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colorful 〜2nd memory〜  作者: 宮来 らいと
第2章 夏目ホノカ編

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第1章 青い海で(夏目ホノカ編)中編

 夏目ホノカ

「お疲れ様です。話は聞きましたよ。この部屋とても素敵な部屋ですね。」


 真瀬莉緒

「ああ。最高の環境を作ってくれたんだ。最高の曲にしないと。」


 夏目ホノカ

「はい。…………ところで莉緒さん。海に行きませんか?」


 真瀬莉緒

「海…………。わかった。行こうか。いつ行くの?」


 夏目ホノカ

「今週の土曜日です。ブイログを兼ねてはおりますが…………。」


 真瀬莉緒

「ああ。サークルの活動か…………。」


 僕たちは虹夢大学に入学してからサークルを立ち上げた。色々なところで楽曲の演奏をする、軽音楽部みたいなサークルを行っている。


 真瀬莉緒

「海か…………泳ぐのはあり?」


 夏目ホノカ

「もちろんです。去年は色々ありましたから泳げなかったんですよね。」


 真瀬莉緒

「うん…………とても楽しみだよ。当然、ブイログ撮影もね。」


 夏目ホノカ

「私もです。その日まで頑張りましょう。」


 真瀬莉緒

「うん。…………そうだ。この楽曲のことなんだけど。」


 ホノカに作った楽曲を聞いてもらう。聞き終わったホノカは満足気に微笑んだ。


 夏目ホノカ

「さすがです。莉緒さん。この曲はとても素敵な曲になりそうです。」


 真瀬莉緒

「ありがとう。ホノカはこの曲を演奏できるかい?」


 夏目ホノカ

「そうですね…………。」


 ホノカは自分の得意な楽器を取り出し演奏を始める。


 真瀬莉緒

「おお。…………さすがだよ。」


 夏目ホノカ

「どういたしまして。莉緒さんの作った曲のおかげです。」


 真瀬莉緒

「へへ…………。今日はこの辺で切り上げてブイログの撮影の準備をするか。」


 夏目ホノカ

「そうですね。では…………おやすみなさい。」


 真瀬莉緒

「おやすみ。」


 僕たちはそれぞれの部屋に戻り、ブイログの撮影の準備をした。



 ――――みやくる荘 莉緒の部屋――――



 真瀬莉緒

「さて…………ブイログの機材はこれでいいかな?」


 確認を終えると、スマホのチャットにメッセージが入った。


 真瀬莉緒

「なんだろう…………?」


 リカコからだ。確認しようとするとメイからも返信が来た。


 春井リカコ

(教育実習の件はどうするの?)


 名雲メイ

(もちろん受けるけど…………。)


 そうか…………教育実習が近いのか。そうだな…………。


 僕はホノカに教育実習を受けるのかどうか今度、聞いてみることにした。


 真瀬莉緒

「さて…………寝るか。」


 あらかたの準備ができた僕は眠りに就いた。



 ――――海水浴場――――



 ブイログ撮影のため、海水浴場にやって来た。


 真瀬莉緒

「それにしても涼しいな…………。海開きはしているけど、泳ぐのは…………やめとくか。」


 夏目ホノカ

「お待たせいたしました。」


 振り向くとそこにはホノカが水着を着て立っていた。…………顔を赤らめながら。


 夏目ホノカ

「名雲さんと春井さんに言われるがまま着ましたが…………こんな格好は初めてです。」


 真瀬莉緒

「でも…………似合っているよ。」


 藍色はホノカに似合う色だ。あの2人がビキニをホノカに着せたのはムッとするが、似合っているのでまあいいかと思った。


 メイもリカコは青色と紫色のビキニを着てこちらにやって来た。


 春井リカコ

「全く…………鼻の下が伸びると思ったけど、そうでもないわね。」


 真瀬莉緒

「…………試したの?」


 名雲メイ

「あはは。まさか…………。」


 図星のようだ。やれやれ…………。


 名雲メイ

「さて、ブイログ撮影の始まり。莉緒くんはカメラマンをお願い。」


 真瀬莉緒

「はいはい…………。」


 気持ちを抑えながら、僕はカメラマンをする。3人は海でビーチバレーをしたり、砂のお城を作ったりと海を満喫している。心なしか自分の心の落ち着きを取り戻し、ブイログの撮影を続ける。


 春井リカコ

「ふぅ…………。撮影はここまでね。…………満足かしら?」


 真瀬莉緒

「企画したのはホノカだけど?」


 春井リカコ

「それもそうね。どうだったの?」


 リカコはホノカの顔を見る。


 夏目ホノカ

「はい。満足しております。この格好にまだ戸惑いはありますが、こんな格好も素敵なんだなと思いました。」


 名雲メイ

「だって。良かったわね。」


 真瀬莉緒

「…………何か?」


 この2人は僕をどう思っているんだろう。特にリカコは。


 名雲メイ

「ブイログの編集はマサキに任せましょう。今日は莉緒くんもホノカもお疲れ様!」


 真瀬莉緒

「お疲れ様。」


 僕たちは海を満喫し、メイの車でみやくる荘に戻った。

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