表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コミュ症の俺がVRMMORPGを始めるらしい  作者: 黒暗闇怒[くろくらあんど]
9/49

俺が試練をうけるらしい7


まず前提として知ってもらいたいが俺は頭が回るタイプではない。

何事も実戦して経験する事でそれを生かしてどうにかするのだ。

だからこそアイテムだけで突破するという縛りは楽しく感じられる。

何度も死んではアイテムの効果時間や性能を頭に刷り込んでいく。

そしてクリアが可能であっても何度もやり直していった。


「そろそろ最後にやってみるか」


最後に選んだのは模倣の水晶・死の劇薬・復活の人形3つだ

使い方は簡単、部屋に入り模倣の水晶を使う。そして、死の劇薬を飲む。

死の劇薬はその名の通りで飲むと即死するという物だ。

飲んでみる以外に旨いなとか思ってると目の前が真っ暗なった。

なんというかすごく眠くなって倒れた感じだ。目の前に人形を使うかという選択肢がでたので使う。

目を覚ますと床に倒れていて部屋には魔物の影や形が一切ない。

手元にあった人形を見てみると灰となり塵のように消えていった。


「これは強いな…一人用だけど」


何度も試している時に気づいたのだが、魔物は倒すとその場で塵になり跡形もなくなるのだ。

水晶で自分の状態を全体に広げて劇薬を飲み、死ぬ。その場合、敵は死ぬと塵になる。

その後、生き返れば敵は蘇生されないと踏んだが成功した。


「さて最後の珠を手に入れるか」


道を進んでいくと宝箱と机がある。

机の上には鍵と[宝箱などを開けるには鍵かスキルが必要]と書かれた紙がある。

鍵を手に取り鍵穴に指して回すと鍵が消えて宝箱が開くようになっていた。

おそるおそる開けてみると箱の中に赤い珠がある、罠がなくてよかった。

手に取り、進むと魔法陣があり近くに看板がある。


[魔法陣を使うと様々な効果がある]


そう言われてもどう使えばいいんだ…?

魔法陣の中に入ってみると杖の時のように頭に言葉が浮かぶ。

唱えてみると魔法陣が輝き、気づくと正面の入口の前に立っていた。

帰還の魔法陣という所か。


最後の珠を台座に乗せるとミノタウロスが話しかけてくる。


「感謝するぞ探索者よ、その台座に3つ揃いし時、我は解放される。」


ミノタウロスの魔法陣が少しずつ光を失っていく…。


「最後の試練だ、我と戦え!探索者よ!」


そう言ってミノタウロスは地面に拳を突き立てて引き抜く。

すると大きくて無骨な斧がその手に握られている。

そのまま斧を振い魔法陣を切り裂いてゆっくりと出てくる。

ゆったりとした動きだが、すごい重圧を感じて足がすくむ。

今回の武器はナイフと銃だが、ナイフでは斧なんて受けきれるはずがない。

恐怖もあり距離をとって銃を構える。

銃を見たミノタウロスが斧を水平にして盾の様に構えながら歩く。

銃から発射された弾が相手に向かって飛ぶが斧によって弾かれた。


「冗談だろ!?」


手が震えて何度も打ち込む。

全ての弾が弾かれたり、狙いが定まらず外れてしまった。

弾を装填して次の準備をする。


「解放した恩を仇で返しやがって!

 すみません勘弁してください!」


悔しくて思わず叫んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ