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コミュ症の俺がVRMMORPGを始めるらしい  作者: 黒暗闇怒[くろくらあんど]
22/49

俺が調子に乗るらしい

アクティブ:相手の方から攻撃をしかけてくる。

ノンアクティブ:手を出さないかぎり何もしてこない。

次のマップに辿り着いた。

先ほどの平原と同じだが、出現する魔物が増えている。

ホーンラビットとは別に、緑色の鱗を持った蛇、グリーンスネーク。そして、灰色の狼、ウルフ。

さらに先ほどのマップだとラビットのレベルが1から3の間なのだが、ここのマップは3から5くらいになっていた。ちなみに、俺のレベルはもうすぐ3になる。残りの時間を使って出来る限り上げておきたい。


「まずは蛇から試してみるか」


近くにいた1匹のグリーンスネークに狙いを定めて近づいていく。

少しずつ近づいていくと、急にグリーンスネークが動き出して、こちらへと向かってくる。


「アクティブか!?」


アクティブとは一定範囲に入ると攻撃してくる魔物の事だ。

体をしならせながら、独特な動きで進んでくる速度は、意外にも速い。

すぐ足元まで近づいてきて口を開けて噛みついてくる。

あぶねっとか思いながら脚を上げると、器用に体を伸ばして噛みつかれた。


「くそっ痛い!!」


噛みつかれた瞬間、脚に電撃が走る。さらに、噛みつかれたままのためか、継続して痛い。

ユウタが近づいてきて、噛みつこうとするも、体をくねらせて避ける。

それでも、噛みついている頭は動かせまい…!

ナイフを頭に何度も突き刺す。


「いいかげんにしろっ!」


しばらく経って、動かなく放ったが、体力が半分も削られていた。

エリアを一つ移動しただけで、アクティブに変わるとは思わなかった。

武器も防具もない上、レベルも低い…。

ため息をつきたくなる。しかし、悪い事ばかりでもなくレベルが上がった。

このゲームでは、レベルが上がっても、体力や魔力などは回復しない。

スタータスとスキルの強化ポイントがもらえるだけだ。

周りを確認してみると、グリーンスネークはいないようだ。

ステータスを強化していなかったので、筋力をあげて攻撃力を上げる。

筋力を上げる事で、攻撃力が上がり、インベントリの収納の量が増える。

スキルは魔物の経験値取得率を上げるスキルを取った。

レベル1程度では、1%しか増えないが、塵も積もればなんとやらだ。


「さて、頑張ろうぜ、ユウタ」


周りに人はいないようだし、気楽に狩りをするとしよう。

ホーンラビットをメインにしつつ、範囲内に入ってくるグリーンスネークを狩る。

最初は、ラビット狩りに精を出していたが、途中からはスネーク狩りをし始めた。

先に進むほど、魔物の種類やレベルが変わるのだ。

今のうちに、経験は詰める時に積むべきだ。

何度も、何度も、戦っていく内に、弱点が分かってくる。

グリーンスネークが強いのは、独特な動きから生まれる回避力と噛みつきの継続ダメージだ。

しかし、攻撃範囲が分かれば、見切りやすい上、攻撃する場所は頭のみ。

さらに、先にユウタが噛みついた場合、相手は動く事が出来ない。


ラビットの角や皮以外に、グリーンスネークの鱗や牙が手に入った!


慣れた事もあり、効率よく狩っていると、ユウタのレベルが上がる。

魔物もプレイヤーと同じく成長する。さらに、成長のさせ方も選べるのだ。

速度を上げて、少しでも回避力や移動速度を上げておく。


「思った以上に楽になったな。」


最初の頃とは違い、戦闘に対する余裕。


レベルが上がった事による安心感。


パートナーでもあるユウタの存在。


それが俺の慢心に繋がったのかも知れない


「そろそろウルフでも狩っちゃうか」


のんびりじっくりやっています。

ぐだぐだしすぎている気がする。

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