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七罪の裁定者  作者: まーるぽー
第3章・中立学園都市国家ゴンドヴィル前編

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第59話

ダン実で何度も来ている5層は問題なく通過。

6層に降りても出てくるモンスターに脅威を感じないし、強欲で奪おうと思わないくらいだ。


そのままトントン拍子で10層まできた。


「そろそろ出ておいで!」

グリード、プライド、グラトニーがでてきた。

まだ色欲さんはレベルが足りないらしく神獣化はしてこない。


「みんなしばらくはダンジョン攻略一緒にお願いね!モンスター倒したりするのは好きにしていいよ。」


広々とした空間に呼び出せたのは久しぶりだったから3頭とも楽しそうにしている。


10層のボスはファイヤーアルマージという頭から背中、尻尾まで外皮が異様に硬いモンスターだった。

そして火を吹く。


でも神獣さん達にはおもちゃ以下でしかない。

プライドが雷魔法:落雷《サンダーフォール》を使うと一瞬で丸焦げになってしまった。


「みんな!おつかれ!この調子でどんどん行こう!そういえばプライドの背中乗れたりする?」


さすがに空に飛ぶほど高さがないからゲイルはお留守番してもらってるけど、いざ移動するとなったら走るのも疲れるしな〜ってことで聞いてみた。


「クルルルぅ」


背中に乗るように示してくれたので跨ってみると1人で乗るには丁度いいサイズだった。


「さぁ!いこう!」


空を飛ぶのと地面を蹴って走るのを織り交ぜながらスイスイ進んでいく。

ダン実では2日かけて3層まで降りていったけど、俺一人ならまだまだ先までいける。すでに5層分降りたけど、まだお昼ゴハンの時間より前だ。


そのまま俺の出る幕なく神獣たちが道中のモンスターもボスも片付けて15層に到着した。


「あれ?何もない?」

15層に降りると広間があってすぐに下に降りる階段が見える。

ここは安全地帯なんだろう。


「お昼の時間だけどまだまだみんなは元気そうだし、どんどんいこうか。」


[ここから先は強奪および鑑定は使用不能になります。]

急に頭に声が流れてくる。

この調子だと色々使えなくなるのかな…?

16層に降りると風景がガラッと変わる。今まで入口の見た目通り洞窟の道だったが今目の前には石組みされて正方形にくり抜かれた道が作られている。それでもプライドに乗って進めるくらいの広さではあるからそのままスイスイ進む。


プライドもグリードも魔法が得意でどんどん蹴散らしていくもんで自分で攻略してる感はまったくないな…


「こんなんでいいのだろうか…快適すぎるぞ」


神獣たちの嗅覚と感性で道の選択に迷いが生まれず今のところ最短コースで進めているのだ。


18層までくると神獣達も一発でやっつける程ではなくなってきた。でもまだまだ余裕がある。


「そろそろ今日は野営の準備かな〜みんながんばってもらったし。」


19層のボス

ダークフォッグ

霧状のモンスターで実体がない。

物理攻撃はただ霧を散らすだけでダメージにはならない。


グリードが水魔法:水牢《ウォータージェイル》でモンスターを包む。


その中にプライドとグラトニーが魔法かけて討伐!

「おぉっ!みんなナイス連携だ!」


20層に到着して安全地帯で野営準備を開始する。

まわりを気にするでもなくアイテムボックスから食事や寝具を取り出して休息をとる。

1日目でここまで来たのは良い感じではないかな。10日リミットと考えると片道に5日くらい。最下層が何層かわからないけど、人類到達最下層の20層に明日の朝からアタックだ。


………………

〜2日目〜

しっかり6時間寝たから出発しよう。


20層になると敵がアンデッド系になった。

まだスケルトンやゾンビだけなので脅威としては少ないな。


ただ、数が多すぎる。

アイテムボックスもなしにここまでくるのは大変かもしれない。俺には神獣もいるから自分の疲労度自体は全然ないけど、ちゃんと戦おうとすれば疲労と物資の損耗で引き返すのもわからなくはない。


ようやくボス部屋についた。

20層のボスは

スケルトンソルジャー×10だ。

連携を取ってくるから少し面倒そうだ。


プライドの風魔法とグリードの氷魔法を合成した氷雪狂風《アイシクルストーム》で吹き飛ばしグラトニーと俺で各個撃破した。さすがに数が多いから加勢した。


だがまだ苦戦というほどでもない。別に神獣たちだけに任せてもいいくらいだ。

「さぁ!ここからが完全に未踏領域だ。」


21層に降りてもさして変わりはなくアンデッドがわらわらと蠢いている。

25層の安全地帯で昼食をとりさらに進む。


30層までくるとさすがに疲れてくる。

プライドに乗ったままでは終わらないので俺も戦いに参加する。

敵も階層を降りるたびに少しずつではあるが強化されてきている。


30層のボス部屋だ…

ここはジャイアントスケルトンがボスだ。

ここの部屋はボスに合わせてかなり大きく作ってある。これならゲイル呼べたのにな…


15mほどある身長はなかなかの大きさだ。

体が大きいだけではなく素早さもそれなりにある。


「骨なのにパワーとスピード兼ね備えるってどんな反則だよ!!」


大ぶりな割に早いから攻めあぐねているとグリードが氷魔法:氷結《フローズン》を使うと動きが鈍くなった。

「みんな今だ!」


一気に畳み掛けて討伐した。


「はぁ〜疲れた。今日はここまでにしておこう。」


階段をおりるとまた何もない安全地帯があった。

昨日よりはしっかり戦闘や探索をしたから疲労感がある。

それでも冒険をしているワクワク感が少し軽減してくれているようだ。明日はどんな冒険がまっているのだろうか…


ご飯を食べて就寝

「おやすみ。また明日もみんなよろしくね!」



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