包囲網形成中
おはこんばんにちわ、投稿主です。
さて四幕目。
少し大きめのイベントの準備段階です!
二人のために奔走する瑠璃とクラス女子の様子、一切そのことを知らない零
てぇてぇをくっ付ける為の包囲作戦実行です。
おはこんばんにちわ、三守瑠璃です。現在、作戦行動中
五限、ホームルーム。
議題は――校外学習の班分けと行き先。
つまり、
**イベント発生確定タイミング。**
教室の空気はすでにざわついてる。
「ねぇ愛澤、一緒に組まね?」
「ここ空いてるよー」
案の定、来る。
明日香狙いの男子たち。
まあ、来るよね。あの子普通に人気あるし。
でも――
「んー、ごめん」
さらっと流す。
いや、“流す”っていうか。
**完全に聞いてない。**
視線はもう一点。
教室の後ろ。
白い髪。
「れいくん」
一直線。
「……来たか」
零はちょうど、別の男子に声をかけられてた。
「白月、一緒に回ろうぜ」
「人数足りねぇし」
でも条件はもう決まってる。
**男女二人ずつ、計四人。**
そして零は――
「悪い、もう決まってる」
横に視線。
「朔夜と組んでる」
「は?はやくね?」
「朝の時点でな」
はい、男子側終了。
で、そのタイミングで。
「れいくん」
「ん、明日香か」
自然合流。
後ろに私。
そのさらに後ろに朔夜。
はい、**いつもの四人完成。**
「……だよなぁ」
「知ってた」
男子たちの諦めの声が聞こえる。
ごめんね、これはもう最初から決まってる。
---
さて、ここからが作戦本番。
班分けは終わり。
次は――行き先。
水族館、動物園、博物館、ショッピングモール周辺……
候補はいくつか出てる。
普通なら、各班で話し合い。
でも。
(ここでバラけなきゃ意味ない)
私はちらっと周りを見る。
女子たちと目が合う。
――通じた。
小さく頷く。
作戦開始。
「ねぇ、この辺どう?」
「こっちも良さそうじゃない?」
各班で話が動き始める中――
「水族館いいんじゃない?」
わざとらしく、でも自然に。
声を上げる。
「そこがいいと思う」
明日香がそう言うと。
「なら混みそうだね」
周りの班の女子がみんな各々の班で水族館以外に誘導し始める。
「だったら他のとこにしたら?こっちとか空いてそうだし」
――ナイス誘導。
その他の班の女子も乗る。
「じゃあこっち行く?」
「水族館は別の機会でいいか」
よし。
また一つ、外れた。
男子が口を出そうとする。
「え、水族館――」
「人多いって言ったでしょ」
あっちの班の女子が即カット。
にっこり。
はい終了。
(読めてないねぇ)
そんな感じで、
**水族館以外の選択肢を、全部他の班に割り振る。**
静かに、確実に。
結果。
「じゃあ俺らだけ、水族館でいいか?」
零が言う。
「ん、いいよ」
「異議なし」
私と朔夜も頷く。
これで――
**水族館はこの班のみ。**
「決まりだな」
担任が黒板に書く。
その瞬間、
教室のあちこちで小さく視線が動く。
女子たちが、ほんの少しだけ笑う。
(はい、包囲完了)
---
「楽しみだね、れいくん」
「そうだな」
何も知らない二人。
いつも通りの距離。
いつも通りの空気。
でも今回は違う。
(さすがにね)
(進めるぞ)
朔夜と一瞬だけ目を合わせる。
言葉はいらない。
――ここからが、本番。
現場の、三守瑠璃でした、
今回の誘導作戦成功です。
今回の話はどうでしたか?
高校の校外学習ってこんな感じで決まる感じがしますよね。
主はこんな感じでした。
やべぇ脚本考える時間がねぇ、あと花粉死にやがれ By投稿主




