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第9話

すみません。まさか、買ってすぐにパソコンが使えなくなるとは・・・。物凄く泣きそうです。でも、直ってよかった。

クレールが泣き止んでから、ロージュはクレールを抱きしめていた手を放してラメールの前に立つと、頭を下げた。


「旦那様、うちの娘が申し訳ございませんでした。娘の不手際は親の不手際。罰する必要があるなら、どうかこの私を罰してくださいませ。」


頭を下げてつらつらと言葉を並べて謝罪をしたロージュをクレールは罪悪感いっぱいの目でロージュを見た後にラメールを見てロージュの隣で頭を下げた。


「旦那様、申し訳ありま・・・ございませんでした。お母・・・母は関係ありま・・ございません。罰するなら私を罰してください。・・ませ。」


クレールは、つたない敬語でロージュの隣で謝罪した。その様子を見ていたラメールはクレールのつたない敬語に笑いそうになるのをたえて、あわてて言った。


「二人とも頭を上げなさ

い。私は二人を罰するつもりはないよ。」


その言葉にロージュとクレールはそろそろと頭を上げたが、ロージュはまた頭を下げ、


「旦那様の御心の慈悲深さに感謝いたします。」


クレールは、母と同じように言おうとし口をパクパク開け閉めしていたが、難しすぎて言えずぺこっと頭を下げた。その様子に、ラメールはまた笑いそうになった。そして、


「私は、この娘からなぜこの屋敷に入ったのか理由を聞いていたからね。こんなに母親思いの娘を私は、罰しようとは思わないよ。」


そして、ラメールはクレールの前にしゃがみこみ頭を優しくなでた。その様子をロージュは一瞬驚いた顔をしたがその後にとても優しい顔をした。ラメールは、頭を撫でた後立ち上がりちらっとロージュの顔を見た後、少し恥ずかしそうだが嬉しそうな顔をしているクレールを見ているロージュの優しそうな顔にまた固まった。


「クレール、髪留めありがとう。夕方ごろに家に帰るから家で待っていてね。今日の夕飯はクレールの好きなシチューにするわね。」


「うん、お母さん。楽しみに待ってる。じゃあね、お母さん。あっえっと、ありがとうございました、旦那様。」


ラメールは、クレールの言葉に固まってたのが復活し笑顔で言った。


「ああ。それと、君は私に仕えているわけではないから、ラメールでいいぞ。」


クレールは、その言葉に驚いた顔をした後嬉しそうな顔をした。


「うん、わかったラメール様。なら私のことは、娘や君じゃなくてクレールって呼んでね。私にも名前があるんだからね。」


「クレール、少し失礼よ。旦那様に話すときは、敬語で・・・」


「大丈夫だ。えっと、クレール。私に話すときは、敬語じゃなくていいぞ。さっきの敬語も上手だったが、少し片言すぎたぞ。」


クレールは、さっきのことを思い出し、髪と同じくらい顔が真っ赤になり顔を手で隠しながら、素早く壁の穴から屋敷の外にでた。


「おい、外に出る時は門から・・・って、もう行ってしまった。ハハハッ。まぁ、今回は引っ掛からなかっただけましか、ましなのか?むむっ、謎だ・・・。」


その様子を見ていた、ロージュはクレールの笑った顔にクレールと同じくらい顔を真っ赤にしたことを、考えごとをしていたラメールはきずかなかった。

余談ですが、クレールは感情がすぐに顔にでます。

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