表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/4

森のダンジョン、探索開始

前回のあらすじ…

ボロボロで帰ってきた仲間たちの理由を聞いたマグ、その理由は…

マグの治癒魔法への感謝を忘れないための、自らへの躾だった。

理由はわかったマグではあるが、それでも少し傷ついたので、補助魔法は初級のものだけにするという…

尚この間グラスとネロはずっとほっぺのつねり合いをしていた…


翌朝…冒険者ギルドにて…

受付嬢「あ、イノルディナーテのみなさん、今日は全員ですか?」

グラス「まぁ…そうですね…」

昨日グラスたちにダンジョンの通行許可をくれた受付嬢である。

ネロ「今日は全員で行くから、昨日のダンジョンの通行許可ちょうだい?」

受付嬢「かしこまりました、こちらになります。」

マグはその通行許可書を見る。

ダンジョンの通行許可書には、ダンジョンに入るために必要なランクが描いてある、ランクは初等・中等・上級・特等の4つに分類される…

なぜか上級だけ級なのだが、誰もそこには触れない。

そして、出没する魔物や場所、探索状況なども記されている…

マグ「"通りの森"中等ダンジョン、フグロにレイバー、まれにマンドレイクもいると…」

フレッサ「昨日はレイバーの群れに遭遇してしまって…」

レイバーは黒い鳥型の魔物、非常に狡猾で飛んでいることがほとんど、基本群れで行動するので、対処法を知らずに目を付けられると上級パーティでも苦戦する…

フィス「うっし、今日は旦那もいるから安心だな‼」

ネロ「どっかの誰かさんのせいで初級補助魔法しかくれないけどね…」

グラス「おめぇも賛成してただろうが‼何俺一人のせいにしてんだよ‼」

ネロ「うるさいわね‼メンバーの責任はリーダーの責任でしょ‼」

グラス「都合がいい時だけリーダー扱いしやがって…‼」

フレッサ「二人とも、行きますよ?」

グラス&ネロ「はい…」

フィス「おまえらいっつも喧嘩してるな…」

マグ「まぁ、喧嘩するほど仲が…」

グラス&ネロ「良くねぇからっ‼/良くないからっ‼」

よくわからない二人である…

………

馬車で移動し、目的地に着く一行…

マグ「ここが"通りの森"…」

フレッサ「どうやら、"入った者が出られない"ことからつけられたそうです…」

グラス「来るもの拒まず…去るもの逃さず…ってことか…」

入口らしきところからはあまりそういった感じは見受けられないが、探索状況は最低である…

グラス「よし…行くか…」

足を踏み入れる一行…

グラス「まずは昨日行ったところまでだな…」

ネロ「あんた道覚えてんの?」

グラス「一応、目印に杭を打っておいてあるからな、そこを目指す…フレッサ、見えるか?」

フレッサは遠くを見る…

フレッサ「はい、ここからまっすぐ行って、その後に左に曲がるのが安全ですね。」

マグ「相変わらずすごいね…フレッサの加護って…」

フレッサ「戦闘にはあまり役に立ちませんけどね。」

フレッサの加護は鷹の加護と呼ばれる加護…

その効果は簡単に言うと、「目がめっちゃ良い」…それだけである。

地面の沈み込み具合いや小さな虫の関節なんかも細やかに見れる…

だがこの加護の真価はそこではない…

この加護の真価は、一里先まで鮮明に見通せるほどの視力である。

これは、弓取のフレッサとこれ以上ない程噛み合っている。

グラス「よし、じゃあ進んで行こう。」

フレッサの指示通り歩いていると…

グラス「お、あったあった…」

マグ「なるほどね…レイバーに取られないように黒い杭で目印つけてたんだね。」

レイバーは光る物を見ると、それを奪いに来る特性がある…

ネロ「昨日はここでレイバーの群れに襲われたのよね…いつもだったら焼き鳥にしてたけど…」

フレッサ「食べたくありませんね…その焼き鳥…」

フィス「それより、そろそろ野宿の準備始めた方がよさそうだ、向こうの山に陽が沈みかけてる…」

グラス「そうだな、暗いとマンドレイクの居場所がわかりづらくなるからな…」

マグ「フィス、焚き火用の薪お願いできる?」

フィス「任せな旦那‼」

そう言って、フィスは手刀で木を一本切り倒す…そしてその木を手刀で割っていく…

ネロ「あれで加護じゃなくてほぼ本人の筋力なのが恐ろしいわ…」

フィスの加護は、その拳の強さから拳聖の加護…と思われがちだが、実際は軽量の加護という加護…

その効果は、「軽くなる」だけである…

通常であれば、軽さを活かして速さに物を言わせる戦闘方法が普通だが、フィスは体重が重すぎる…

そのため、軽量の加護でも体重を軽くできないため、通常の使い方ができないのである…

しかし、軽量の加護によって軽くされるのは、体重だけではなく、動きも軽くできるのである。

そのため、フィスの拳は力だけの重い拳ではなく、腕の動きが軽くなったことにより、速度の重さも乗った一撃となるのである。

フレッサ「昨日は何で貧血になったんでしょうか…」

フィス「あぁ、いつも旦那のオーバー(攻撃力増加上級補助魔法)やウォーク(防御力増加中級補助魔法)をかけてもらってたから、筋肉固めるの忘れちまって…」

ネロ「癖って本当に怖いわよね…」

マグ「まぁ、役に立ってたなら良かったよ…」

フィス「ほい、巻き割り終わったぞ。」


続く…

この度は不遇な支援職の白魔導士ですが、パーティメンバーがいい奴すぎて追放されませんを読んでいただき、誠にありがとうございます。

エナドリ飲みすぎて腸内環境がバカになった作者の妖峰輪廻です。

皆様もお気をつけて…

さて、今回はフレッサとフィスの加護について語られましたね。

軽量の加護と鷹の加護、どちらも職業的にマッチする加護ですね。

結構こういう加護の設定とか考えるの難しいんですよね…

ちなみに、フィスは身長231cmで体重169kgあります、ほぼほぼ筋肉の重さです。

ここからもキャラは増えていきますので、この作品が面白い、続きが気になるという方はぜひブックマークの方をよろしくお願いします。

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ