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大魔法使いフローラルの遅刻記録。  作者: 炭酸水。
中学2年生 第一学期 学校生活編
4/12

03. ダンジョン攻略と行きますか。

「いっっててててっ。」朝からちょっと苦しそうなマヨーナ。


「どうしたのマヨーナ…って、いてててっ。」フローラルも同じく。


「きっと、筋肉痛だよ!ほら昨日、魔塊石取りに行こうって鉱山に…」


「ぁああ、そのせいか。くそお、!」


「だから、言ったのにー。」


「じゃあ、今日はあまりはしゃげないね…。」と2人揃って眉を八の字にしていた。


実は、体調などは魔法の強さにも影響が及ぶ。

筋肉痛を治す魔法というのは存在しないから、今日1日は我慢になるのだろう。


「そういや、今日は遅刻しなかったんだね!フローラ!」


「いやぁ…、今日は朝から苦労しましたよー。」


「ぁあ、やっぱりそうなんだ…。」


「そう、やっぱり寝るのが遅刻の原因かなと思って。」


「…え?ってことは…。」


「ん?昨日からずぅーっと起きてたんだよ。」自慢げに言ってるがこの人は頭があるのだろうか。


「えぇぇぇぇ!!いやそこまでする?」


「まあ、それなのに、遅刻しかけたんだけどね。今日は魔導書に夢中になって…」


「ぁー。それは危なかったね…」



『一・二限目 ダンジョン実習』


やってきたのは、山奥に生成された世界遺産とかの遺跡のようなところ。


「生徒のみんなには、このダンジョンを攻略してもらう!」

「目標は最深部にある、魔導書保管庫から魔導書を一冊持ち帰ること、だ。事前に許可は取ってある。暴れても、破壊してもなんでもありだ。」


生徒たちは騒つく。


「なんでもありだって?」「ちょっと怖くなってきた…」

「事前に、許可取れば良いもんなんだ…」「楽しくなってきたあー!!」


マヨーナたちは楽しそうな顔ではない。

「よりによってダンジョン攻略…。」

「筋肉痛だってのにぃ…!」


そんななか、ある1人の彼女らより年上のガタイの良い金髪の男が呟く。


「なんでもあり?ふざけやがって。怪我人がでても知らねえぞ。」

彼の周囲の空気が歪む。


「なんで争う必要があるの?」おっと、フローラル。それはツッコまないほうがいいぞ。


「ちょっフローラ?!」マヨーナは慌ててやってくる。


「ああん、誰だ貴様は。」なぜよりによって、こんなイカついやつに声をかけてしまったのだろう。


「フローラ。ただの魔法使いだよ。」さすが、大魔法使い。びくともしない。


「ふん、顔は覚えた。覚えとけ。」良かった。立ち去っていった。


「はあぁ…なぁんで、あんなやつに声かけたの?」マヨーナの言うとおり。


「ちょと、だからなんで、争う必要あるのー?競争とかそう言うのじゃないのに。」フローラルはまだ言ってる。

「あいつ、魔力量は周りよりかは多い。」


先生から追加の言葉。

「ぁあ、言い忘れていた!今回、魔導書の冊数は限られているので、生徒同士競い合うことになる。」

「まあ、皆敵同士だと思ってくれて構わない。」


マヨーナは心配そうな顔をする。

「ぇえ、こ、怖いな…」


フローラルは面倒臭そうな顔をする。

「ぇえ、ま、いっか。大丈夫っしょ。」


そういえば、実はナレーションを務めている私にも名前があるのだ。


先生が合図を出す。

「では、よーい…スタートッ!!!」


皆一斉に動き出した!走って急いでいる人もいれば、友達とワイワイしながら向かっている人もいる!!

ということで、ここからは(わたくし)『ナレー・ション』が実況を担当して参ります!!


「それじゃあ、ダンジョン攻略と行きますか。」


「そ、そうだね。フローラがいるし、大丈夫だよね!」


そうして、2人もダンジョンの入り口を潜り抜けていった。

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