第13話
遅れてしまい、申し訳ありません。
また、パソコンが壊れまして・・・。運が悪いと嘆くしかない。
クレールは、とても興奮していた。
(なにこれ、なにこれ!!私の知っている世界に可愛い子たちが入ってきた!)
クレールは、自分の周りに武器を構えている人たちがいることも忘れて精霊たちとおしゃべりをしていた。
武器を構えていた男たちは困惑した顔でクレールを見ていたが、クレールは微塵もきずかない。
「「クレールと、おしゃべり」」
「「楽しい、楽しい」」
「うんっ、私も楽しい!」
「精霊様、そしてクレールと言ったか。わしたちを忘れんでくれ。わし、拗ねてしまうぞ。」
長老は、本当に拗ねた声でクレールと精霊に話かけた。
長老の拗ねた声と顔にクレールは周りの男の人たちを思い出し、とてもあわてた。
「あっ、ごめんなさい。」
「「きゃきゃ、すねる、すねる」」
長老の言葉にクレールは、長老たちの存在を忘れていたことにすぐに謝ったが、精霊たちはなぜか笑っていた。
クレールがすぐに謝ったので長老は拗ねた顔をやめて、また穏やかな顔つきに戻った。
「よいよい、思い出してくれたならよい。じゃが、置いてきぼりで少し悲しかったぞ。」
穏やかな顔になったと思ったら、すぐに泣きそうな顔になりクレールはあわてた。
長老からしたら、いちいち反応してくれるクレールが面白いのでからかっているだけなのだが。
「本当にごめんなさい。」
謝ってもまだシュンとしている長老にクレールはどうしようかと、少し泣きそうになりながらあわてる。
長老の態度に見かねたリーダーらしき男が前にでてクレールの頭をなでながら言った。
「おい、爺さんからかいすぎだ。気にするなよクレール。この爺さんは根っからの狸爺なんだから。」
「これこれ、セルや。それは言い過ぎじゃないか。わし、いちよう長老なんじゃしもう少し敬った言葉を使わんかい。ああっ、あの頃のかわいらしいセルはどこにいったのじゃ。前は、コガモのようにわしの後ろをついてまわり「じい様、じい様」言っていたのが遠い昔のようじゃ。それが、知らない間に年上を敬う言葉を忘れてしまうとは・・・。わしゃ、悲しいよ。」
この言葉を聞いた、リーダーらしき男、セルは顔を真っ赤にして長老に怒鳴った。
「いつの話をしてるんだよ、いつの!!俺は22だ!!いつまでもコガモみたいに、後ろにくっついていくわけないだろ!!俺をからかうな!!!」
セルは言いたい事を言い終わると、息を荒くしながらそっぽを向いた。
この態度を、長老は怒らずに、満面の笑みでこういった。
「だって、からかって面白い反応してくれるのするだけなんじゃもん。わしの、孫に生まれた宿命として諦めろ。」
「ばっ、なっ、何を言って」
「はいはい、お前は少し黙っとれ。あとでたくさん文句を聞いた後からかうから。さて、クレールよ。いや、精霊に愛されしものよ。お会いできて光栄に思います。私の名はルミヤ=フィー。エルフ族の長をしております。そちらにおるのが、セル=フィー。私の孫でございます。エルフ族一同あなた様とお会いする機会を恵んでくださった神に心より感謝申し上げます」
長老が、口調を変えて膝をつきクレールに話しかけたと同時に、クレールの周りにいた男たち全員が同じようにクレールに膝をついた。
いきなりのエルフ族の態度の変わりようにクレールは、困惑と不安を隠せずとても怖くなった。
この時の出会いが、クレールの人生を大きく変える事は、この時のクレールは知るよしもなかった。
長老様が、地味に好きです。皆さんはどうですか?




