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colorful 〜2nd memory〜  作者: 宮来 らいと
第2章 夏目ホノカ編

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第1章 青い海で(夏目ホノカ編)前編

 大学の講義が終わり、1通のメールを確認する。以前、楽曲を提供した声優さんからのメールだった。

 

 声優さんからのメールの内容は楽(・)曲(・)の(・)制(・)作(・)依(・)頼(・)だった。

 

 あれから半年ほど経った。六郭星(ろくかくせい)学園と言う高校に意(・)識(・)だけ通っており、なんとか卒業が認められ、この大学にも通うことができた。その卒業が認められた学園で私は楽曲の制作依頼を受け、楽曲の制作を卒業課題にしてパートナーと一緒に楽曲を作った。今回も楽曲はパートナーと作って欲しいという内容だった。その作曲した楽曲は今度の声優の合同コンサートで歌われる。そしてそのパートナーはさっき言った恋人でもある。そのパートナーは…………。


 ??

「お疲れ様です。莉緒さん。」


 真瀬莉緒

「お疲れ。…………ホノカ。」


 彼女の名前は夏目(なつめ)ホノカ。同じ教育学部の同期でかつての学園のパートナー。今も恋人として一緒にいる機会が多い。


 真瀬莉緒

「今、メールが届いたんだ。あの声優さんから。」


 夏目ホノカ

「本当ですか? …………もしかして作曲依頼ですか?」


 真瀬莉緒

「そう。今回も作曲依頼。どうかな?」


 夏目ホノカ

「もちろんです。私も一生懸命に頑張ります。」


 真瀬莉緒

「よし。それじゃあどんなコンセプトにするか帰ったら決めようか。」


 夏目ホノカ

「はい。莉緒さんよろしくお願いいたします。でもその前に2人が待ってますよ。」


 真瀬莉緒

「ああ。そうだったね。行こうか。」



 ――――虹夢大学 食堂――――



 春井リカコ

「へえ。また声優さんに楽曲提供するのね。」


 名雲メイ

「楽しみにしている。莉緒くんとホノカの作る楽曲だもん。きっと良い曲になるわ。」


 真瀬莉緒

「ありがとう。そのエールを糧にして頑張るよ。」


 彼女たちの名前は春井(はるい)リカコと名雲(なぐも)メイ。僕とホノカの高校のクラスメイトで同じ学部の同期でもある。


 夏目ホノカ

「莉緒さんとまた楽曲を作ることができるのは感無量です。みなさんがとても楽しめるような楽曲を作りたいと思います。」


 真瀬莉緒

「それじゃあ…………アパートに帰ろうか。」


 夏目ホノカ

「そうですね。行きましょう。」


 僕たちはアパートに帰ることにした。



 ――――みやくる荘 玄関――――



 み(・)や(・)く(・)る(・)荘(・)。ここは僕の住むアパートで大学からのアクセスが良いのか、ホノカはもちろん姉さんやリカコたちもこのアパートに住んでいる。ちなみにこのアパートの管理人は…………。


 虹谷サイ

「ああ。おかえり。今日もお疲れ様。」


 虹谷アヤ

「なんかウキウキしているけど、楽しいことでもあった?」


 この人は虹谷(にじや)サイと虹谷(にじや)アヤ。双子の兄妹(きょうだい)で僕と姉さんの元(・)婚約者。色々とあり…………婚約破棄をしたけど今でも友好な関係ではある。


 真瀬莉緒

「今日は声優さんから楽曲の作成依頼をお願いされたから、今日から取り組んでいくよ。」


 虹谷サイ

「そうか…………それなら良い方法がある。案内しよう。」


 

 ――――みやくる荘 音楽部屋――――


 

 真瀬莉緒

「これは…………!」


 音楽部屋には様々な楽器があり、音楽の作曲や編曲に必要な機材も揃っている。これなら文句のない音楽が作れる。2人には感謝しないと。


 虹谷サイ

「それじゃあこの部屋を使っていいから。カギは終わったら返してくれよ。」


 真瀬莉緒

「サイ。ありがとう。早速使わせてもらうよ。」


 サイはカギを置いて音楽部屋をあとにした。


 真瀬莉緒

「さてと…………。どんな楽曲にしようかな?」


 そんな考えをしながら、リズム訓練を行う。



 うん。良い調子だ。リズム訓練は終わったものの、どんな楽曲にするか…………。


 そんなとき、音楽部屋のドアが開いた。

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