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時を流るる修学旅行

流るる 流るる

家々流るる

街並み消える

道現れる


流るる 流るる

川海流るる

山々そびえる

ため池こえる


屋根の平原

鉄塔の城

畑の湖

私は旅人


故郷に手を振り

旅先(さき)へ踏み込む

時を流るる

修学旅行


―――――――――――――――――――――――――


 即興で詠んだ詩ですね。即興にしてはかなりまとまった印象。とりわけ私は「畑の湖」という表現に感激しました。屋根が平原、つまり地面ならば、それより低い畑はなんだろう? その答えに湖を導き出した当時の私に拍手を贈りたい限りです。

 即興ですから、大した深い意味合いはありません。でもそれでいいのです。この詩は、新幹線の窓から見える景色をそのままに書き表しています。文字で写真のように景色を伝えるって、私は大変美しいことだと思うんです。

 「時を流るる」に込めた思いがメモされていました。「気づけばもうこの時間がやってきている修学旅行の一瞬さ」

え、もう2日目終わり!? みたいな、一瞬ですぎる修学旅行を表現したかったんですね。修学旅行、色々な思いが込み上げる中の、学生ならではの着眼点に脱帽です。

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