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入学式と自己紹介と……

ついに学園の入学式の日がきた。

違う世界での初めての学園生活。

自己紹介に苦手意識を持っていたハルカだったが……それどころではない状況を巻き起こしてしまった!

 朝起きる。

 メイプルに挨拶をする。

 メイプルの手で服を着せ替えられる。

 椅子に腰かけた俺の淡い金の髪にメイプルが櫛を通す。

 朝のルーチンは学園寮に移動しても変わっていない。

 昨日までと違うのは、ドレスではなくセレシア王立学園の制服を着ている事だろうか。

 白ブラウス、赤いリボン、赤いチェックのスカート、ベージュのブレザー、紺の靴下、ベージュのローファー。

 やっぱり妙に現代日本感のある制服だ。

「今日は入学式ですから!メイプルいつもより気合い入れて可愛くします!」

 三つ編みハーフアップというのだったか、時間がある時はメイプルがやってくれるなかなかに手間がかかる髪型だ。

 さらには丸いブラシで髪をくるくると巻いていつもより癖をつけて髪の毛をふわふわにする。

「お嬢様!今日は一段と可愛らしいです!」

 うん。今日の俺はかなり強い。メイプルの満面の笑みを見て俺は確信した。

 

 俺はメイプルと共に、寮を出発して入学式のために大講堂へと向かった。

 大講堂の前には既に引率の教師と何組もの生徒とその使用人が集まり始めていた。

 俺とメイプルも事前に伝えられていたクラスの集合場所へと集まっていき、教師の指示の通りの順番で並ぶことになった。

 教師が口にする名前は聞きなれない響きが多く、どこまでが名前でどこからが苗字なのかもわからないような名前もあった。覚えるのに一カ月はかかりそうだ。中には20文字以上ある名前もあったのではないだろうか。

 入学式には両親の代わりに使用人が同伴していた。

 あるものは新生活に目を輝かせ、ある者は不安げに使用人の方へ眼を向ける。

 両親ではなく使用人が同伴して入学式に参加することに日本との文化の違いを感じた。

 考えてみると俺もこの世界で物心がついた時には両親ではなくメイプルに着替えから入浴まで、すべて手伝ってもらっていたな。

 もちろん、両親だって色々と俺の面倒を見てくれてはいたが。

 そう考えると、ある意味メイプルはこの世界での俺の親と言えなくもないと、思わず笑いそうになる。

 広々とした講堂は全校生徒が入れる容量があるらしく、新入生と使用人だけでは講堂はスカスカだった。

 教師の指示に従って椅子に座るとあまりの座り心地のよさに思わず二度ほど背もたれに身体を預け直してしまった。

 冷たくて堅いパイプ椅子とは大違いだ。

 入学式……もう何も覚えていないな。

 転生して記憶が消えでもしているのか、単に小学校の生活の記憶に無意識のうちに蓋をしてしまっているのかはわからない。

 ただ、今回は自分の名前を笑うような奴はいない。

 それに俺は既に強い。転生前とは違う。

 そう思っても入学式の開始の時間が近づくにつれて胸の奥でザラザラとした不快感が大きくなっていった。

 

 そんな不快感も入学式が始まってみると、退屈にあっという間に上書きされた。

 退屈な校長挨拶、退屈な偉い人の講演。

 どこの世界でもこういった式典はなんで退屈なんだ。こっちは6歳なんだ。長話は勘弁してほしい。

 きっちりと教育された貴族令嬢とはいえ子供の我慢できる時間は短い。

 それに、感情の制御が肉体に引っ張られていると感じることもある。

 今も気を抜くと脚をパタパタと揺らしてしまいそうだ。

 まだ俺の動きたいという気持ちはましなほうだ。

 もはやあちこちでヒソヒソ声が聞こえるようになってきており、それを教師が小声でたしなめている様子がちらほら見えた。

「おはなし、ながいね」

 俺の隣に座っていた子も飽きてしまったようで呆れたような笑顔で声をかけてきた。

 長い赤い髪は派手なのに彼女のまとう雰囲気のせいか妙な落ち着きを感じる。

 はっきりとした目鼻立ちをしているが、まだ全体的にもちっとした肉付きで、その顔には子供らしい可愛らしさと女性らしい美しさが同居していた。

 そして、深い緑の目は人を引き込む危険な宝石のような輝きがあった。

 一言でいえばとんでもない美少女だということだ。

 俺は彼女の雰囲気にのまれ、言葉を失いこくんと頷いた。

「わたしはルビア。あなたは?」

 俺は視線を落とし、少し迷ってから口を開いた。

「ハルカ」

 名乗ると少女は少し驚いた様子で口元に手を当てる。

 一瞬、また笑われるのではないかと心が身構える。

「まあ、あなたがハルカ・ブルーメケープさん」

 名前を受け入れられている。実際に頭でそれを理解してようやく少し安心感が出た。

「ブルーメケープ領の果物やお野菜、わたし好きなの」

 そして少し遅れてから名前しか名乗っていないのに苗字どころか領地の特産品まで把握して褒めてきたことに驚く。

 彼女が営業マンに就職したらとんでもない営業成績をあげる事だろう。

「あ、ありがとうございます」

 俺はあっけにとられて小さく会釈する。

「ふふ、とても綺麗なお名前だから記憶に残ってたんだ。これから12年間よろしくね」

 綺麗な名前、か。悪意なく名前を褒められた事が今までなかったので少し驚いてしまった。

 少し緊張したまま、こちらこそと答えようとした時だ。

「さて!そろそろ皆さんもお話に飽きてきたようです」

 学校の偉い人らしい初老の男がひときわ大きな声で言った。

 若干怒気を孕んだその声に驚いて、全員が黙って壇上に視線を向けた。

「つまり私が言いたいことは。皆様、セレシア王立学園へようこそ。多くを学び、成長し、立派な貴族として羽ばたいてください」

 男が一礼すると、拍手が巻き起こる。周りに合わせて俺も拍手をする。

 拍手が収まった頃、司会の女性が代わりに壇上に立った。

「入学式は終わりです。皆様、それぞれの教室へ向かってください。使用人の皆さまは、生徒が退室後にご退室ください」

 司会の説明が終わるや否や、担任と思われる質素なドレス姿の女性が俺達に声をかけた。


 教室につくと講堂と同じ席順で席に着くことになった。

 生徒には机と椅子が一人一人に与えられており、日本の学校を思い出すが机の大きさと椅子の豪華さが段違いだ。

 椅子なんて座る場所だけでなく背もたれにまで赤いふわふわしたクッションがついており、動かすのにそれなりに力がいるくらいしっかりと重たい。

 この机と椅子を運んで掃除する必要があるのであれば、それだけで毎日肉体が鍛えられそうだ。

「またとなりだね」

 ルビアが俺に嬉しそうに声をかけてきた。

「ええ、そうみたい」

 机が大きいのでひそひそ話なんてできる距離ではないので俺達は普通のボリュームで言葉を交わす。

 他の生徒たちも似た調子で周囲へと話かけていた。

 子供は強い。大人になるとこんなすぐに打ち解けることなどできやしない。

 担任の教師はしばらくその様子を眺めていたが、パンパンと大きく手を鳴らして生徒たちの注目を集め、静かにさせた。

「今日から6年間皆様の担任を務めるマルグリット・ヴァイルーネスと申します。先生も初めての担任に緊張しており今にも失神してしまいそうです」

 にっこりとほほ笑んだメガネの若い教師は20代前半といったところだろうか。体の前でそろえた白手袋に覆われた指先は小刻みに震えており、顔色も悪く本当に緊張しているのだと俺にまで伝わってくる。

 今にも失神しそうって場を和ませる冗談だよな?

「では次は皆さんのお名前をと自己紹介をお願いします」

 どうしても転生前の嫌な記憶が脳裏をよぎる。

 小学校の自己紹介……俺が強い俺を目指したきっかけの事件。

 はぁ……たかが自己紹介。何をビビってるんだ。

 机の下でこぶしを握り締める。細い少女の指から掌に伝わる圧はあまりにも華奢だ。

「皆様ごきげんよう。コーデリア・ラヴェイユセイガと申します。ラヴェイユセイガ領は養蚕の土地。もし上質な布が必要な時はわたくしを頼っていただけますと光栄ですわ」

 これが6歳の自己紹介か?

 転生前とは違う理由で心配事が舞い込んできた。俺は他の子供達と一緒に拍手をしながらも冷や汗が噴き出す。

「皆様とこれから共に学んでいくリリアンナ・ローヴァイスと申します。皆様にはローヴァイス商店の次女と言った方がわかりやすいと思います。寮生活で困ったことがあれば私に相談していただければ可能な限りお力添えいたしますわ」

 教室が小さくどよめく。周囲の反応や会話の端々からかなり有名なお店らしい事が伝わってきた。

 俺もリンゴが食べたくなったら取り寄せるくらい言った方がいいのか……?

 次々とあらかじめ用意したであろう自己紹介を済ませていく。

「レナハルト・シュナイダーです。パパからベルクホルン家の三女さんと仲良くするように言われているので仲良くしてほしいです。みんなとも仲良くしたいです」

 ……大人の事情が垣間見えるが6歳らしい自己紹介もあった。

「エステリオ・フェルアイゼンよ。父上や兄達のような立派な騎士になるためにきたわ。困ったことがあったらアタシがぶっとばしてやるからいつでも頼りなさい!」

 こういう子供らしい快活な自己紹介でも良いのか。

 俺が必死に皆の自己紹介を聞きながら自分の自己紹介を考えているうちに、俺に最初に声をかけてきた隣の席の赤髪の女の子が自己紹介をする番となった。

「ルビア・オル・アウレリオアルジェンティアです」

 アウ……?すまないルビア。最初に話しかけてくれたのに俺は弱い。一カ月は名前を覚えられる気がしない。

 周囲の子供達もなんとなくざわついている。

「みんなと仲良くしたいです。よろしくね」

 すごい名前に比して気さくで簡潔な挨拶だ。

「ルビア様とても素晴らしい挨拶でした」

 マルグリット先生が大げさなくら派手な動きで拍手をする。

「マルグリット先生」

「ぴゃい!?」

 マルグリット先生が追い詰められた小動物のようにびくりと身を震わせた。

「普通に接していただけませんか?」

 ルビアがニコニコと笑顔のまま少し淡々とした調子で言った。

「ししし失礼いたしました!」

 一方のマルグリット先生は大の大人だと言うのに、子供相手にペコペコと頭を何度も下げる。

「ふふ、あんまり特別扱いされちゃうと嫌な気分になっちゃうカモ」

「わわわわわわかりました!」

 俺はそんなルビアと先生のやりとりに違和感を覚えて首をかしげた。

 そして、ついに俺の自己紹介の番となってしまった。

 席を立つ。何度も家で社交界で貴族のあるべき挨拶だと言われて練習したようにスカートの裾をつまみ一礼する。

 最初に自己紹介した二人程とはいかずとも、ある程度は貴族令嬢として見栄を張りたい気持ちがあった。

「ハルカ・ブルーメケープと申します。ブルーメケープ領は……ブドウとおいもが美味しいです」

 頭をあげ周囲を見る。誰も俺をバカにして笑うような奴はいない。

 今の俺の身体はハルカという名前に相応しい身体なのだから当然だ。

 それでも周囲の拍手に迎えられながら席に着けた途端、なんだか憑き物が落ちたような気がした。

 先ほどよりも教室が少し明るく見えた。

「皆さん、自己紹介ありがとうございました。それでは今日は時間割を配りますので簡単な授業の紹介を……あっ……」

 先生が教卓の上の紙を何度かめくってみせる。

「ご、ごめんなさい!時間割のプリントすぐにとってきますね!」

 先生は慌ただしく教室を後にした。


 先生が教室を後にするなり、エなんとかさん……騎士になると言っていた子がずんずんとこちらへとやってきた。

 その様子は何か怒っているようにも見えて、知らないうちに無礼を働いたのではないかと心配になる。

 が、エなんとかさん……そうだエステリオさんだ。エステリオさんは俺のことなど眼中になくまっすぐにルビアの方へと向かった。

「ルビア!」

 怒鳴るように名を呼ぶので一瞬ルビアがびくりと肩を震わせた。教室の皆の視線もルビアとエステリオに集まる。

「あんた先生に何してんのよ!家の力で大人をからかってみっともない!」

 ルビアはすぐに穏やかな微笑みに戻ると口を開いた。

「エステリオ・フェルアイゼンさん。お父上の武勇の数々は耳にしてるわ」

 だが、エステリオはみるみる顔を赤くさせ、眉を吊り上げてルビアを睨みつけた。

「そんな話してないでしょ!何よあの態度!先生ペコペコさせて!それに寮でも使用人をぞろぞろ連れて!」

「ふふ、困っちゃうね。特別扱いばっかりでなんだかのけ者にされてるみたい」

 えへへと余裕で笑うルビアを見てエステリオの腕がルビアへと伸びた。

「ナマイキなのよ!アンタが強いわけでもないくせに!」

 怒鳴りながらエステリオはルビアの髪をいきなり引っ張った。

「きゃあ!?」

「髪が赤いからって何なのよ!家が強いだけじゃない!」

「いたい!いたい!」

 落ち着いた態度を崩していなかったルビアだったが、流石に子供らしい反応を見せて鼻声で訴える。

「おやめなさい!」

 俺は思わず机をたたいて立ち上がった。

 皆が大きな音にびくりと身を震わせる。

 手が出てしまっては流石に見逃せるほど俺はできた人間ではない。

 ルビアもエステリオも驚いた顔でこちらを見ていた。

「髪の毛を引っ張るだなんて弱い行為ですわ」

 やり方も卑怯だ。気に食わない。

「弱い!?アタシが!?」

 耳まで真っ赤にしているエステリオがルビアの髪を慌てて離しながらこちらを鋭い目で睨んだ。

「ええ。女の子の髪の毛をひっぱるなんて弱いですわ」

 はっきりと言い切る。

 目を見開いてこちらを睨むエステリオ。ガンのつけあいなら負けるわけがないだろ。ケンカの経験値が違うんだよ。

 俺も今にも顔がくっつきそうな勢いでエステリオに顔を近づける。エステリオも引かない。

「二人とも、私の事はいいから。ちょっとびっくりしただけだよ」

 慌ててルビアが止めに入るが、涙目では説得力がない。

「アンタなんだっけ。ブルなんとかっていう聞いたこともない名前の」

「ハルカ・ブルーメケープですわ」

 ふぅんとエステリオは感心したように目を細めた。

「取り消しなさい。ハルカ・ブルーメケープ。アタシは強いのよ。あんたみたいな弱小貴族よりもよっぽど。あらゆる面で」

 俺はそのエステリオが言う強さを鼻で笑った。

「髪の毛を引っ張るのが強いのかしら?」

 エステリオが俺の足を踏む。それが合図だった。

 顔はやめておいてやる。俺は寛大さも強いからな。

 鳩尾に一発。俺の拳がどんっと入る。

 エステリオは信じられないといった顔になったかと思うと、大きく身体をのけぞらせた。

 怯んだわけではない。頭突きだ。こいつ口だけではない。ケンカ慣れしてる。一瞬で理解する。

「何事ですか!?」

 教室が震えるような甲高い悲鳴に俺もエステリオも思わず動きを止めた。

 人間の肌はこんなに青白くなるのかと、思わず感心するほど血の気の引いた顔をしたマルグリット先生が紙束を抱えて立ち尽くしていた。

「エエエエステリオ様、ハルカさん……なにがあったのですか?」

 エステリオが一瞬はっとしてバツの悪そうな顔になる。がすぐに気の強そうな顔でマルグリット先生を睨み、こちらを指さして言った。

「こいつがケンカ売ってきたのよ!」

「先に足を踏んだのはあなたでしょう」

 再びにらみ合う俺とエステリオ。

「二人ともやめなさい!先生、原因は私です。」

 ルビアが声を張り上げる。

「ルビア様と‥…エステリオ様と……良家のお二人……」

 マルグリット先生がそれだけ呟くと膝から崩れ落ちてそのまま倒れてしまう。

 それを見た入り口付近の席の生徒が慌てて先生に駆け寄った。

「た、大変!先生気絶してる!」

「誰か!誰か気付け薬を!」

「保健室!?保健室ってどこ!?」

 騒然となった教室の中、俺とエステリオはどちらとなく自身の席に戻った。

 その日は、なんだかどたばたとしたまま解散となってしまった。 


 寮に帰り自室のドアを開くとぱぁっと表情を明るくさせたメイプルと目が合った。

「お嬢様!メイプル寂しかったです!……お嬢様?」

「メイプル……」

 浮かない表情で部屋に戻った俺を見てメイプルが心配そうな顔になった。

「何かあったのですか?メイプルでよければいくらでも相談にのります!」

 時間が経って頭が冷えるにつれ、とんでもない事をしてしまったのではないかと不安になってきた。

 転生前にもケンカが原因で高校を退学させられそうになったこともあった。

 いやでも小学校ではケンカしてもそこまで大事には……。

「ケンカ……しちゃった……」

「大変です!」

 メイプルが目を白黒させる。

「やっぱりおおごとかしら……」

 不安げにメイプルを見上げる。6歳の身体は不安のあまり気を抜いてしまえば涙が零れそうだ。

 こういう時、身体に引っ張られて俺もひどく不安になる。

「おおごとですよ!ケンカはよくないです!早く仲直りしないといけないです!気まずかったらメイプルも一緒に謝ります!」

「でも……わたくしは悪くはないわ」

 髪の毛を引っ張られるルビアを放っておくなんてできなかった。

「それでもです!仲直りしないとさびしいんですよ!」

 尻尾を振りながらどこか諭すようにメイプルが言った。

 転生前に教師に言われたときは腹が立った言葉だが、なぜかメイプルに言われると仲直りしないといけない気がしてしまう。

 メイプルは強いな。

「確かに気まずいわ……でも大丈夫。わたくしの問題だもの」

「お嬢様の問題はメイプルの問題です!」

 メイプルは鼻息荒くして胸を張った。

「ありがとう。でもちょっとだけ考える時間をちょうだい」

「わかりました!メイプルの力が必要な時はいつでも言ってください!メイプルは何があってもお嬢様の味方です!」

 本当にメイプルは強い。俺は制服のままベッドに倒れ込むと特大のため息をついた。


 翌日、沈痛な面持ちのバーチスが駆る馬車が学園へとやってきた。

 想像以上に大事になっている。そう確信して俺は血の気が引くのを感じた。

バーチスの駆る馬車の中には既に父が待っていた。

顔面を真っ青にした父と共にエステリオの家へと謝罪に行くことになったが……

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