↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
3/6

宣戦布告と二週間の極寒地獄

放課後、雪の混じった冷たい風に打たれながら校庭での正座を終え、私は寒さを我慢して、家に帰って私服を着ようとした。


しかし、玄関で待っていた母親から雷が落ちた。すでに先生から連絡を受けていたのだ。

私はそのままの姿で正座をさせられ、また説教を受けた。


私の母親は、厳しい中にも独特のユーモアと冷徹さを持った、一筋縄ではいかない女性だった。完全に私は母親の手玉に取られていたと思う。

母親は家でもずっと半袖半ズボンで過ごすよう、私に命じてきた。


覚えたての「泣き面に蜂」という言葉を、心の中で叫んでいた。


木造の我が家は隙間風も多く、冬場は底冷えがした。

せめて部屋に置かれたストーブの近くだけが救いだったが、そこへ近づこうとすると、母親からすかさず一喝された。


「近づくな! 自分で蒔いた種だろう」


普通の子なら、ここで深く反省して大人しくなるのだろう。

しかし、いたずらっ子の私は違った。


「一日中、半袖半ズボンの生活になったんだ。だったら相変わらずしょっちゅういたずらしてやれ」


という、無敵の人さながらの開き直りである。


だが、先生のほうが一枚上手だった。いたずらをするたびに、罰の期間が容赦なく延長されていく。一週間のはずだった「半袖登下校」は、結局「二週間」へと延びた。


罰が伸びるというのに、

「どうせ半袖半ズボンなんだから」

といたずらを重ね、放課後に寒さで猛反省する、という愚かなループを繰り返していた。


毎日いたずらを続けていれば、論理的には「永久半袖」になるはずだった。それが二週間で済んだのは、今思えば先生のせめてものお情けもあったのだと思う。


◇


家での半袖半ズボン生活も二週間になり、結構つらい毎日であったが、ようやくジャージが返ってきた。

実際は洗濯をしなければならないので、2着とも先生から親に返されており、二週間後に親の手から出されたのだ。


しかし、私の心境に大きな変化はなかった。

なぜなら、翌日からはまた「半袖」の罰を毎日のように受けていたからだ。


反省しない私と、一部の悪ガキ仲間に対して、先生はついに新たな罰を生み出した。


それが──「はだか」である。

読んでいただきありがとうございました!


悪ガキたちのプライドをかけた闘いは、ここからさらにエスカレートしていきます。

面白いと思ってくださったら、ぜひ画面下の【☆】評価や、ブックマークをしていただけると執筆の励みになります!


それでは、次のエピソードでお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。