第5話
遅れてすみません。テスト期間中だったもので。
<<ラメール視点>>
私の名はラメール=フォレット。フォレット伯爵家の当主だ。
この国の伯爵は公爵家が所有している領地を代理でおさめる者のことを言う。伯爵は領地の仕事、公爵は国の仕事をするという国だ。
私は、フォード公爵家の領地をおさめているのだが・・・あの公爵は馬鹿なのか!!これ以上増税してどうするんだ!!なんだ、饅頭にしてあのくそったれ王に渡すのか!!あの公爵のせいでこの領地の財政は大赤字だよ!!今の公爵家当主ルジック=フォードになってからろくなことが無い。増税しまくるは、森を焼いて民家やエルフ族をまきこむは殺すは、その尻拭いをするのは、私なんだぞ!!
今日は朝から気分が悪い。増税のことを民にどう伝えればいいんだ・・・。お金がないから物は買えない、売るものは物を安くしないと売れない、売って利益あでてもほぼ全部税として取られる。あの公爵は民に死ねといっているのか・・・。はーーー・・・。散歩しよう。少し現実逃避しよう・・。それに、歩くとなんかいい案が浮かぶ・・・かも。
家の庭は何時見てもきれいだな。私の家なのにきれいだな。執務室もこれくらいきれいだといいな。でも、コストカットのため今この家メイド3人と執事1人しかいないからな・・・。これ以上仕事を増やすわけには・・・・・
「んっ、頑張れ。もう少しで抜けるぞ。んっ・・・うそっ!足が抜けない!!なんで、どっどうしよう!」
んっ?なんだこの声。こっちのほうから聞こえてきたな。私が木の後ろに回った時、子供がいた。赤毛の髪の女の子だ。顔はよく見えないけど、服装からみて家の領地の民だろう。この子は、何がしたいんだ?盗みでもするのか?でもこの家は貴族の家だが家具は、ほぼ売ってしまっているぞ。やっぱり、この子がなにがしたいかまったくわからん。よし聞いてみよう!
「いったい君は、人の家で何をしているんだね。」
伯爵は28歳です。




