俺の悩みが止まらないらしい
NPC=ノン プレイヤー キャラクター AIや指定された事しかできないゲームキャラです
PC=自分が作った操作するキャラクター
突如、目の前に出されたタマゴを見ながら、最初に思ったことはタマゴのサイズだ。
見たことはないけどダチョウのタマゴより大きいのではないのだろうか?
ゲームだし重量の概念がないのかも知れないが、どう考えてもマントで隠せるサイズではない。
「というかタマゴを買うとはどういうことだ」
やべっ考えた事が、つい口から出てしまった。
相手の顔が見えないはずだが、すごくニヤリとした雰囲気を感じる。
獲物がかかった!という感じにしか見えない。
「言った通りでさぁ。
タマゴを盗む魔物がいましてね。
何のタマゴかはわからないので価格は安めですがねぇ?」
魔物のタマゴを盗む魔物だって、けしからん魔物もいたものだな!そう思いつつ目は離せない。
正直、何のタマゴかは分からないのだが、ペットが欲しい。共に旅するお供が欲しい。
それに最低でも初期の魔物がホーンラビットならホーンラビット確定と思っていいはずだ。
あの可愛い容姿、ふさふさとした毛、なんだかんだで、角の攻撃と移動速度の速さは魅力的だ。
すごく欲しい。たとえ罠であったとしてもだ。言い回しで魔物が謎な点も、ガチャを連想させ惹かれる。
それに相手はイベントNPCとかではないのだろうか?こんな序盤にタマゴなんて入手出来るものではない。
問題は値段だ。これが4000を超えていた時点で、話が終わってしまうのだ。
本物のタマゴかどうかは分からないが、どうせ偽物かどうかもわからないのだ。
購入してただのゴミだったら、諦めればいい。人間不信には陥りそうだが。
「値段を聞きたいのだが…」
祈りながら答えを待つ。神よ…。
「5000っといった所でさぁ」
現実は非情だった。神など存在しないもんである。
「凄く欲しいのだが…4000しかない…」
絞り出すように拒否の答えを返す。
血の涙を流せそうだ。悔しい。選択肢に殺してでも奪い取るが欲しい。
「商売上手だねぇ
お兄さん…気に入った!
今ならなんと4000だ!どうだぃ!」
「買ったぁ!!」
神はいたんだ…!いや女神様の祝福のおかげか…!
手持ちの4000を相手に手渡してタマゴを受け取る。
この時、タマゴを入手した結果、最初のタマゴを手に入れるまでつく付加が消えていた。
まぁ気づいてなかった上、ダンジョンに潜るのがいつになるかわからないので構わない。
しかし、本物を手に入れたという意味では、確定の情報であった。気づいてなかったがな。
「毎度ぉ
また会えるといいですねぇ
ヒィッヒィッヒィッ…」
そう言ってタマゴを売ってくれた人は、いつの間にか闇にまぎれていなくなっていた。
しかし、大きいタマゴだ。淡い水色をしているが、なんのタマゴだろうか?
「魔物の館なら鑑定とか出来るかも知れないな」
鑑定以前に孵化させる事も知らないのだが、重要なのは何のタマゴであるかってことなのだ。
インベントリにタマゴを入れておく、これなら落としたり、盗まれたりもしないだろう。
とりあえず、館へと向かって歩き出した。
何を主人公が手に入れるか決めてなかったので診断メーカー使ったらドラゴンとか人魚とか死神とか
やばいのしかでないのでやめました。どうしよう。




