俺を追ってくる奴がいるらしい
しばらく(2~3日程)、ユウタに会えなかったので、抱き上げ、撫でながら移動する。
「癒されるわぁ…仕事で失ったモノが蘇るようだ。」
体力の限界を越える、仕事のラッシュ攻撃により、精神面もかなりやられていた。
帰ってゲームをしようとして、気づいたら次の日の朝だった事すらあった。
「武器変えるためにも、金稼がねぇとな!」
検問所に歩いて行っていると、また、例の声が聞こえてくる。
「お願い待って!話がしたいだけなんだ!」
するわけねぇだろ…ユウタを降ろして走り出す。検問所を越え、しつこく追ってくるので、ユウタに足止めさせて、エリア移動した。ここまですれば、追ってこないだろう。ユウタと合流して、狩りを開始する。
「次のエリア移動も考えて置くかなぁ」
先ほどの様子から、ここにも追ってきそうだ。次のエリアに移動したら、少しモンスターが強くなり、種類が増える可能性があるだろう。危険度と共に、育成の経験値が増えるのは、いい事でもある。
「せめて武器を更新してからだなぁ」
初期ナイフでも、問題はないだろうが、序盤はなるべく変える事で、効率化を図りたい。
それでも、防具が強くなったのは、やはり大きい。ダメージが減った分、狩りの時間が増える。
回復用のアイテムも、しばらくは、必要なさそうだ。
「それにウルフ達を倒せるようにもなりたいんだよなぁ」
集団との戦いについても学びたい。ユウタと二人で、狩れるようになれば、稼ぎもよくなる。
つまり、時間がないのだ。それだというのに。
「逃げないでくれ!話を聞きたいだけなんだ!」
このゲームでは、PK行為は出来ないようになっている。そういう意味では安全だが、ストーキングしてくる奴を見て、安心できる奴はいないだろう。
「チッ」
「不愉快にさせたのなら、謝るから!」
「謝らなくていい。帰れ」
「本当に申し訳なかった、少しでいいから」
不快感を一切、隠さずに話す。こういう時は、関わりたくない事もあり、口調が素晴らしく悪くなる。
「君…魔物使いだろ?」
こいつ…頭おかしいんじゃないのか。ユウタ見て、それを言ってるならお笑いだ。
「僕は、ギルド「旅人の憩い」のマスターをやっています。名前は」
「間に合ってます。帰れ」
勧誘しに来たのなら、悪手だろ、追ってきて、嫌がる奴を誘うとか。
「違うんだ!その…君、魔物手に入れてるだろ?」
そう言うと魔法陣を書き始めて、相手が魔物を召喚する。
光を発して、魔法陣から、闘犬が現れる。
「闘犬の魔物を持っている同志として、話をしたかったんだ」
現れた犬は、長い手足を持ち、黒い毛と青色の瞳をしたドーベル種だった。
今日は~仕事の激戦の日~絶対に死ぬ~
そして、FGOが羅生門に入りました。普通、期間あけて、ストーリー進めさせないと新規の人できないぞ?
でも僕は出来るので、楽しみに待ってます(吐血しながら




