆使して、正体を隠していたり、中には変化できる能力を持つ者も居るニャンよ。割合としては、現在地球へ来ている宇宙人の7割が、そっちのタイプだニャン』


「じゃあ、ジェム達はむしろ少数派なのかい?」


『種族的に言えば多いほうだろうニャ。多分2番目に多いのがジェム達だと思うニャン』


「で、何故宇宙人が、そんなに大勢地球に来ているのか?と言う質問だったな」


『そうだニャン。ゴンベはどう思うニャ?』


「話の流れから見ると、別に侵略に来ている感じでは無いね。何かの調査とか、研究のためかな?」


『なかなか鋭いじゃニャいか。主たる目的は人類の調査だニャン』


「調査ね。でもさ、人類の文明なんて、ジェム達から見たら、遥かに劣っているのだよね?それをわざわざ大勢で来て調べる必要性があるのかい?」


『あるニャン。勿論人類の技術を学んで、我々が利用したいとかでは無いけどニャ。その面では人類から学ぶ物はほぼ無いと言えるニャン』


「だよね。では何を調査しているんだい?」


『俺は日本人の一般的な生活や、意識を調査しているニャン』


「そんな事を調査して、何になるんだい?あまり役に立つとも思えないのだけどな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ