俺が調子に乗るらしい
アクティブ:相手の方から攻撃をしかけてくる。
ノンアクティブ:手を出さないかぎり何もしてこない。
次のマップに辿り着いた。
先ほどの平原と同じだが、出現する魔物が増えている。
ホーンラビットとは別に、緑色の鱗を持った蛇、グリーンスネーク。そして、灰色の狼、ウルフ。
さらに先ほどのマップだとラビットのレベルが1から3の間なのだが、ここのマップは3から5くらいになっていた。ちなみに、俺のレベルはもうすぐ3になる。残りの時間を使って出来る限り上げておきたい。
「まずは蛇から試してみるか」
近くにいた1匹のグリーンスネークに狙いを定めて近づいていく。
少しずつ近づいていくと、急にグリーンスネークが動き出して、こちらへと向かってくる。
「アクティブか!?」
アクティブとは一定範囲に入ると攻撃してくる魔物の事だ。
体をしならせながら、独特な動きで進んでくる速度は、意外にも速い。
すぐ足元まで近づいてきて口を開けて噛みついてくる。
あぶねっとか思いながら脚を上げると、器用に体を伸ばして噛みつかれた。
「くそっ痛い!!」
噛みつかれた瞬間、脚に電撃が走る。さらに、噛みつかれたままのためか、継続して痛い。
ユウタが近づいてきて、噛みつこうとするも、体をくねらせて避ける。
それでも、噛みついている頭は動かせまい…!
ナイフを頭に何度も突き刺す。
「いいかげんにしろっ!」
しばらく経って、動かなく放ったが、体力が半分も削られていた。
エリアを一つ移動しただけで、アクティブに変わるとは思わなかった。
武器も防具もない上、レベルも低い…。
ため息をつきたくなる。しかし、悪い事ばかりでもなくレベルが上がった。
このゲームでは、レベルが上がっても、体力や魔力などは回復しない。
スタータスとスキルの強化ポイントがもらえるだけだ。
周りを確認してみると、グリーンスネークはいないようだ。
ステータスを強化していなかったので、筋力をあげて攻撃力を上げる。
筋力を上げる事で、攻撃力が上がり、インベントリの収納の量が増える。
スキルは魔物の経験値取得率を上げるスキルを取った。
レベル1程度では、1%しか増えないが、塵も積もればなんとやらだ。
「さて、頑張ろうぜ、ユウタ」
周りに人はいないようだし、気楽に狩りをするとしよう。
ホーンラビットをメインにしつつ、範囲内に入ってくるグリーンスネークを狩る。
最初は、ラビット狩りに精を出していたが、途中からはスネーク狩りをし始めた。
先に進むほど、魔物の種類やレベルが変わるのだ。
今のうちに、経験は詰める時に積むべきだ。
何度も、何度も、戦っていく内に、弱点が分かってくる。
グリーンスネークが強いのは、独特な動きから生まれる回避力と噛みつきの継続ダメージだ。
しかし、攻撃範囲が分かれば、見切りやすい上、攻撃する場所は頭のみ。
さらに、先にユウタが噛みついた場合、相手は動く事が出来ない。
ラビットの角や皮以外に、グリーンスネークの鱗や牙が手に入った!
慣れた事もあり、効率よく狩っていると、ユウタのレベルが上がる。
魔物もプレイヤーと同じく成長する。さらに、成長のさせ方も選べるのだ。
速度を上げて、少しでも回避力や移動速度を上げておく。
「思った以上に楽になったな。」
最初の頃とは違い、戦闘に対する余裕。
レベルが上がった事による安心感。
パートナーでもあるユウタの存在。
それが俺の慢心に繋がったのかも知れない
「そろそろウルフでも狩っちゃうか」
のんびりじっくりやっています。
ぐだぐだしすぎている気がする。




