ニムル
そう言ってすぐにドラゴンにファイヤをお見舞いした。さすがにドラゴン飛んで逃げるのを忘れるほど驚いていた。ただドラゴン多分勘違いをしてる。僕がファイヤを打ってると思ってる。トリック。賢すぎる。ドラゴンの心が読めるのか?ならあれだけ驚いていたいのにすぐに冷静になって攻撃してきたから。散々二人で攻撃した後にユーリをおろして
「何か勘違いして無いか?」
と僕とユーリは別れて別々に攻撃をした。攻撃が止まったのを見るとさすがに理解したようだ。生き返ったのか?死んだフリだったのか?そんな所だろう。
「まったまった、何それ?」
やっぱり賢いドラゴンだった。でも開口一番それか…。
「敵に教えるわけ無いだろー」
「じゃあ仲間になろう」
そう言うと、ドンドン小さくなって女の子になってしまった。
「僕の名前はニムル」
「ドラゴンに化けていたの?」
「逆逆、ドラゴンが人化してる」
ドラゴミュート聞いた事がある。僕は近づいて来るニムルに対してとっさにユーリを庇った。
「どうしたら信じてもらえるのかな?きっかけは興味本位だけど僕は君たちを待ってたのもあるんだよ」
「どういう事?」
「僕は何かに縛られててここから動けないんだよ。宝を狙う人間を利用して上手く脱出できないか?と考えてきた。でもつまらないやつに宝を渡すわけには行かない。こういうのは僕どうしても守ってしまうんだ」
『仲間と言ってるし契約しても良いんじゃ無いですか?』
『でもユーリ殺したんだぞ』
『じゃユーリに聞いたらどうですか?』
「ユーリ良いの?自分を殺した相手が仲間とか言ってるけど?」
「別に良いよ。偶然とかじゃない必然として殺された多分強いって裏返しでしょ」
「ユーリが良いなら良いか。仲間になるのは契約をするだけで良いよ。何かニムルを苦しめるような不利な契約じゃない。ミュウ出てきて」
ミュウが現れた。
「驚く事ばかりだな本当に君は何者なのか」
「まあ契約すれば教えてあげるから。不利じゃない証明になるか?分からないけど皆契約した仲間なんだ」
「なるほどそれは良いね契約しよう」
相手の手を握り
「ニムルとの契約を行う」
皆の手が光り輝いた。
「あれ出来たな、ドラゴミュートは性別が複雑だと聞いたけど」
「両性と思ってくれれば良いよ。君のお好きなように」
「じゃ何故女の子に?」
「基本は一応女だよ。深く考えないで種族の違いを理解するのは大変なんだ」
「まず契約者の話の前にニムルってカードはどうなってるの?」
「何それ?」
「カードオープンってやったらカード現れる?」
「カードオープン」
手をかざしてニムルはそう唱えた。
「何かあるねブレスだってさ」
「ニムル本当に賢いな文字読めるんだ」
「まーねー」
「ブレス」
と僕は唱えてみた。なんかすごいの手から出た。さすがに口からじゃないようだ…。
「何々???凄い何が起きたの?」
「ニムル自分で人化の時のブレスってどうしてるの?」
「特に言わなくても頭でイメージするだけで出来るよ」
そう言った後手から僕より凄いのが出た。
「おおーーすごいなこれ」
「これが互いにメリットのある契約ってやつ。カードの話しはややこしいけど、人間でも誰でも持ってるわけじゃない。確かモンスターは高いレベルのモンスターほど特性にあったマイカードになるって話があったからそういうのかな」
僕は持っていたストックカードをニムルに上げた。カードインの方法を話してすべてセットした。
「ロック」
石が飛んでいった。
「へーこういうものなのか」
「そそ実際見たほうが早いでしょ。んで生まれつき持ってるカードがニムルの場合ブレスになる。何故ニムルのブレスが凄くなったか?は僕のマイカードの影響。逆に僕がブレスを使えるのはニムルの影響。これが互いにプラスの契約ね」
「これ良いね」
「実はさこのカードを知らないとユーリの話が分からない」
そういって僕はユーリを分かるように手で示した。
「私は簡単に言えば不死身。不老不死とかは分からない。殺されても生き返る。それはね私が持ってる回復のカードとニックの強化の影響が重なったもの。回復を超えて再生まで言ってしまったと思って」
「すごいな」
「おそらく前のニムルより強いよ。やばいドラゴン誕生させちゃったかな…」
「仲間じゃないかー」
ミュウが
「ニックはそんなに心配しなくて良いですよ。契約主には基本攻撃しません。ニムルそんな気無いでしょ?」
「うん」
「まあ私達同士は分からないですけどね」
「もうミュウ人が悪いな。大丈夫だって」
僕はふと思い出したように話し始めた。
「あああ、宝はどうなったーーー」
「ああそっちにあるよ。良いよ上げるよ」
「つかー仲間だし全員の物だよ」
防御50%と特殊鉱石と財宝を手に入れた。
「ミュウに上げる。それも話すよ。ミュウちょっと特殊なモンスターみたいなもので僕と合体できる。だからいざとなったとき僕の防御に使えるから」
「なるほど」
「やっぱこの中じゃ外すのヒールですかね」
「うん、僕が合体した時使うから良いさ。危なくなったらユーリに頼めば良いよ」
「後私モンスターじゃ無いです。ダンジョン=タワーの精霊、魂、人化?みたいなものです」
「なんかさミュウとニムルって似てるよね。動けないから僕を使って動けるようにしたとか。君たちを縛ってるのって誰?」
「そんなの分かりません」
「全くだよ」
「人間なら間違いなく宗教を持ち出して人格神を想像すると思う」
「ニックも人間でしょ」
「言葉足らずだったね。この世界の人間ならね。僕は日本の影響があるからさ。ただこの世界大きな宗教ないな。ダンジョン教とかそのうち出来るのかな。まあ良いや」
帰る時に困った。
「ニムル乗れないし、ドラゴンに戻ると目立つし…」
「んじゃ」
小さな竜になった。それを僕がリュクの様に担ぐことに。
「ニムル便利すぎる…。いずれさ乗せてよ。降りる時問題だからどうしようか?と思ったけどさ」
「たまには良いよ。でも基本は馬使ってね」




