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33 勇者と聖剣~アレックス視点~ その1

後半に少しだけ胸糞展開あります…。いやな方は


………。 ←より下はみないほうが良いです…。


本編

↓ ↓ ↓ ↓ ↓


~ルイス達がフィリシアに会う手前の時刻…~


-勇者アレックス視点-


 やっとエルドアス王国に戻ってこれたぜ。遊び呆けてたら着くのが遅くなっちまった!道中にモンスターに襲われて逃げる羽目になるわ~意味わかんねーっつーの。


 それにしても、あれから更に僕の最強必殺スキルを放てる回数が減っちまったし、威力も落ちた気がするけどよ~、まぁ~いっか!毎日気持ち~思いしてるからよ!


 「勇者様!そろそろ聖剣抜けるくらいになってるんじゃねーか?」


 「そうですわ…、早く未来の旦那様が聖剣を抜く姿を見て見たいですわ!」


 「勇者様~っ、いつもカッコよくてますます好きになります…。聖剣を手にした勇者様はもっと好きになれそうです…」


 聖女クリステル、シーフのシュー、魔術師のエアロ…、この3人とは毎日のようにヤりまくってる。そろそろ妊娠してガキできてもいいかもなぁ!


 僕達はエルドアス国王の王室の前に来ている。あれからずいぶんとレベルも上がったはずだ。そろそろ聖剣を扱えるようになってもいいんじゃねーか?ウズウズするぜ!


 僕の前にある大きな扉を無能な兵士ドモが開けてくれる。さっさと開けやがれや!おせぇーんだよ。後、王までの距離がなげぇ~…、早くすましてまたコイツらとやりまくりてぇ~んだけどなぁ~。 


 「遅くなり申し訳ない」


 ほら、僕は勇者様だぞ。さっさと頭ぺこぺこさげやがれっつーの。


 「よくぞ戻った!偉大なる勇者よ!」


 エルドアス王は座りながら一礼をする。


 「あれから僕は、たくさんレベルが上がった。そろそろ聖剣を扱えるようになったと思うので聖域へと案内をしていただきたい!」


 「ふむ…。わしもそろそろ頃合いだと思ったところだ。良かろう…! ミランダ!ミランダは居るか!?」


 王はミランダという人物を呼ぶ。ミランダという女性が王の前に跪く。


 「はい。ミランダここに居りますゆえ…、いかが致しましたか?」


 僕はミランダを見る。金髪でポニーテール姿の軽装の女騎士って感じだ。年齢はまだ20前に見えてあどけなさがただよう。可愛いじゃん!こいつも一員にいれたいなぁ~。ぐひひひっ!


 「勇者様を聖域までの案内役をお願いしたい」


 「分かりました」


 ミランダは立ち上がり…。


 「勇者様、こちらへ…」


 俺達4人は後を付いていく。


 王宮の一番奥に地下神殿へと通じる階段があり…。神秘的な作りにもなっている。壁はほとんど白い石で作られて青色の蝋燭がゆらゆらと青く光を照らしている。ところどころひび割れも起こしているためそうとう前からある神殿と思う。

 

 僕達勇者パーティーはミランダと大臣…。王家直属の騎士も数名一緒に同行している。


 「ミランダは新しく入った騎士なの?前に見かけなかったからさ?」


 「はい。お父上の代わりに私が配属される事となりました」


 「ミランダちゃん可愛いから周りの男がほっとかないんじゃない~?」


 「そうですか?あまり興味ないですね」


 なんなんだよ!こいつ。面白くない!


 「俺は勇者だからミランダちゃんの事をまもってあげれるよ?」


 「いえ、自分の身は自分で守りますので結構です」


 ミランダは事務作業的な塩対応をしてくる。クソーっ!なんなんだよコイツは!!

 でもこういう女ほど堕すのが楽しいんだよなぁ~。


 「まぁ…、勇者様ったら、私達がいるのに…」


 「そうだぞ!勇者様!ボクだっているのに!」


 「悲しいですよ~… 勇者様~っ!」


 「あぁ、すまんすまん…」


 あ~っ、クソ!!!


 「そろそろ着くが… 準備はいいのか?」


 ミランダ達の後を付いて行き古くさい扉が奥にあり、毎回ここに来る度に異様な雰囲気に包まれる。


 前回は聖剣を握ったら眩しい白いオーラを放ち抜けそうなギリギリで魔力を消費してしまったから レベルが上がり、魔力も上がってる事だろうから… 次こそは抜いてやるぜ。


 んで、世界中の女の子が俺に振り向く!最高のシナリオだぜ!まぁ、全部あの黒ずくめの女のお陰なんだけどよ!俺が16の時にであって~とある予言の元、彼女に付いていってから勇者に目覚める事がかなったんだよなぁ~!


 大きな扉が開く。辺りは一面、白く光を帯び…。円形の部屋。中央の祭壇には聖剣が白銀の台座に納められている。ボンメルやグリップ部分には至るところに虹色の宝石が装飾されていて、ガードはゴールドが使われて光輝いている。


 「さぁ…、つきましたぞ。勇者様…」


 大臣に案内され、僕は祭壇へと足を運ぶ。


 「勇者様…」

 

 「かっけぇなあ~!」


 「美しいですぅ…」 


 僕はゆっくり手を剣に持っていき剣のグリップを握り魔力をこめる…。ゆっくり目を閉じ…、手に全魔力を集中させる。さぁ…光れ!光るんだ!!


 「………」


 辺り一面がまるで時を止まったかのような神聖な気持ちになる…。


 「………」


 僕の魔力よ!!高鳴れ!!


 「………」


 ん?


 「………………!」


 どうした…?!


 「…………………」


 んっ?!


 「ゆ、勇者様…。まことに残念じゃが…、前回よりも酷くなっていますぞ…」


 「そ、そんなことはない!何かの間違いだ!!」


 黙ってろ!今から僕はこの剣を抜いてハーレムを作るんだから!!


 僕はまた魔力を込める……。


 しかし、いくら魔力をこめようと聖剣が反応しない…。僕の体も反応がない…。


 な、なんでだ!?


 「勇者様…残念ですが… 今日は引き返しましょう…」


 クソ大臣が良いとこで邪魔をしてくる。


 「今日は疲れてるんだよ!ボク達と朝からヤりすぎたせいだぜ!」


 「勇者様!また明日もありますよ~!」


 3人が励ましてくれてるが、恥ずかしいったらありゃしない。ミランダは無表情のままこっちを見てくれている…。


 クソッ!!なんなんだよこれは!!!


 それから仕方なく神殿から出て、王に再び会いに行く僕達…。クソッ!なんて日だ!!


 「…疲れておるのだろ?仕方ない…。話は変わるが…、ここ最近、エルフ国の兵士達から勇者様へのクレンセントの異形のモンスター討伐による協力要請の依頼が来ている…。そろそろ行かなければ2国同盟にも影響がでるのでな…。長旅で疲れているところ悪いが、直ぐにむかってほしい」


 「わっ、わかりました…」


 何考えているんだよ!このクソジジイは!僕は疲れているんだぞ!それに夜はいっぱいヤりつくさなきゃストレスがたまって仕方ないだろ!クソッ!


………。

……。

…。


 





 その夜、クリステルやシュー、エアロと足腰立たなくなるくらいイかせて中に大量にぶちまけてやった。スッキリするわ!!そんな時はルイスの泣きそうな顔を思い出しながら、こいつらを犯しまくったらスッキリするんだ!


 「はぁ…はぁ…んっ… わたくしは、何故ルイスに惚れてたんでしょうか…」


 「ぁあん!!兄貴なんてさっさと忘れてやれっつーの!はぁっはぁっ!!」


 「あっ!!もうあの人の顔なんかわすれまし…たぁ…はぁはぁはぁ…」


 くひひ!!最高だぜ!うぉらあああっ!


………。

……。

…。




 

 

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