表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
25/35

24. 世界で最初に魔法を手に入れた人

次の日…。

テスト3日目。


「今日は予定通り、魔法実技の定期試験を行う。」

「試験内容を発表するね。」


マヨーナは呟く。

「今回は、ダンジョン攻略とかじゃなさそうだな…。」


フローラルとジークもマヨーナのもとへやってくる。

「そうっぽいなっ。」


「みんなには人工的に作られたゴーレムとの戦ってもらう。」

「今回はタイム測定でゴーレムが戦闘不能と判断されるまでの時間が得点となる。」


「なんか、いけそうだね…!」


「それは確かに。」


「これは余裕だ。あの時のレーラ先生に挑んだ時よりマシっぽいな。」


レーラは引き続き説明する。


「ただし、このゴーレム、クソ速いんだ。」

レーラは人より一回り大きいゴーレムを召喚する。


「気をつけてね。一応今回はゴーレムも攻撃してくる。」

「前の私との練習とはレベルが違う…かもね。」


ジークは汗をかく。

「や、やっぱ、余裕じゃないかもっ。」


「それも確かに。」


「なんか、ヤバそうだね…!」


「じゃ、出席番号順に、5フィールドあるから、5人ごとで測ろう。」


「まず1番から5番まで!」


そうして、魔法実技が始まった。


『ズシン!ズシン!ズシン!!!』


ジークらは生徒たちの試験の様子を見ていた。


「確かに速いなぁ。ゴーレムとは思えないっ。」


「そうだね。あいつは速さに特化したゴーレム。」

「逆に言えば速さだけが特徴のゴーレム。」


「あぁ、なるほどね。速さ以外は普通のゴーレムと同じぐらいってことね。」


「そ。」



フローラルは自分の手を見つめる。

レーラ先生と戦ったときに使った自作した魔法。


『魔法解析』


消費魔力量はなんと、100MP。

基本攻撃魔法は、10MPだから、この10倍にも及ぶ魔力量。


そして、この魔法を使うと、体にくる反動もやや大きい。

体力と魔力、両方一気に削られるのだ。


(魔力は別に良いけど、体力まで持ってかれるのはキツイな…。)


(使うとなると、きっとこれは最終手段になるんだろうな。)


(結論!連発は無理だな。)




以前レーラと話していたことを思い出す。

フローラルがレーラに勝ったあとのこと。


「ぁそうそう。あとこれも聞きときたかったんだ。」


「なんだい、次は。」


「先生、大魔法使いリヒトよりもって言ってたけど…、リヒトってどんな人なの?」


「はぁ…、それマヨーナさんにも言われたよ…。」

「大魔法使いフローラルよりも強い人だ。」


「私は強さを知りたいんじゃない。どんな人なの?」


「はいはい、大魔法使いリヒトは、」



「世界で最初に魔法を手に入れた人だ。」



「は!」

フローラルは急いで聞く。

「その人は?その人は今どこにいるの?」


「さぁな、だいぶ前に行方不明になってから、彼の姿を見たものはいない。」


「魔法秘密部隊でも知らない?ほんとに?」

フローラルは怪しむ。


「ほんとだよ。そもそも私たちより彼の方が魔法としての権力が高かった。」

「魔法のルールや法律を定めたのも、すべて彼が中心となって決められた…。」


「そして今の魔法体系の基礎を作ったとも言われている。」


「つまり、伝説レジェンドってやつよ。」


レーラは楽しそうに話していた。

「く〜!!カッコいいね!やっぱり、大魔法使いは違うなぁ〜!!」




「リヒト…。」


マヨーナは首を傾げる。

「どしたの?」


「いいや、何もないっ。もうそろそろジークの出番だ。見よう。」


マヨーナはワクワクしていた。

「そだね。」



ジークはもう余裕を持ってフィールドの近くで待機していた。


ジークらの前の5人の実技試験が終わる。


『ピッ』「7分23秒。君で終わりだね。」

「じゃ、次の5人!!」


「…!」


「いっちょ、頑張りますかぁ!」

ジークは軽く準備体操をして待機していた。


「そんな呑気で、試験いけんの?」

隣のフィールドの前にいる。

おそらく、ジークの次の出席番号の人だろう。


「君、最近よくフローラと話してるよな。」


「ぁあ?まぁそうだな。」


「フローラさぁ、なんか怪しいと思わへん?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ