表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺がラスボス?  作者: いぬちく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

53/72

49 お買い物1日目

ラキアに到着し、宿も確保した。

さて買い物開始…と思ったのだが。


「ハルさん?お店入らないの?」

そう。街に繰り出したもののハルはどこかのお店に入ることもなく、ただ街中を歩き続けるだけなのだ。


「んー?今日はとりあえずどんなお店があるのか見てるんだよー。あ、ユウキ入りたい所あったら入っていいからね?」

「今日は買わないってこと??」

「んー。これだ!ってお店あれば買うかもだけどー。あー。こっちにすれば良かったー。とかしたくないじゃん?」


なるほど。別にそしたら両方買っちゃえば?とか言いたいけど地雷だと困るので黙っておこう。

しかしつまりは、街の店全部回るってことか。

そこそこ広いぞ?


それから日が暮れるまで数時間歩き、

宿に戻るのであった。

クロネコ亭も食事が食べられるタイプだったので夕飯はクロネコ亭で。

トオルさん程では無かったがそこそこだった。


「ふー。ハル明日買い物する店は決まったのか?」

食事を食べ終わりハルに聞いてみる。

「買うかは分かんないけど見たいお店は何個かあったよ!明日は試着して回る感じかなー。

「…買うわけではないんだ?」」

「そうだよ!失敗したくないからね!ユウキは何かあった?」

明日も歩きそうだなと思いつつ…

「俺はトオルさんに聞いたお店を見てみようかなって。」

「あー。武器のお店だっけ?」

「あぁ。この先何があるかわかんないしな。」


トオルさんから聞いたお店はエスト…装飾品の店だ。だけどハルに伝えてあるのは武器の店。

そう。俺は今回ハルにサプライズをしようとしている。

二人で買うのもいいんだけど…。

こっそり買ってプレゼントしたいなと。

そのまま告白…はしないつもりだ。

好きだって伝えたいとは思ってる。思ってるけど…。

きっと別れがあるから…な。


問題はどうやって別行動するべきか。

なのだが、それもトオルさんに習った流れで行くつもりだ。…人に教えて貰ってばかりだな。


「じゃあハルがミンクを見てる間に俺も見てくるね。」

「はーい。別にユウキ一緒に入ったって良いんだよ?」

ミンクと言うのは…そう。女性用下着のお店だ。

「いや、勘弁してくれ。それはキツイよ。」

「ふふふ。照れてるんだね?」

「照れるってか恥ずかしいよ。どこ見ていいのかわからんし。ほら、そろそろ買い物行くぞ。」

「はーい!」


そう言って黒猫亭を出る。


〜〜

「ユウキこれはどうー?」

「おー似合ってるよ!可愛いじゃん!」

〜〜

「ユウキー。これとこれどっちがいいかなー?」

「んー。こっちの方がハル似合いそうなんだ気がするなぁ。」

〜〜

「ユウキーこれ色どう思う?」

「うーん。ピンクもいいけど青かなぁ?」

〜〜

「これユウキに似合いそう!」

「帽子か。こっち来る前は被ってたんだぞ?」

「そうなのー?いつもスーツしか見てなかったからなぁ。」

〜〜

以上一部分抜粋。

疲れた…。タリスから全力疾走した方がまだマシかもしれん。

…身体強化するべきだったか?


「さて、じゃあお昼ご飯食べたらミンク行ってくるね!一旦別行動だね。待ち合わせは…広場のスタボで良いのかな?」

「あぁ。先に着いた方はそこで待ってよう。しかしスタボって絶対オーナー来訪者だよな?」

「ねー。別に違う世界なんだし、同じ名前にしちゃえばいいのにね?」

「だよな?まぁいいや。じゃあハルまた後でな?」

「うん。…なんかちょっと寂しい…。」

「まぁ別行動って無かったからなぁ。…変な大人に着いていかないようにな?」

「そんな子供じゃありませーん!…ふふふ。じゃあまた後でね!」


ハルと別れた。よし。エストへ向かおう。

〜〜

エスト到着。ハルの行っているミンクは違うブロックにあるので会うことはない。

店内に入る。

さぁ。ハルへのプレゼント何にしようかなぁ。


ブレスレットは…腕輪着けてるし。

ネックレスか指輪…か。

いや指輪は重いか?

デザインは…ん?効果?あぁ流石異世界か。アクセサリーには特殊効果の付いてる物もあるんだな。

そーか。ハルを守ってくれるのもアリだな。

んー。どうしようかなぁ。


「何かお探しでしょうか?」

1人で悩んでいると店員に声をかけられた。

まぁそーなるよね。


「あ、いやプレゼントを探してまして。何がいいのか全然わからなくて…。」

「なるほど!彼女さんですか?」

「あ、いや彼女では…ないです。旅の仲間と言うかなんと言うか。」

「ふふふ。先程から拝見させて頂いてましたが、そこまで真剣に悩まれるぐらいですから、大切な方なんですね。」

「…そうですね。20歳ぐらいの女の子に人気のあるのはどの辺ですかね?」


「そうしますと…この辺りですかね。マジックアイテムでもあるので身につけるとサイズは調整されます。」


そう言って指し示されたのはネックレスと指輪の入っているショーケースだった。


「…指輪って重いですかね?」

「お二人のご関係がわからないので難しいですが…。お二人で旅をされてるのですよね?となると知り合いと言ったレベルの関係ではありませんし、重くは無いかと。」


まぁ最近のハルの感じからも嫌われては…いないと思う。

「じゃあ指輪かな。デザインかぁ。………あ、この宝石付いてるのいいかも。」

それはシンプルなデザインで小さいが緑と赤の宝石が埋め込まれてる物。

「そちらは風と火の属性を持つ石を埋め込んであるものですね。若干ではありますが、それぞれの魔法の効果を高めてくれます。」


お。風と火なんてちょうど俺達の適正じゃないか。


「ちなみにこちらの指輪はペアリングとしても購入可能でございます。」


あ。そーなの?え。それってどうなの?


「それは…流石に…えー。どうしよう。いや、とりあえず1つでお願いします。初めてのプレゼントなんで。いきなりペアリング買ったよ!はちょっと。」


「初めてなんですね!それは確かにそうかもしれませんね。ではこちらお1つお買上げですね。ありがとうございます。包装は全力を込めてやらせて頂きます!」


なんか店員さん気合が凄いな…。


こうして指輪を購入した。


ハル喜んでくれるかなぁ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ