第4話
母親の名前はロージュです。
「クレール、どこ行くんだい。」
「果物屋のお姉さん、お母さんの忘れ物を届けに公爵家に行くの!」
「そうかい、気を付けるんだよ。あそこの屋敷悪い噂しか聞かないから。」
「大丈夫よ!すぐ行ってすぐ帰ってくるから。」
私の名前は、クレール。今年で8歳になりました。赤髪、赤目の神様が言ってた通りの美少女に成長していた。ちなみに、私はナルシストではない。神様のせいでポックリ死んでいまってから転生から早8年。紅の竜は人間として頑張って生きております。最初のころはとっても大変だった。まず、赤ん坊は動きずらい。母親の抱っこでないと遠くまで行けない。竜の赤ん坊なんて生まれてすぐ立てるのに。それと、人間には羽が無い。じゃあどうやって遠くまで移動するんだろうと思っていたら、馬車で移動するんだよね。これが、すっごい揺れるんだよね。しかも、遅い。話は戻して、今お母さんの忘れ物を届けに行っています。お母さんは公爵家の使用人として仕えています。いつもしっかりしているお母さんが忘れたのは髪留めです。これは、お母さんがいつもつけているものだから忘れて困っているだろうし、頑張ってお屋敷まで走って届けに行っています!
「はぁはぁはぁ、やっと着いた。」
でも、どうしよう。こんなおっきなお屋敷からお母さん探せるかな。てか、どこから入ればいいんだろう?正面からは無理。門がなんか怖いしデカい。壁にそって歩いてみようかな。どっかに入れるところあるかもしれないし。
「どっどんだけ広いんだ?壁がずーーっと続いてるんだけど・・・。」
どうしよう。竜の時は体力はそれなりにあったけど、今は人間の子ども。しかも、走ってきて体力はゼロに近い。んっ?この壁の少し割れてるところ頑張れば屋敷に入れるんじゃない!!すごい、私!ナイス、発見。
「んっ、頑張れ。もう少しで抜けるぞ。んっ・・・うそっ!足が抜けない!!なんで、どっどうしよう!」
「いったい君は、人の家で何をしているんだね。」
お屋敷の門ってなんか怖くないですか?威圧感がある感じで。
次は、別の人目線です。




