14. VSジーク
お久しぶりです!2週間空きましたが、これから活動再開しますのでよろしくお願いします!!
フローラルは息を呑む。
「ちょっと、やばいかも。」
「「なになに!?怖い!!」」
「3分以内に先生に一撃でも当てれば加点だって。」
「でも、どの生徒も全然当たってないっぽい。」
フローラルは千里眼の魔法で見た先は──
「いいかい、3分以内に、私の体にかすりでもしたら、加点してあげるから。ちゃんと真剣に挑むんだよ。」
「じゃあ、1人目!!」
『ピッ』「スタート!!」
「おりゃぁ!」
『ドオォォォオンッ』
遠距離攻撃魔法だ。
素早く避けるレーラ。
「いくら、威力が高くても、当てなきゃ意味ないよっ。」
「クッソォ!!」
「これでどうだっ!?」
『ドォンッ』『ドオォンッ!』『ドオォオンッ』
次は近距離攻撃魔法だ。
素早く駆け抜けながら避け切るレーラ。
「もっと、魔力を集中させないと!」
「とりゃぁあ!!!」
さっきより、杖から放つ光の量が違う。
そして、射撃速度が速い。
『ドオォォオンッ!!』
砂埃が消えると、そこにはレーラの姿はなかった。
「くっ、ダメかっ…!」
『ヒッピー!』「時間切れです!」
「あぁあっ!ダメだったかぁ…。」
「いいや、最後の一撃はとても惜しかった。」
「威力もちょっど良く、とても正確だったよ。」
「もっと、鍛錬を積めば、立派になれるさ。」
「ありがとうございますっ!」
「ってことで次!!」
「──って感じだったっ。」
フローラルは慌てて説明する。
「な、なるほどな。油断できねえ…!」
「痛めつけられることはないから、そこは安心だね。」
「そういや、レーラ先生は大魔法使いリヒトよりも強いって言ってたけど、リヒトってどんな人なの?」
「さぁ、魔法歴史学ではよく出てくるけど、詳しくは知らないかな。」
マヨーナは意外そうにする。
「そうなんだ…。フローラでもあんまり知らない人…。」
「どんな人なんだろうなっ。レーラ先生に似てるのかなっ!」
ジークは想像を膨らませていた。
フローラル腕を組んで考え込み、呟く。
「でも、なんかこう…、親近感があるんだよな…。」
「はい、次!!」
レーラ先生の声が聞こえて来る。
「やべぇ、どんどん近づいて来るぞぉ!」
「誰から行くのこれっ!」
「だだだ大丈夫だよっ。ジーク、行っておいで。」
フローラルは急かす。
「おぉい!!」
3人がワタワタしている。
そしてついに、順番が来た。
「はい、次!!!」
ジークは恐る恐る進んでいく。
フィールドに入った。
「君はジーク君だね。さぁ、いつでも始めて良いよ。」
「君が動き出したら、タイマースタートするから。」
ジークは息を呑む。
そして、体制を変える。
「『緑裂瞬突』っ!!!」
尖り鋭い木の葉や枝がレーラを狙う!!
「ははっ、良いねぇ。」
レーラは華麗にかわしていく。
ジークはまだ予想外ではなさそうだ。
(まぁ、そりゃ簡単にはいかねぇよな。)
「ほっ!!」
ジークは遠距離攻撃魔法を使う。
「もっと!!」
「もうすぐ、1分経つよ!」
「くっ…。もっとだ!」
数々の遠距離攻撃魔法の光線がレーラに直進する。
「こんなものじゃないでしょっ?」
『ドオォオンッ』
『ドオォオンッ!』
『ドオォオンッ!!』
まだ余裕そうな立ち姿のレーラ。
「『然壊幹翠!』
地面から巨大な木の根が生えてくる。
「これでどうだ!!」
その巨大な木の根がムチのようにレーラを叩きにかかる。
(流石に簡単には避け切れないなっ。)
『ドオォオン!』
一本の木の根が叩きつけてくる。
「はっ。」
レーラはそれをうまく避け、その横になった木の根をジャンプ台にする。
それを勢いに残りの木の根も蹴りかわしながら、距離を取ろうとする。
『ドホッホオォンッ!』
そう避けて飛び跳ね、空中にいるとき。
レーラの真下の地面から尖った木の根が真っ直ぐと生えてくる。
「なにっ。こいつ殺す気かっ。」
『シュルルルゥドオォォオンッ!』
地面が揺れる。
順番待ちの生徒たちが息を呑んだ。
「やったか…!?」
大きな砂埃が舞う。
ジークの手は震える。
「まぁ…そうはいかないよな。」
砂埃が晴れる。
レーラは平然と動かなくなった木の根に座っている。
つまり、全て避け切ったのだ。
ジークはゴクリ。
「先生じゃねぇだろ。もはや。」
レーラは笑顔で言う。
「次は本気でかかってきなよ──。」
土日以外毎日投稿!!頑張っていきます!!!




