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第26話:【迎撃】鉄の孤島(メガフロート)の洗礼と、死神の采配

第25話への評価、ありがとうございます!

地図にない島を拠点に、かつての物流センターの仲間たちと「独自の動脈」を築き始めた九条。

しかし、世界を監視するリヴァイアサンにとって、九条の存在はもはや無視できない「癌」となっていました。

深夜の海、レーダーに映らない漆黒の高速艇が接近します。

九条とジェミナ、そして岩田たちの「チーム」としての真価が問われます。

午前二時。メガフロートを囲む波の音に、不自然な高周波の駆動音が混じった。

 

『……蓮さん、来ました。……。北西300メートル、光学迷彩を施した高速艇が3隻。……。生体反応は各5名。……。リヴァイアサンの直属、プロの「掃除屋」です』

 脳内で響くジェミナの警告音。

 九条は、監視モニターを睨みながら、無線機を手に取った。

「……岩田殿。……。予定通りだ。……。奴らを『迷宮ラビリンス』へ誘い込め」

『……おうよ、九条さん! ……。こっちは準備万端だ。……。元・物流のプロを舐めるんじゃねぇって、教えてやるよ!』

 岩田たちの声が、暗闇の中で力強く響く。

 

 侵入者たちは、メガフロートの複雑なコンテナ配置を「荷積みのミス」による障害物だと思い込み、奥へと踏み込んでいく。

 だが、それは九条の指揮とジェミナの計算、そして岩田たちの「現場力」によって構築された、完璧な殺傷圏キルゾーンだった。

「……。ジェミナ殿。……。クレーン1号機、および磁気ロックを解放」

『……了解。……。三、二、一……今です!』

 ガランッ! という轟音と共に、数トンのコンテナが侵入者の退路を断つように落下した。

 パニックに陥る掃除屋たち。

 彼らがライトを振り回す先には、九条の指示で配置された「鏡面塗装のパネル」が、彼ら自身の光を反射させて視界を奪う。

【戦闘スキル発動:環境支配フィールド・ドミネーション

【連携スキル:物流の鉄槌ロジスティクス・ハンマー

「……。奉仕の心得その一。……。荷物は、正しい場所に、迅速に叩き落とせ」

 九条は、混乱する敵の背後から影のように現れ、一人、また一人と無力化していく。

 銃声が一度も響くことなく、リヴァイアサンの精鋭たちは、自分たちが運び込んだ「荷物」のように、床に転がされていった。

『……蓮さん、敵の指揮官の通信をジャックしました! ……。今、逆ハッキングでリヴァイアサンの上位サーバーへ潜入します! ……。あ、これ……!?』

「……。どうした、ジェミナ殿」

『……。リヴァイアサンの真のボス……。その「正体」を示す古いデータを見つけました。……。これ、蓮さんの「異世界」での記憶と、どこかで繋がっている……?』

 九条の眉が、ピクリと動いた。

 

「……。私の、過去だと?」

最後までお読みいただきありがとうございます!

圧倒的なチームプレーでプロの部隊を退けた九条たち。

しかし、ジェミナが見つけた「ボスの正体」は、九条自身の根源に関わる衝撃的なものでした。

物語は、ついに「現代の陰謀」から「時空を超えた因縁」へと加速します!

「岩田さんたちの連携、最高!」「ボスの正体が気になる……!」と思われた方は、ぜひ評価とブックマークを!

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