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第65話 スピットザーン大陸最大の戦い1

今回も戦闘回です

7/5、別の話を投稿している時に気付きました、大変申し訳ありませんでした。

 自衛隊とレジスタンスの軍勢が、帝都ドラグスオーガストに攻撃をしよう行軍していた。

 

 途中、奇襲等に注意していたが、要塞や都市の籠城戦が主な戦闘で野戦はあまり行われなかった。

 さらに、要塞の一部は自衛隊F-2の爆撃で要塞ごと破壊していたので、レジスタンスは当初予定していた被害を軽減することが出来た。

 

 そして、自衛隊とレジスタンスの軍勢がスピットザーン魔法大陸帝国帝都ドラグスオーガストに着いた。

 

 まず、レジスタンスは南側に前線基地と司令部を作った、自衛隊は東側に司令部を置いた。レジスタンスの砲兵は南西の方に陣地を築き、歩兵部隊は西と南と北に集合した。

 自衛隊は現在、輸送ヘリに人員を乗せ待機している、戦車や装甲車は出撃準備を済ませている。

  

 そして、レジスタンスの大砲部隊がドラグスオーガストの城壁を砲撃し始めた。

 

 ドラグスオーガストは巨大な壁で守られている城塞都市だ。いつもならたくさんの人が行き交っているはずの大通りもバリケードでふさがっていたり、軍人達が巡回していたりした。

 その城壁に球形の砲弾がぶつかって城壁の一部が崩れていた。

 

レジスタンス南西の砲兵陣地

 

 一人の士官服の男が、望遠鏡で大砲の効果を伺っていた。

 

砲兵士官「司令部に通達、我が方の砲撃は有効と伝えろ」

 

通信兵1「了解!」

 

 砲兵士官から司令部の伝令を命じられた通信兵は、魔力通信で司令部に砲兵士官が言ったことを伝えた。

 

レジスタンス司令部

 

 砲兵士官からの通信を待っているので司令部は、非常に静かだった。そして、その時がやって来た。

 

通信兵2「砲兵陣地より通信!我が方の大砲は有効とのこと」

 

 これを聞いていたレジスタンスの最高司令官であり、ドラグスオーガストへの総攻撃作戦の司令官であるグレゴルグ司令は命令を下した。

 

グレゴルグ「作戦開始!」

 

 この指令はすぐに南と西にいる戦列歩兵達に伝えられた。

 

南方面軍

 

 戦列歩兵達が、銃を携えて命令を待っていた。そして、遂にその命令が下ったのだ。

 

士官1「司令部からの命令だ!全隊進撃せよ!」

 

 ラッパと太鼓による指示で、戦列歩兵達は足並みが揃った行軍でドラグスオーガストの城壁へと向かった。

 

 200m手前で戦列歩兵達が行軍すると城壁が開き始めた。

 すると、中からフルプレート騎士達が出て来たのだ。

 

 すぐに前方戦列歩兵達は、四角い方陣を組んでその騎士達に一斉射撃を浴びせた。

 

隊長1「全隊射撃用意!発射!」

 

ババババババババン!

 

 一斉射撃により前が見えなくなるほどの白煙を上げた。白煙が晴れると猛スピードでこちらに向かってくる、騎士達の姿があった。

 

 レジスタンスの一斉射撃を合図に、騎士達は戦列歩兵に全速力で突っ込んでいた。

 

隊長1「怯むな!相手は時代遅れのフルプレートだ!リロード!狙え!撃てっ!」

 

ババババババババン!

ババババババババン!

ババババババババン!

 

 他の戦列歩兵からの一斉射撃もあり、騎士達は物凄い量の弾幕を受けた。

 

カンッカンッカンッ

 

 戦列歩兵の弾は、騎士の鎧で容易く弾かれてしまった。

 

隊長1「クソッ、魔法化装甲騎兵か、射撃の手を休めるな、相手はバリアを張っているぞ、着実に削れ!」

 

ババババババババン!

ババババババババン!

ババババババババン!

 

隊長1「クソッ、駄目か」

 

 戦列歩兵の濃厚な弾幕にも全く怯むことなく進み続ける騎兵、すると、ローブに杖を持った人達が戦列歩兵の前に出て来た。

 

隊長1「後は頼みます」

 

ローブの人「分かった、全隊構え!」

 

 ローブの人達は、魔法化装甲騎兵に杖を向けた、すると、光の粒子が次第に杖の先に集まり電撃を帯び始めた。そして、杖から雷のような電撃が走った。

 

ビリビリッ

ビリビリッ

ビリビリッ

 

 その電撃は真っ直ぐ魔法化装甲騎兵に向かった。

 

帝国軍側

 

 帝国軍の戦術は騎兵で外にいる戦列歩兵と砲兵陣地を破壊することにした。

 そのため、様々な騎兵隊が城門付近集められた。第45魔法化装甲騎兵もその中の一部である。

 

南門

 

 第45魔法化装甲騎兵と胸甲騎兵や魔法化竜騎兵などが、南門で待機していた。

 

 すると、第45魔法化装甲騎兵の隊長、カルムが胸甲騎兵と魔法化竜騎兵の隊長に言い放った。

 

カルム「作戦通り、我が隊が先に向かおう、両部隊は我々の攻撃が成功した後に続いてくれ、もし我々の攻撃が失敗した場合は他の隊を援護してくれ」

 

 両部隊の隊長は分かったと頷いた。南門の門がゆっくりと開かれ光が第45魔法化装甲騎兵に差す。

 

カルム「よおおし、栄えある装甲騎兵隊よ!敵に名誉ある戦死を授けてやるぞ!」

 

騎兵達:「おおおおおおおおお!!!」

 

 カルムは、そう叫ぶと馬を走らせた。

 カルムの後に続く魔法化装甲騎兵達、それはまるで一つの生き物ように陣形を変えて前進していった。

 

ババババババババン

ババババババババン

ババババババババン

 

 遠くから聞こえる銃声、その銃声と共に放たれた銃弾はカルム達の部隊へと向かう。

 

カルム「マスケットの銃弾ごとき恐るるに足らんは!」

 

カキンッ

 

 カルムの鎧にマスケットの弾が当たったが、弾が逆に砕けてしまった。

 カルムは、敵は方陣組んでいるが我々の突進力で崩れるだろうと思っていた。

 カルムはレジスタンス達を見据えているとローブを着た連中が、レジスタンスの戦列歩兵の前に出て来たのだ。

 

カルム「いかん、全隊バリアを展開せよ!魔術師共の攻撃だ!」

 

ビリビリッ

ビリビリッ

ビリビリッ

 

 魔術師達の杖から発せられた閃光が、カルム達を直撃した。

 

カルム「グフッ、中々いたいな」

 

 とカルムが後ろを見ると全く傷を負っていない。彼は安堵してレジスタンスをにらみつけた。

 カルムの部隊、魔法化装甲騎兵の防御魔法は部隊全体が共有でき、人数が多いほど強固な防御魔法が展開できる。

 

カルム「突撃!」

 

騎兵達「うおおおおおお!」

 

 カルムの号令に合わせて装甲騎兵達が、声を張って方陣を組んだ戦列歩兵の突っ込んだ。

 方陣を組んでいた戦列歩兵の一部が、装甲騎兵の突進によって空中に舞ったが、それは軽微なものであった。

 

グサッ

ジャキン!

 

バンッ!

 

 カルムの部隊と突撃された戦列歩兵とで、近接戦闘を繰り出していた。

 カルムは南門に視線を移すと、そこには、門の中から胸甲騎兵と魔法化竜騎兵が姿を現した。

 

カルム(よし、攻撃するみたいだな、後ドラゴン騎兵が来るまで持ちこたえるか)

 

 とカルムがそう思っていた、次の瞬間だった。

 

ドカーンドカーンドカーン

 

 突撃、爆発音が後ろから聞こえてきた、それは丁度南門あたりだと分かった。カルムは、南門を再度を見ると自分の目を疑った。

 

カルム「そ、そんな馬鹿な」

 

 そこにいたはずの胸甲騎兵と魔法化竜騎兵が、消失していたのだ。

 

カルム「クソッ!全隊撤退だ、このままだと犬死にするぞ!全隊俺に続け!西門に行くぞ!」

 

 カルムは、南門がまだ危険だと判断して西門へと撤退しようと転回した。

 

カルム「くそっ!後ろに回り込まれていやがったか!」

 

 カルム達の視線の先には、数千にも上る戦列歩兵達が立ち塞がっていた。

 

カルム「ここが、正念場だ!ここを突破するぞ!」

 

装甲騎兵達「おおおおおお!!!」

 

 装甲騎兵達は、数千の戦列歩兵に立ち向かっていった。

 

ザクッ

グサッ

 

バンッ!

 

 装甲騎兵達は、剣は魔法で強化されているため、防弾のために着込んでいる服を容易切り裂いていった。

 戦列歩兵も、マスケットの先に付けられている銃剣で魔法化装甲騎兵を刺したり、至近距離でマスケットをぶっ放した。

 

 数十分近く戦闘した後、魔法化装甲騎兵か何とか戦列歩兵の厚い人壁から脱出した。

 カルムは、部下達の様子を見るために目をやると、ボロボロなり血を流している装甲騎兵達がいた、そして、何人かいなくなっていたのにも気付いた。

 カルムは、それを憂う暇なく生き残った部下達と共に西門へと進んだ。

 

 カルム達が、必死の思いで西門へと向かっていた時だった、突然、前が爆発したのだ。

 

ドカーン!

 

 カルムは、爆発が起こった瞬間馬を止めた。その後ろを付いてきていた装甲騎兵達も止まる。

 カルム達は、何事かと思っていると...

 

ダッダッダッダッダッ!

 

 聞いたこともない音が、突然、聞こえてきのだ、すると、カルムの後ろから悲鳴が聞こえ始めた瞬間振り向くと、上半身や体一部が喪失した部下と馬がいた。

 

 カルムは、ふと上の方に視線を移すと茶色と黒の何かが空中を浮遊し、その先から火花が散っていた。

 

カルム「なんだあれは?」

 

ビチャッ

 

 カルムは、死んだ、得体も知れない何か殺されたのだ。

 

自衛隊陣地

 

 司令部にある通信が届いた。

 

通信兵「敵騎兵殲滅のために出撃したAH-1コブラから、敵の殲滅に成功したと通信が来ました」

 

立木一等陸佐「そろそろだな、作戦の第二段階に移る」

 

 立木一等陸佐の言葉によって、司令部にいた士官達が一斉に動き出した。

また暫く更新できません

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