第29話 ミナトは味方ではない
第一予選を七位で通過した後、俺たちは控室へ案内された。
控室といっても、ただの休憩スペースではない。
壁には次予選までの待機時間が表示され、机には簡易食と水、回復用の魔導パッチが並んでいる。
天井には記録用ドローン。
部屋の隅には、運営スタッフ用の確認端末。
外の廊下からは、他チームの足音や話し声が聞こえてくる。
国家選抜戦。
まだ第一予選が終わっただけなのに、空気がずっとざわついている。
誰が何位で通過したか。
どのチームが強かったか。
どのチームが脱落したか。
どの探索者が目立ったか。
そういう情報が、会場中を流れているのが分かる。
白峰リアは、椅子に座って水を飲みながら、大型モニターを見ていた。
「アルカディア推薦チーム、一位通過かあ」
彼女の声には、悔しさより警戒が混じっていた。
九条セイラは腕を組み、壁にもたれずに立っている。
「事前情報を持っていた可能性がありますわね」
「やっぱり?」
「そう考える方が自然です」
俺も同じことを思っていた。
アルカディア推薦チームの隊長を鑑定した時、こう出た。
嘘:今回の予選は公正
公正ではない。
少なくとも、彼らは何かを知っていた。
ただ、その何かが具体的に何なのかまでは分からない。
第一予選の迷路で、俺たちは何度も偽情報に揺さぶられた。
でも、アルカディア推薦チームは一位通過。
偶然かもしれない。
実力かもしれない。
けれど、この大会にアルカディアの影があるなら、偶然で片づけるのは危険すぎる。
御影カナタは、部屋の隅で剣袋を膝に置き、目を閉じていた。
寝ているのかと思ったが、たぶん違う。
呼吸は浅く、耳だけは廊下の音を拾っているように見える。
やる気が薄いのに、警戒だけは解いていない。
元S級というのは、休み方まで違うのかもしれない。
そして、鴉羽ミナトは。
「……いないですね」
俺は控室を見回して言った。
さっきまでいたはずのミナトが、いつの間にか消えている。
リアが顔をしかめる。
「え、ほんとだ。どこ行ったの?」
セイラの目が冷たくなる。
「あの男」
その声だけで、嫌な予感がした。
カナタは目を閉じたまま言う。
「廊下へ出た。三分前」
「気づいてたなら言ってくださいよ」
俺が言うと、カナタは薄く目を開けた。
「止める理由がなかった」
「理由ならありますわ」
セイラが即答する。
「あの男は放っておくと情報を売ります」
「もう売ってるかもな」
カナタの声は平坦だった。
リアが立ち上がる。
「探しに行こう」
「待ちなさい」
セイラが止めた。
「感情で動くと、あの男の思うつぼです」
「でも、敵に情報売ってたら」
「だからこそ、確認してからですわ」
セイラは端末を開いた。
「契約上、鴉羽ミナトは国家選抜戦中、当チームの戦術情報、個別能力情報、行動予定を第三者に売ることを禁じられています」
「じゃあ安心?」
リアが言う。
セイラは即座に否定した。
「いいえ。あの男は契約で禁じられていない情報を売ります」
「最悪じゃん」
「だから最初から信用するなと言っています」
俺はミナトのことを思い出した。
信用は扱っていない。
情報屋は売る。
買われたら売る。
そう言って笑っていた男。
あの人は、たぶん本当にそういう生き方をしている。
俺たちは控室を出た。
国家選抜戦の待機エリアは広い。
各チームごとに区画は分けられているが、廊下や補給スペースでは他チームとも顔を合わせる。
運営スタッフ。
記録ドローン。
スポンサー関係者。
報道用の許可済みカメラ。
人が多い。
探すには面倒な場所だ。
だが、ミナトはすぐに見つかった。
廊下の奥。
自販機スペースの横。
彼は、アルカディア推薦チームの一人と話していた。
白と銀の統一装備を着た若い男。
第一予選で見た隊長ではない。
副官のような立ち位置の探索者だろうか。
ミナトは笑っている。
相手の男も、端末を片手に何かを確認している。
その瞬間、リアの表情が変わった。
「……あいつ」
走り出しそうになるリアの肩を、カナタが軽く押さえた。
「待て」
「でも!」
「聞いてから殴れ」
「殴る前提!?」
「殴らない方がいいですわ」
セイラが冷たく言う。
「契約処理が面倒になります」
「そこ!?」
リアは怒っているが、足は止めた。
俺たちはミナトたちに近づいた。
最初に気づいたのは、アルカディアの男だった。
彼は一瞬だけ表情を硬くし、すぐに作り笑いを浮かべる。
ミナトは振り返り、いつもの調子で手を振った。
「あ、来た」
「来た、ではありませんわ」
セイラの声は氷みたいだった。
「何をしていましたの?」
「情報交換」
ミナトは悪びれもなく答えた。
リアが一歩前に出る。
「敵チームと?」
「敵っていうか、同じ大会の参加者」
「ふざけないで」
リアの声が低くなる。
「第一予選の直後にアルカディアの人間と情報交換? 何売ったの?」
ミナトは肩をすくめる。
「売ったって決めつけるのはよくないよ」
俺はミナトを鑑定した。
対象:鴉羽ミナト
嘘:売ったって決めつけるのはよくない
備考:情報取引成立済み
成立済み。
やっぱり。
「取引してます」
俺が言うと、ミナトは小さく笑った。
「便利だね、その目」
「何を売ったんですか」
「契約違反になる情報は売ってない」
鑑定。
対象:鴉羽ミナトの発言
嘘:契約違反になる情報は売ってない
俺は眉を寄せた。
「嘘です」
空気が一瞬で変わった。
セイラの目が鋭くなる。
ミナトは、初めて少しだけ困ったように笑った。
「おっと」
リアが怒鳴りかける。
だが、その前にセイラが端末を開いた。
「鴉羽ミナト。契約第六条、国家選抜戦中における当チームの不利益となる情報提供の禁止。第八条、第三者との情報取引時の事前申告義務。第十二条、アルカディア関連組織への接触報告義務。今この場で説明しなさい」
「九条さん、条文覚えてるの怖いなあ」
「説明」
「はいはい」
アルカディアの男が口を挟む。
「我々は、一般的な順位情報と迷路内の所感を共有していただけです。契約違反になるような情報は」
俺はその男も鑑定した。
対象:アルカディア推薦チーム所属探索者
嘘:一般的な順位情報と迷路内の所感
「それも嘘です」
男の口が止まった。
リアが詰め寄る。
「何を聞いたの?」
男は笑顔を保とうとしたが、もう遅い。
セイラが冷たく言う。
「答えなくて結構。運営と管理局に報告します」
「待ってください。誤解です」
「その言葉にも価値はありませんわ」
アルカディアの男は、一瞬だけミナトを見た。
ミナトは軽く手を振る。
「ごめんね。俺、ここからは知らない」
「鴉羽さん」
「だから言ったじゃん。情報屋だって」
男の顔が歪む。
数秒後、彼は舌打ちを隠すようにして去っていった。
リアはまだ怒りが収まらない顔で、ミナトを睨んでいる。
「で?」
「で、とは?」
「何売ったの」
ミナトは軽く息を吐いた。
「リアさん、怒ると怖いね」
「茶化すな」
その声には、本気の怒りがあった。
かつて、リアは裏切られた。
仲間だと思っていた高木たちに、配信の中で嵌められた。
だから、こういう裏切りに敏感なのは当然だった。
ミナトはそれを分かっている。
分かった上で、茶化している。
リアの怒りは、さらに深くなる。
「私は、もう味方に裏で売られるの嫌なんだよ」
その一言で、ミナトの笑みが少しだけ薄れた。
リアは続ける。
「契約でどうとか、情報屋だからどうとか、そういうの知らない。チームで出てるんでしょ。だったら、こっちに言えよ」
まっすぐな怒りだった。
正論だ。
でも、このチームでは正論がそのまま通るとは限らない。
セイラが静かに言った。
「白峰リア。気持ちは分かりますが、契約上の確認が先です」
「でも!」
「感情で彼を責めても、彼は痛みません」
セイラの声は冷たい。
だが、リアを突き放しているわけではなかった。
「この男に効くのは、感情ではなく条件です」
ミナトが苦笑する。
「ひどい言われよう」
「事実ですわ」
「まあ、そうだけど」
セイラは端末をミナトへ向けた。
「説明しなさい」
ミナトは両手を上げた。
「売ったのは三つ」
リアの目がさらに険しくなる。
「一つ目。九条セーフティリンク臨時隊が、第一予選でチェックポイント端末の信頼値測定を回避したこと」
「思いっきり戦術情報じゃないですか」
俺が言うと、ミナトは頷く。
「うん。でも契約上は、予選終了後の行動ログ分析に該当する。禁止されている次予選の行動予定や能力詳細じゃない」
セイラが即座に言う。
「第六条に抵触する可能性があります」
「可能性はあるね。だからグレー」
「グレーを売るな」
リアが低く言う。
ミナトは続けた。
「二つ目。黒瀬くんの鑑定は、全ての嘘を即座に見抜けるわけではないこと」
俺の胸が少し冷えた。
それは、確かに重要な情報だった。
迷路で分かった俺の限界。
全部を見ようとすれば遅れる。
対象が曖昧なら見えない。
見えた嘘の解釈を間違えることもある。
それを敵に売った。
「それは完全にアウトですわね」
セイラの声が、さらに低くなった。
ミナトは肩をすくめる。
「でも、これは隠せないよ。迷路の記録を見れば分かる。俺が売らなくても、いずれ分析される」
「いずれ分析されることと、あなたが売ることは違います」
「そうだね」
悪びれない。
リアが拳を握る。
「三つ目は?」
ミナトは俺たち全員を一度見た。
そして言った。
「御影カナタは、まだ本気で戦ってないこと」
カナタが初めて、はっきりとミナトを見た。
空気が一段冷えた。
ミナトは笑っていない。
「迷路で分かった。カナタさんはまだ全然出してない。でも、動き方で分かる人には分かる。アルカディアはそこに興味を持ってた」
「なぜ売った」
カナタの声は低かった。
「買われたから」
「そうか」
カナタが一歩前に出る。
ミナトは動かない。
だが、俺には分かった。
ミナトの余裕は、少しだけ崩れている。
鑑定。
対象:鴉羽ミナト
嘘:怖くない
危険:御影カナタ
怖いんだ。
カナタが。
それでもミナトは退かない。
カナタは静かに言った。
「次に俺の情報を勝手に売ったら、斬る」
「契約違反ならね」
「契約は関係ない」
短い。
本気だった。
ミナトの笑みが少し引きつる。
「それは困るな」
「困れ」
カナタはそれだけ言って、壁際に戻った。
リアはまだ納得していない。
「なんで平然としてられるの」
ミナトに向けた言葉だった。
「あんた、アルカディア嫌いなんでしょ? だったらなんで売るの?」
ミナトは少し沈黙した。
それから、いつもの軽さを少しだけ落として答えた。
「嫌いだからこそ、売るんだよ」
「意味分かんない」
「アルカディアは情報を溜める。相手の弱点を集めて、使うタイミングまで隠す。だったら、俺は情報を流す。どっちにも。流れている情報は、誰か一人の武器になりにくい」
「それ、言い訳でしょ」
「うん。言い訳」
ミナトはあっさり認めた。
「でも、俺のやり方だ」
俺はミナトを見た。
この人は、やっぱり普通の味方ではない。
アルカディアを嫌っている。
それは本当だ。
でも、だからといって俺たちを守るわけではない。
自分のやり方で、情報を流し、盤面を動かし、アルカディアを嫌がらせる。
その過程で、こちらも傷つく。
それをたぶん、彼は仕方ないと思っている。
セイラが端末を操作した。
「鴉羽ミナト。契約違反の疑いがあります。正式処理として、報酬の一部凍結、次予選までの第三者接触制限、当チームへの事前情報共有義務を追加します」
「きついなあ」
「嫌なら脱退なさい」
ミナトは一瞬だけ黙った。
その瞬間、俺は鑑定する。
対象:鴉羽ミナト
嘘:脱退してもいい
脱退したくはない。
ミナトは笑う。
「分かった。受ける」
リアが驚いたように見る。
「受けるんだ」
「契約は契約だからね」
「契約守る気あるなら、最初から売るなよ」
「それは難しい」
「ほんと最悪」
「よく言われる」
リアはまだ怒っていた。
でも、少しだけ怒りの形が変わった気がする。
完全な裏切りではない。
ただの味方でもない。
扱いが難しい相手。
それを理解し始めたのかもしれない。
セイラはミナトへ言う。
「では、追加義務に基づき、今あなたが持っている次予選情報を出しなさい」
「早いなあ」
「当然です」
ミナトは周囲を見回し、少し声を落とした。
「次の試験、ほぼ確定した」
俺たちは一斉にミナトを見る。
「無音エリアだ」
カナタの目が少し細くなる。
リアが聞く。
「無音?」
「声を出すと魔物が寄ってくる。指示も相談も、基本できない。音声通信も制限。配信トークも無理」
リアの顔が少し強張った。
セイラも眉を寄せる。
「声を使えない試験ですか」
「そう。九条さんの指示能力も、リアさんの場を作る力も、黒瀬くんの鑑定報告も制限される」
ミナトは続ける。
「しかも、これはただの静音試験じゃない」
「どういう意味ですか」
俺が聞くと、ミナトは笑みを消した。
「チームを壊しに来る」
その言葉は、前にも聞いた。
だが今度は、少し具体性があった。
「無音エリアでは、仲間が何を見たか分からない。誰が何を判断したか伝わらない。助けが必要でも声を出せない。誰かが勝手に動いたように見える。誰かが見捨てたように見える」
リアの顔が曇る。
かつての記憶が刺さる内容だ。
セイラも同じだろう。
見捨てたように見える。
悪役令嬢の裁判で、彼女が背負った疑いそのものだ。
ミナトは俺を見る。
「黒瀬くんは嘘が見える。でも、見えたことをすぐ言えない。焦るよ」
カナタが低く言う。
「黙って動けるかが試される」
「そういうこと」
ミナトは頷いた。
「だから、次はカナタさんが要になる」
カナタは何も答えない。
だが、空気が少し変わった。
やる気が薄い元S級探索者。
その彼が、次の試験では中心になる。
佐伯が廊下の向こうから近づいてきた。
どうやら一部始終を把握していたらしい。
「今の情報は記録しました」
「盗み聞き?」
ミナトが言う。
「管理局としての監督です」
「便利な言葉だね」
「便利です」
佐伯はミナトを見た。
「鴉羽さん。追加契約は正式に処理します」
「はいはい」
「次に重大な無断情報売買があれば、チーム登録から外します」
「外したら困るよ?」
「困っても外します」
佐伯の声に迷いはなかった。
ミナトは少しだけ笑った。
「了解」
リアが腕を組む。
「私はまだ怒ってるから」
「知ってる」
「次やったら、私も殴るかもしれない」
「リアさん、意外と暴力派?」
「裏切られるの嫌いなだけ」
ミナトは数秒だけ黙った。
そして、少しだけ真面目な声で言った。
「それは、分かるよ」
リアは返事をしなかった。
たぶん、許してはいない。
でも、その言葉が完全な嘘ではないことは、俺にも見えた。
俺はミナトをもう一度鑑定した。
対象:鴉羽ミナト
嘘:俺はどっちが勝ってもいい
備考:試している
出た。
やっぱり。
俺は言った。
「ミナトさん」
「何?」
「あなた、どっちが勝ってもいいと思ってないですよね」
「前も言われたね」
「あと、俺たちを試してる」
ミナトの笑みが止まった。
リアとセイラがこちらを見る。
カナタも、目だけを向ける。
俺は続けた。
「情報を売ったのも、ただの金だけじゃない。俺たちがあなたをどう扱うか見てた。契約で縛るのか、感情で切るのか、それでも使うのか」
ミナトは黙っていた。
数秒後、彼は笑った。
でも、いつもの軽さとは違った。
「やっぱり嫌な目だね」
「よく言われます」
「うん。試してたよ」
リアが怒りを込めて言う。
「何様?」
「情報屋」
「答えになってない」
「じゃあ、最低な協力者」
ミナトは自分でそう言った。
「アルカディアを相手にするなら、綺麗な味方だけじゃ無理だ。俺みたいなのを、捨てずに使えるか。使いながら、飲み込まれないか。そこを見たかった」
セイラが冷たく言う。
「傲慢ですわね」
「九条さんに言われると重いなあ」
「重く受け取りなさい」
「はい」
ミナトは軽く頭を下げた。
ふざけているようで、ほんの少しだけ本気だった。
俺は、完全に納得したわけではない。
リアもたぶん同じだ。
でも、ミナトという人間の輪郭は少し見えた。
味方ではない。
少なくとも、普通の意味では。
でも、敵でもない。
アルカディアを嫌い、俺たちを試し、情報を売り、契約に縛られながら、それでも盤面に残ろうとしている。
厄介すぎる。
だが、今は必要だ。
セイラが言った。
「では、次の試験に向けて作戦を立てます」
リアが深く息を吐く。
「ミナトのことは後で怒る」
「まだ怒るの?」
「当たり前」
「怖いなあ」
カナタが立ち上がった。
「無音エリアなら、手信号を決める」
全員が彼を見る。
カナタは淡々と続けた。
「声が使えないなら、声を前提にするな。三つでいい。止まれ、進め、危険。それ以外は現場判断」
セイラが頷く。
「合理的ですわね」
リアも言う。
「配信トークなし、か。まあ、やるしかないね」
俺は少し不安だった。
見えた嘘を、言葉にできない。
それはかなりきつい。
でも、カナタは言った。
「黒瀬」
「はい」
「全部伝えようとするな。嘘が見えたら、まず止まれの合図。それでいい」
「それだけで?」
「それだけで、死ぬ確率は下がる」
短い。
でも、強い言葉だった。
俺は頷いた。
「分かりました」
次の予選。
無音エリア。
声を出せない場所で、俺たちはどこまでチームでいられるのか。
ミナトは味方ではない。
でも、完全な敵でもない。
そんな歪なチームのまま、俺たちは次の試験へ進むことになった。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
今回は、ミナトの立ち位置がはっきりする回でした。
ミナトは味方ではありません。
少なくとも、リアやセイラが考えるような意味での味方ではありません。
彼は情報屋として敵にも情報を売りますし、それを当然のこととして扱っています。
ただし、アルカディアを嫌っていることも事実です。
彼は中立を装っていますが、完全にどちらでもいいと思っているわけではありません。
リアにとっては、また裏で売られるような状況はかなりきついものです。
第1章で仲間に裏切られた傷が、ここで別の形で触れられています。
次回は第二予選、無音エリアです。
声を出せない状況で、透真の鑑定やリアの反応力、セイラの指示能力が大きく制限されます。
そこで重要になるのが、元S級探索者であるカナタの経験です。




