表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大魔法使いフローラルの遅刻記録。  作者: 炭酸水。
中学2年生 第一学期 学校生活編
14/14

13. 魔法鍛錬の授業

「なるほど。やはり、彼女でしたか。」


暗い部屋のソファーでくつろぎながら電話をしているレーラ。


「そう、彼女は、私たちが持つ、魔法の“知るべきでない事実”を見つけ出そうとしている。」


スマホから漏れ出る声はとても低くたくましかった。


「なんとしてでも、止めろ。良いな?-7(マイナスセブン)。」


「はい。食い止めてみせます。(ゼロ)様──。」


「あと、最後に良いですか?」


「なんだ、言ってみろ。」


「もし、何度も食い止めても、全くやめる気配がなかったが場合どうすればよろしいでしょうか。」


「その時は────。」




「ふぁあぁあ〜。」


フローラルはいつも通り眠たそうだった。


「それにしても、レーラ先生。本当に強いのかな。」


「ん、あの人は確かに強いよ。」


「なんで分かるの?あの時も『とんでもない魔力だ』とか言ってたけど…。」


「一応、みんな魔力を放っているんだよ。」

「その魔力のオーラがレーラは大きすぎたんだ。」


「レーラのオーラ…。なんかややこしいな。」

「でも、私見えないけど、どうやったら見れるの?」


「ひたすら見ようとしないと見えない。地味な努力が必要になる。」


「それは、キツそうだね…。」


「まぁだから見えなくてもなにも損はしないからっ。」


「んまぁ、そうだね。」


『授業 魔法鍛錬』


みんなは学校のグラウンドに集まっていた。


「ごめんね、早速僕が担当しちゃって。」


「できるだけ、楽しく授業するから。よろしく。」


一見は悪い先生どころか、良い先生に見える。


フローラとマヨーナとジークは3人でかたまっていた。


「あの先生、絶対めちゃくちゃ強いよな。」

ジークはコソッと言う。


フローラルはしゃがんで砂の地面に指で絵を描いていた。

「なんで、そう思うの?」


マヨーナも同じように思った。

「確かに、ジークも見えるの?オーラとやらが。」


ジークは全て悟りきったような顔をし、頭に手を当てる。

「ふっ…!」



「なんとなくだよ。」



「「いや、なんとなくかいっ…!」」


そしてレーラ先生の話を聞いてなかった3人。


「では、実際にやってもらおうかな。」


「へ?」


「やべ、話聞いてなかったぁ…。」


「どどどどうしようっ!」


3人はヨタヨタしている。


「ま、まぁとりあえずみんなに合わせれば良い。」


生徒のみんなは基本魔法の遠距離攻撃魔法の練習をしていた。


「いいね〜いい感じだ。」


レーラは生徒の現状の魔法の実力を見ているようだ。


「良かった。あぁ言う感じね。」


3人も位置につく。


「前に言った通り、杖の先端に魔力を集中させるんだよっ。」


「ぁあ、もう余裕だぜ。」


「もちろん!」



『ドオォォオンッ』



「お、そこの3人も、いい調子だね。」


「どうも。」


他にも、近距離攻撃魔法の練習や特殊魔法の上手い使い方の実践をした。


「それにしても、なんでフローラはいつも先生に愛想悪いんだ?」


「そうだよ。あんなに優しく接してくれる先生もいるのに。」


ジークたちはフローラに聞く。


「ん、もともと私は誰にでも愛想良くないでしょうよ。」



「「ぁあぁ、たしかに。」」


「納得するな。」


「でも、先生だぜ?できるだけ、媚び売るじゃないけど、ちゃんとしといた方が得だと思うけどな。」


「あの人に媚び売っても一緒だ。」


「なぜ?」


「あの人はひとりひとりの生徒の分析をしている。」


「え?前、俺の分析をフローラがしていたみたいに?」


「そう、この子は何が得意で何が苦手か、もそうだけど、」


「魔力のオーラの安定さとか、魔力抽出量の微調整とかで、」

「ちゃんと努力をしているのか。または、サボっているのかも分かるんだ。」


「だから、頑張っている人には、媚び売らずとも、分かってくれる。」

「でも、なにも努力もせずだらしなく生きてたら、いくら媚び売っても、それなりの態度でしか対応されない。」


ジークは微笑みながら言う。

「いくら魔法が苦手でも、努力していたら、その事はちゃんと分かってるって感じなんだな。」


マヨーナもなにかホッとした様子で言う。

「仕事できる先生って感じだね。」


「まぁ、そうだね。」

「私はレーラ先生ほど分析には長けていない。」


「他の生徒たちが別の練習に移っていってる。私たちも行こう。」


「おう。」


そう言って3人は次の練習ゾーンへ進んで行った。


「んあ?」


みんな一列に並んでいる。


「すごい列だな。この先何があるんだ?」


「ちょっと待ってね。」


フローラは千里眼の魔法で遠くを見る。


生徒はみんな、ソワソワしていた。

レーラ先生は何か言っている。


「ぇっ。」


「なんだったの?」


フローラルは息を呑む。

「ちょっと、やばいかも。」


「「なになに!?怖い!!」」

※いつも読んでくださっている皆様、今日から二週間ほど休ませてもらいます。活動報告で報告させてもらっているんですが、ここでも伝えておきます。今後ともよろしくお願いします。


炭酸水。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ